ふつうっぽい日記
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2009年06月18日(木) スズメとバッタと子どもたちと私

今日の昼休みの出来事。
外遊びを一段落終えて、職員室に戻ってすぐ。
4年生の男子が担任を呼びます。
「先生!教室にスズメが入って来て大変です!ちょっと来て下さい」

担任は「べつにそのままにしておいても窓を開けていたら逃げていくから騒がなくていいの!」

別の女子も、やってきました。
私に気付いた男子と女子が「先生でもいいから来て下さい!」と、手を引かれて教室へ。
キャーキャー言って、4年生各学級の勇者達が長い棒的なものを携え、試行錯誤。
多動的な傾向にあるA君が慎重に棒の先にスズメをのせました。

しかし、すぐにスズメは教室内を旋回。
騒ぐ子ども等。
スズメは同じ場所に戻って来ました。
ちなみに前方の学級の目標が掲げられているあたり。

同じようにA君が棒の先に載せました。
ゆっくりと運動場側の窓に連れていきました。
その姿はプロの「スズメ使い」(そんなものは多分ない)

スズメは外の広い世界に無事に飛び立っていきました。

その後、一瞬間があったので、私はA君に向かって拍手をしました。
すると、見ていた子どもたち数十人も歓声と拍手喝采。
近くにいた女子と軽く抱き合って、事態が落ち着いた安堵感を共有。
拍手をしながら、私はその教室から退場しました。

何はともあれ大きな騒ぎにならずに(けが人が出たり、スズメが傷ついたり)せずによかった 。

私は何もしていませんが、とても素敵な時間を共有できた充実感がありました。おそらく、子どもたちは得意げに担任に一部始終を語るのだろうな、と思われました。

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帰宅時の出来事。
マンションのエントランスに入ると、小学3年生くらいの少年が1階の椅子がおいてあるところにいて、「こんにちは!」と挨拶してきました。
私も習慣で、学校で子どもに挨拶をされた時のように挨拶。
テーブルには土と草が入った水槽が置かれてありました。

これまた習慣で「それは何ですか?」と質問。

少年:「バッタです」

私:「飼育委員会の仕事?生き物係か何か?」

少年:「いえ。教室でバッタを育てていて、観察が終わったので、持って帰りたい人が持って帰っていいということになってボクが持って帰って来たんです。」

私:「そうなんだね」

会話終了。
私はエレベーターにのり帰宅。

今日はなんだか素敵な1日を過ごせました。


KAZU |MAIL