ふつうっぽい日記
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2005年04月27日(水) |
レースのカーテンを洗った |
天気がよかったので、思い立ってカーテン(レースのみ)を洗濯した。 3回回した。 本当は2回でよかったのかもしれない。 リビングのカーテンがかさ張る上に、一度洗っても黒ずみが気になったので2度目は少し長めに漂泊をしたのだ。 やはり、漂泊した後も、黒ずみが気になった。でも、妥協してカーテンレールに通して自然乾燥させた。 つるされたそれは、特に黒ずみは気にならなかった。 “ちゃんと”白くなっているように映った。
昼過ぎまで洗濯物関係に費やした。暇だからではない。思い立った上での家事の流れではあるが、だいたいこういうのは気がのったときに手をつけるのに限る。正社員とかそういう仕事が中心の日々ではないからこそできるのだ、と言われたらその通りだが。
午後からは、今週、来週の予定を考慮すると、今日美容院に行ったほうがよさそうと判断したので、急だったが、とりあえず、1年半くらい通っている近場の美容室に予約の電話を入れた。 「1時間後の3時から、いっぱいですかね?」と、少し皮肉をこめて尋ねると「大丈夫ですよ」という声が聞けた。 例のように「担当の希望は?」と言われたが、今日は「男性の方に。前回がそうだったので」とおどおどすることなく希望を告げた。 電話の女性は、淡々とそれを受け入れた。
3時2分くらいに家を出た。3時からという予約を入れながら、少々なめている客、私である。 美容室は1名の客がいた。でも、もう、仕上げに入っていて、5分くらいして呼ばれた。 とりあえず、鏡の前に座らされて、どのようにするか決めた。 何度か美容院ネタは日記に書いてきているが、私は、計画的に(例えば1週間前とかから)美容室に予約を入れるタイプではない。いつも思いつきなのだ。 今日の思いつきは、少しイライラしていた気持ちも手伝っていた。 「前髪鬱陶しい!そして、なんか半端に伸びてきているし、このハネは何だ!」具体的にどうしたいかとかそんなのは、どうにでもなると思っている。 たしかに、かつてどうにでもなる!と開き直りながらも、出来上がったヘアースタイルに苦笑した事もあった。 でも、それはそんなにあることではないし、その1回きりで、だいたい許容範囲というか、逆に、期待よりもナイスな仕上がりになることが多い。
私が今日言った(しゃべった)のは「ある日突然、ハネてきて気になってきた。そして、前髪が、こんな感じなので」くらいだ。 「前回のは、好評だったでしょ?めっちゃ、可愛かったデスモン」と、店長と思われる美容師は言った。 ぷっ… 可愛いってアータ。多分、店長よりかは私は年上だと思うんだけど。 ま、いっか。 「ソーか、ソっか。じゃー、今日はこうしてああして、こんな感じで〜おまかせってことでいいですか?」って。いろいろ説明するこだわりもないし、とにかく解決されればよかったのでなるべくだるそうに見えないように「はーい」と返事をしておいた。 私は進んでトークはしないので、言われたことだけ相づちを打ったり、返事をする。できるなら、爆睡したいとさえ思った。 「準備がありますので、雑誌を読んでお待ち下さい」と、雑誌を渡されるも、2冊とも3月とか4月初めの情報で(読み始めてから分かった)、3月にカットに行った時に読んだぞ?と確証できそうな雑誌が内1冊。「○○1週間」という雑誌を手に取った。 「GW特集〜!ラブホ情報も満載!」という赤面しそうな文字もあったが、それを選んだ。グルメ情報やドライブ情報にへぇ〜と思い、「星占い」のページで、それが古い情報誌であったことに気づかされたのだった。後半はテレビ番組表になっているので、それはそこで閉じて、前回読んだかもしれない方の雑誌を手に取った。やっぱり、読んだことがあるモノだった… 美容院といえば、週刊誌(最新)でしょう?と思うのは贅沢なのだろうか。 ま、いいけど。
気づくと、おまかせのロットが髪にまかれ、時間を置くというひとときも苦痛なく(読んだことがある雑誌だったくせに)過ぎた。 「流しまーす」という誘導に従って、シャンプー台へ。 子連れの客なのか、その子ども自体がカットを待っているのか、私がシャンプー台でロットを外されている間、近くで「何してるのぉ?」と見られていた。店員は、無視。(それでいい。) 外されたちゅるちゅるの髪を見て、爆笑や苦笑することを期待したが、その子もまた無言だった…
結果、悪くはない出来になった。 「また、前髪鬱陶しくなってきたら、来てくださいね。」と送り出され、さっさと家路についた。 美容室からウチまでほんの何百メーターくらいだが、強風が吹き、玄関を開けて映された私の頭は、いろんな方向に盛り上がっていた。
明後日の今頃は確実に、夫はココに来ている(予定) 不思議な感覚だ。 (嫌なのか?:予想される夫の声) (違うよ!:予想される私の声)
2005年04月22日(金) |
10日、そして1週間。 |
一人暮らしを始めて、10日余り過ぎた。 初めの3日くらいはたしかに、ちょっとしたことで、寂しさが溢れ、息が詰まりそうだった。 今は、平気といったらウソだが、早くアナタのところに私も行きたいというよりは、できればココに落ち着きたいという希望が増したような感じだ。 仕事に関しては、半年くらいかけてペースダウンすることを意識しているのだけど、現実はそうハードではないにしろ、これから自分のペースをどんどん作っていく美容部員のタマゴさんの育成、フォローに純粋にささげたくなっている。 跡継ぎとか後釜とか、そういう狙いではない。 偶然に、彼女等が現れた(タマゴさん) でもどこかで、もしかしたら私のココでの仕事も託していくのかもしれないという見通しは持っているのも素直なところかもしれない。 悲観的観測ではないけど。 考えたらきりがない。特に、私の場合は、いろんな妄想が交差する。 最低限の人に自分のいまある立場を伝えたら、もう、あとは自然体で行こうと潔さも持っていたいと思うようになってきている。 よって、私の事情を知る人間が第三者(私の知らない人も含め)に同情も含んで世間話の一つとして私のことを語るのは、自分が巻いた種、選んだ対象だが、だからこそ?複雑と言うか疲れるところがあった。
1週間後、久々に夫が我が家に戻ってくる。 3週間以上も「自分の家」から離れて一時的に戻るというのはどんな感覚なのだろうか? 確実に、職場に近い1LDKでの暮らしが長くなる彼にとって。 「とっとと、ココ売っちまって、一緒に暮らすか?!」と私が思うよりも早く決断が下されるのだろうか? また、これがいい環境となって、新しい家族が増えたということになったら、果たしてどういう生活になるのか?大部分をココでそれでも暮らして実家に行って、そして、どうなるんだろうか?まだ事実もないことでも、そんな感じでグルグル頭の中では思考が巡る。 しかし、それは何日も頭の中に滞在はしていない。 結局、とりあえずは「今」を中心に回っている。 それも都合よく。 しかし、自然に。 「あのお宅は土日もご主人がいないから、気楽だからお邪魔しちゃおうかしら」っていう流れになるのも、ホントは嫌なのだ。(親しい友人は別として)よほど、前から予定を組んでいたというなら別だが、土日は一人とはいえ、自分ペースで過ごしたい。 そして、一人だが、週末は晩酌を楽しみたい。 たとえ、涙もろくなる夜になったとしても。
今晩は、金曜の夜。 少し、ヘロッとなるくらいまでオヤジのように飲みたいが、明日は、午後から仕事絡みでお客さんが来る。 タマゴさんが来る。 お願いして動いてもらっているわけではないけど、協力できることはしたいと思っているし、見知らぬ人を招きいれるわけではないから。 お決まりのように、「ご主人は?」から始まるか「聞いたよ、ご主人のコト」という言葉が出るのかは分からない。こちらが思うほどでなく、事務的にしかるべき内容が進んでいくだけかもしれない。 明日は、監督というか助言する立場なので、気楽には過ごせるとは思う。 ウチが会場だけど、タマゴさんを主役に過ごせたらいいなと思っている。
1週間後を励みに、頑張るぞ!
「もう、食べ出したら止まんなくなってね。それが、これ。それで、これ。」と、私が「ストレスで?」という言葉をさえぎって彼女は言った。
彼女に夫の転勤のことを言うと、彼女は離婚した友達のことや、また、自分が多少離婚に対してシュミレーションをしているということを熱く語った。 脇には、元気で遊ぶ二人の子どもがいた。 ご主人とは付き合った時期も含めると9年目とかで、彼女曰く区切りの時期、そういうことを思わざるをえない時期だと。 去年の11月から休みらしい休みが無く、夫婦らしい会話も減ってきたと言う。減ってきたというか、減らそうとしているところが彼女にはあるようだった。育児ノイローゼとかそういうのとは無縁な感じではあるが、離婚していく友達の姿もあってか「結婚ってなんでするんだろう?」という疑問を持っているらしい。
そんな疑問を頭に漂わせている彼女に、私の夫の転勤話は彼女にしてみればそれは幸せなラッキーなライフスタイルのようだった。 でも、もちろん彼女とは家族構成も違う。 彼女は自分から離婚してと言うつもりはないらしいが、もし万が一言われたときのために、いろいろとシュミレーションをしているのだという。 それが、ストレス解消になっていると言っていたので、切実という訳ではなさそうで少し安心した。 「私にはもう、夫には愛なんてものはないね。健康な子どもが持てたことに関しては感謝はしている。もしも、そうなったら、慰謝料も養育費もいらない。そうなったら、とにかく関わりを持っているというのと離れたいから。 …友達みたいな人と結婚したいな。結婚したかった!じゃないよ。本当に、そう思うわ。なんで、こんな人と結婚したいなんて思ったんだろう。…」
7割聞き役で、話が後半、ちょっと間ができたところで、私のやっている仕事についてさらっと語った。いろんなシュミレーションでストレスを解消している彼女の感情の波に、果たして美顔というのはどういう位置づけがされるのか分からなかったけど、私の近況も兼ねて美容冊子を置いて帰った。
私がとりあえず、夫の赴任先から“別荘”に“出張(わりと長期)”する日に彼女からメールが来て「今度、上の子がいない時間に、お手入れをしてね」とあった。彼女なりのシュミレーションの中に、そうなった場合に備えて自分を磨くこと、というようなのはあるのかもしれない。
***
「今度」 といって、10年が経つということもよくある。 「今度」 といっておいて、約束をせず、自分を守るというのもある。 幸せのカタチ、自分が落ち着くカタチっていうのは、ほんと人ぞれぞれだとここ10日くらいの間にいろんなカタチで考えることが多かった。
私は、一人暮らしは希望していません。憧れでもありません。 とりあえず、好きな人と暮らすことが結婚のはじまりのスタイルだと思います。始まったばかりじゃないけど、「夫」と呼ぶ人と暮らすことは「普通」「自然」だと、少なくとも今の私はそう思っています。 事情によって、妥協したり我慢したりすることもある、それが人生です。 我慢するときもあるから、ジャジャーンとリッチに趣くまま動きたくなる。 誰とリッチに動くか? そこで理性が試されるのかもしれない。
「午後の集荷で」と、たしかに言った。
午後って長いのよ。 午後1時でも午後5時でも午後。 午後12時半くらいから、ドキドキしていた。 1時半過ぎくらいに、主人にメールをすると、落ち着かないなら業者に問い合わせなさい、と電話で私に。 サービスセンターに電話「午後から単身の荷物出しになってるんですが、はっきり何時っていうのを知りたいのですけど」 と言うと,折り返し、担当営業所から電話させますとのこと。 20分くらいして、電話があった。 「3時前後とのことです」と。 前後ってまた、ビミョーな表現。 ただいま、3時20分だ、、、、 それだったら、3時半前後のほうが、、、、 私の理想的な時間配分では午後1時くらいから3時までで作業終了だったんですけど。 嗚呼ーダメじゃん。 まぁ、安いから。 それに引越専門業者ではないから。 時折、聞こえるトラック的気配にドキドキ。
引越専門の運送屋ではないゆえに、いろいろ気になる。 梱包、コレでよかったのか? 本当に、これらの荷物、集荷できんの? 夫は「ダイジョウブ。ダイジョウブ!」と言っているが、「だってだって」の不安は私。出荷時に、夫が立ち合うのではないからなおさら。 夫の荷物がウチからどこかに行っちゃうのは、多少切ないが、今はさっさと業者が来て、一刻も早く搬出してほしいと願うばかりなのだ。
本当に緊張していると、トイレに行く気持ちもどこかへ行くらしいが、中途半端な気合いなので、近い(爆) もしも、中座している時に、ピンポンが鳴ったら?とか思うと、トイレ中もソワソワ。 一戸建てだと、ピンポンの後に「ハァーイ」と声を上げたら、聞こえたりもするが、オートロック式住宅。ハァーイと叫んでも聞こえない。
夫には「しなくていい」と言われていたが、不安になって管理人に「夫が単身赴任でーーー手続きは何かありますか?」と尋ねた。 「とくにありません(笑)奥さんも長期的にお留守にされると言う場合は、届け出る方もおられるようですが(笑)」ということだった。 お隣にもカクカクシカジカと言いにいくべきか?とも自問自答したが、ま、いいだろうと管理人とのやりとりで妥協。
で、今,午後3時31分。
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