ふつうっぽい日記
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2009年04月28日(火) 36歳、喘息という診断結果

「喘息」と、検索するといろいろな情報が出てきます。

家族に「咳がたくさん出るから病院に行ったら喘息との診断だった」と伝えたところ、数人は淡々とした反応(「花粉症も自分はならないと思っていたけどなったし、そういうものみたいだね」的)数人は極端な想像(妄想)による反応でした。

長年つき合う「持病」や激しい「発作」のイメージがあるようでした。
(私もそうだったけど)

数ある情報から、分かりやすい表現を抜粋しました。↓

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ぜんそく(喘息)とは、慢性的に気道(のど、気管、気管支などの空気の通り道)に炎症が起こる状態をいいます。炎症を放っておくと、徐々にぜんそくが悪化します。
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炎症が起こると、咳き込みます。
炎症の度合いが激しいと、多分、その咳き込み具合は激しくなります。
気管支とか喉は、見えない場所なので、炎症と言われてもピンとはきません。
炎症が起きているかどうかの一つの決め手は採血の結果で分かるようです。
白血球が多いと何かしらの菌と身体が闘っている証拠になるようです。
炎症を起こしているサインだと思われます。
痰(たん)に血が混じったりするとまた別の病気の疑いもあるようです。
痰を伴う咳と乾いたような咳とでもまた切り分けがあるようです。

私の場合は、なんだかゼイゼイと痰の音がするのだけど、「もう少し」というところで出ない感じ。勢いをつけて、カーッとするけど声だけが辛そうに響いて吐き出されない。
これはのど(気管支)が狭くなっているからだと思われます。

ここでまた、情報の抜粋です。

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気管支喘息患者は健康な人に比べて気道の粘膜が赤く腫れたり、気道の表面を覆っている細胞がはがれて少しの刺激ですぐに気道が収縮したり、また粘液(痰)が多く出ることによって気道が狭くなります。
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なるほど、咳き込むことで気道の表面が炎症で膨らんだり不安定かつ痰も出ようと頑張ってるし、さらに呼吸をしようと頑張るので呼吸困難な状態にもなるわけですね。
胃に繋がる部分も場合によっては妙な呼吸の力で動揺して、胃液の一部も吸い上げられてしまうのも納得です。


気道の炎症につながる原因としては、

・タバコ
・アレルゲン
・ウィルス感染
・精神的ストレス

なんだそうです。
これまた目に見えないものたち。
よく分かりません。

原因を追及をしたい!というよりは、とにかく実際に起こっている辛い身体の反応である予期せぬ大量の咳き込みをどうにかしてくれ〜〜〜〜という気持ちで私は医者に相談しようと決断しました。

例えば、決まった時間に咳き込むことが分かっていたら、その時間に人に会わないようにしよう、とか出来るのかもしれません。

でもね…
寝る時は出来るなら苦しみたくない訳ですよ。
そして、食事中に闘いたくない。暴飲暴食や胃腸を壊していて、吐くのはあるいみどうしようもありません。
でも、咳き込んだ結果として少量でも吐く…というのは、なんとも不本意というか切ないのですよ。

もしかしたら、「別に、平気」という強靭な人もいるとは思います。

でもね…
私は嫌です。

咳き込む結果、気道が狭くなるような感じなので、気道を広くするお薬が処方されました。
これによって、咳き込む確率も多少下がります。
気道を広くしつつ、咳を予防するようなお薬を定期的に「発作」(咳き込むこと)に先回りして処方しておくことで、コントロールすることが今の私のするべきことのようです。

「吸入」という特殊な方法で気管支にダイレクトに働きかけるお薬。
よく出来ているなぁ…と感心します。
笛を吹くみたいな(正確には吸うのですが)感じです。
細かい粉薬のようなものを吸いこむ動作です。
しかし、口の中に粉が残るのはよろしくないらしく、「吸入」の後はうがいをすることになります。

気道を広くする薬と、喘息予防の薬の2種類が「吸入」タイプで処方されました。順番があって、気道を広くして、予防の薬です。
粉の入った薬は、「ディスク型」でディスク1枚に4回分が並んでいます。パッチンとして中身を出すという作業は、吸入器にプラスティックの針みたいなのがついているのでその部分でします。
吸入直前に粉が入っている部分に穴をあけると、吸い込み部分に粉が下りてきてスタンバイOK。
ふぅーっと空気を吐き出して、吸入器に口をつけて深く吸い込みます。
この時、粉の存在感はほとんど感じません。

吸入器の大きさは…
水戸黄門の印籠くらいの大きさかな(なんていう表現!)


吸入薬の特徴としては、気道(病変部位)に直接作用するので少量でOKということ。飲み薬や注射は全身に行き渡る効果をねらったもの。


さいごに喘息治療はいつまで続ければいいのか?
情報より抜粋。

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たとえ症状がなくなっても、長く続けることが基本。
ぜんそくは、高血圧や糖尿病などと同じ慢性の病気。
よって、基本的には治療を長く続けていかなければならない。
しかし、薬によってぜんそくを上手にコントロールすることができれば、気道の状態を観察しながら、医師の判断により、薬を減らしていくことも可能。
ただし、ぜんそくを起こしやすい体質は変わらないため、一度治っても再び悪化することがある。
自分で勝手に判断せずに、医師に相談することが必須。
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