明日の昼、大阪に「戻る」。
夫のいるところが本来の場所ならば、福岡を離れるというべきか、福岡に行くというべきか。

今日は、朝７時１５分に起床すべきが、目覚ましに気づかず、夫の目覚まし（７時半）で起きた。あわてて、お湯を沸かし、インスタントのスープを作ってかしわ飯を温めた。
そして、夫を起こした「本田美奈子が死んだって」と（敬称略）言うと、飛び起きた。実は、彼女には二度偶然に会ったことがある。会ったといえば、プライベートっぽいがそうではなく、チャリティコンサートだかインストアライブとかそういうイベントで歌う彼女を偶然見ただけなのだが。
二度とも、すぐにそれが彼女だとは気づかなかった。そんなに気楽に、見られるものじゃないと思っていたからだ。
二度目に見たときは、クラシック系というかアカペラで歌っていた。
もう、偶然にも会うことはないんだと思うと、偶然なんて軽くいえないとさえ思う。

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今回、福岡に１週間ほど滞在している。
やはり、妙な気持ちはぬぐえない。
「来週、会えるからいいじゃないか」という会話も慣れてはきたが、どこかで「こんな生活は終わらせたい」とギリギリのところで我慢している自分がたしかにいる。
「１年後、絶対に大阪に戻れるって言われたらどうするか」という「絶対」なんてない。「１年後、大阪に戻れるというのは約束できない」と推測でも言われたほうがすっきりする。
とはいえ、これらの思いを夫にぶつけたところで夫には悪いところがあるわけではなく、会社も嫌がらせをしようと思ってそのようにしてはいない。
ちょっとした潔さがあれば、振り回されてみようじゃないか！という勇気、度胸、寛大さがあれば実は軽く乗り越えられる問題で、どうしたら、どのような状態がお互いに精神的に苦痛ではなくなるという答えはわかっている。
だからこそ、悔しさは大きい。

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クスッと後から思い出し笑い。
「移動（往復）だけで８時間かかったね」というのを「１袋８０万以上するもずくがあったらコワイよね」と聞き違えたのは私だ。「８」だけ正解！
JRに乗っていて車内を車掌が「乗り越し等、ご用のある方はございませんか」というようなことを言って歩いていたであろうその台詞を「スキンヘッドを奨励しております」と聞き違えたのも私だ。
どう聞き違えたら、そのようになってしまうのかは分からない。
強引に言葉を繋いで、それを言葉にしてしまう私も悪い。
でも、反省はしない。

KAZU ｜MAIL