夜遅く
仕事から帰ってきた
疲れたあなた
脚に腰に
塗る バンテリン
夜遅く遅く
眠い眠い私
疲れきったあなた
脚に腰に
塗る バンテリン
夜
明日はお休み
疲れたあなた
だけど
明日出掛けるあなた
私を置いて
どこかへ出掛けるあなた
手にもつバンテリン
チューブでつついた
痛いよぉ 痛いよぉ
泣くように抗議するあなた
夜遅く遅く遅く
私は
本当に泣いていた
憎しみに変われない悲しみ
刃に変われないバンテリン
明日どこかへ出掛けるあなた
知らない誰かと出掛けるあなた
塗る それでも
バンテリン
| 2009年02月26日(木) |
注意されたら腹がたつ |
いちいち細かいこと
言われると腹がたつ
もうそこで１年間働いている
まるで新人を扱うかのように
口を挟む上司
こっちだって成長しているのに
思い込みだけで
仕事できないやつって思われるのは
不愉快だ
だから腹がたった
と思ったけど
もう１年間もそこで働いているのに
いちいち細かいこと
言われなきゃ気付けない
自分が恥ずかしかっただけだった
だからまるで
もう知ってますけど？
みたいな顔して
ふてくされただけだった
恥ずかしさを
自分の中でごまかすために
怒りに変えただけだった
注意されなきゃ
もっと恥をかき続けるところだった
誰かに怒られるところだった
感謝する前に
反省する前に
自分を正当化することばかり気にする自分に
情けなくなった
嘘ついた
その嘘ほんとにするために
また嘘ついた
ほんとに思わせたかった
はじめの嘘は
自分のワガママ通すため
自分のワガママ隠すため
また嘘ついた
それがつぎ
自分のワガママ隠したは
嫌われたくない私のワガママ
ワガママから出た
ワガママの嘘
ほんとによくもワガママだ
ワガママは嫌われるんだ
はじめの嘘で
もう嫌われる
これ当たり前
頭がよくない私
自分のワガママ隠す嘘
失敗したから
さぁ気まずい
どうするどうする
どうもできず
あえてしろと言うのなら
私よ口をとじなさい
嘘をいったらもう
はい おわり
嘘をほんとにするために
もう何もいわないように
嘘はひとつで十分だ
嘘を嘘で隠した時
嘘の嘘を嘘で隠した時
もしある一言で
ぼろを出して
嘘の嘘がはがれ
嘘がはがれ
見えてしまうのは
むきだしになった
嘘をつく醜い私
と いわれる真実
嘘をついたら
黙りなさい
嘘を重ねるほどに
あなたは正直になれなくなる
罪はせめてひとつにしなさい
いつか謝る時のために
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