ふつうっぽい日記
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2008年03月14日(金) 3月も中旬〜「将来の夢」について

別の日記的な空間にも載せている内容をこちらにも書いておく。
(文体は、丁寧語風な表現。つまり、不揃い)


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みなさんの関わっているコト(お仕事orライフワークと呼べるもの)。ソレは、描いていた夢の実現でしょうか。
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久しぶりの日記です。
本当、3月って早いですね。
学校活動も大詰め。
といっても、忙しいのは現場のホンマの先生方。
卒業式で中心的に動く管理職や6年生の先生方はとくに、険しい顔をしてあります。喜ばしいことではあるのでしょうが、事務的にこなさなければならないこと、諸準備等々。邪魔をしないように、でも、残りわずかな学校生活での支援ボランティアとしての関わりのひとときを楽しんでおります。

支援で関わっている学年の、3月の学年だよりを記念(思い出の一つ)としていただきました。
てっきり、学年主任の先生が仕切って編集してあると思っていたのだけど、PTA活動の一つらしく、保護者の方々によるものでした。

その内容は「将来の夢」。
学年の担任の先生からの1年間を通しての気持ちや進級に向けての励ましのメッセージも載っています。
ミニ文集みたいな感じ。3行くらいの小さな枠だけど、子どもの直筆で「将来の夢」が書いてありました。

面白いもの、印象的なものを部分的に紹介。
(本当はひらがなで書いてあるけど、漢字に変換しています)



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「私は大金持ちになりたいです。理由は、高級な物が買えるから」


「私はマンションに住みたいです。理由は今、一軒家に住んでいるから」


「僕は東京に住みたいです。面白そうだから」


「僕の将来の夢は、プロ野球選手です。理由は絶対になりたいから」


「将来やりたい事は色んな国に行ってみたいです。どうしてかと言うと心に残るから」


「私は絵描きさんになりたいです。なぜなら、上手に絵を描きたいから」


「僕は、歯医者さんになりたいです。訳はお父さんが歯医者さんの仕事だから」


「家を建てる仕事をしたい。訳は、家が狭いから」


「僕は、大きくなったらパイロットになりたいです。訳はお母さんにも勧められているし、韓国の友だちのところにも行けるから」


「私は、保育園の先生になりたいです。理由は、妹の世話が好きだから」


「私は美容師になりたいです。わけは、お母さんが元美容師だったから」


「僕は、お笑い芸人になりたいです。訳は皆を笑わせたいから」


「私は、人をハッピーにする仕事に就職したいので、アイドルになりたいです」


「私の将来の夢は、ケーキ屋さんです。訳は家庭科が好きだし、自信があるから」


「私は大工さんになりたいです。訳は、家族に家を建ててやりたいから」


「将来の夢は決まっていません。好きな仕事につけるように頑張りたい」


「僕は、ゲームクリエーターになりたいです。ゲームが好きだから」


「僕は、トレジャーハンターになりたいです。理由は冒険や宝探しが楽しそうだから」


「僕は、将来獣医になりたいです。その理由は猫(自分の家の)が、乳がんで死んだから」


「僕は、野球選手になりたいです。理由は遊びで興味を持ったから」


「私の将来の夢はパン屋さんです。なので私は、色々なパンの味を確かめています。将来に向け、頑張りたいです」


「料理人になるのが、将来の夢です。理由は料理が上手ってお父さんに言われるから」


「僕は将来、サッカー選手になりたいです。理由はサッカーが好きだし、サッカーを習っているから」


「私は将来、人の命を救うために医者になります」



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この冊子が配られている帰りの会のひととき、私はある男子児童が尋ねてきました。
「先生の将来の夢って何だったんですか。」


「先生?…先生…」


彼は大きく目を見開いてしばし固まっていました。


でも、私にも色んな時期に色々となりたい職業はありました。
子どもの様に書くならば…



「パン屋さん。理由は、パンを紙の袋に入れてクルクルねじるのが楽しそうだから」

「レジの人とかエレベーターを操作する人。理由は、ボタンを押すのが楽しそうだから」

「ピアノの先生。ピアノが好きだから」

「小学校の先生。黒板に字を書きたいから」

「中学校の理科か数学の先生。理科は実験が好きだし、レポートを書いたりするのが得意だから。数学は男の先生が多いので、なんか女の先生だったらカッコいいから」

「小学校の先生。わけは、お母さんからお母さんの夢は小学校の先生になることだったと聞いたから」

「カウンセラーの人。いとこが心の病気で入院したから」

「眉カットをしたり、お肌のお手入れをアドバイスする人。眉毛が繋がっていたのに、バカにしたり呆れたりせずに眉のカットのコツとかを教えてもらったとき嬉しかったから。なので、他の眉毛が繋がっている人や肌のお手入れの仕方がよく分かっていない人に少しだけ教られるようになりたい。少しだけと思う理由は、他にもしたいことがあるから」

「皮膚科のお医者さん。近所のおばちゃんが肌荒れで悩んでいたから」

「パソコンを教える人。パソコンを触るのが好きだし、教えるのが好きだから」

「学校の先生のお手伝いをする人。先生はたくさんすることがあるので役に立ちたいから」

「困り感を抱えている子どものお手伝いをする人。理由は、子どもの発達に関心があるし、個との関わりのひとときに充実感を持つから。」



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現実、未だに迷走中。
タイミングとか縁とかその過程も含めて、これからの人生を楽しみたい。


KAZU |MAIL