入園 - 2002年04月10日(水) 今日、娘が入園した。 今日を初日に、これから続く長い長い社会生活の扉を 開けてしまった娘。 去年の夏、地図を見ながら初めて訪れた幼稚園。 (ここに入れたらいいなあ・・) そんな風に思った事を思い出した。 それから何ヶ月かの間、 いろいろ忙しくコマを進めたように思う。 4年間は決して穏和な精神状態ではなかった。 自分の時間がなかなか作れず、子どもに振り回されて ストレスばかりに苦しんだ時期もあった。 (幼稚園ニ入ッテクレタラ、少シハヌケダセルカモ) でもそんな事は、まだまだ訪れないような気がしていた。 しかし、時間は確実に前に進んでいた。 本当にその日がきたのである。 (本当に来るもんなんだ) 風呂につかりながら、 また新しい時間が流れ始めた事を思った。 ... 尊敬する人の事 - 2002年04月04日(木) 私には70才の男友達がいる。 彼はに年を感じさせないほどの前向きな姿勢と 旺盛な好奇心がある。 何年か前に腸の大手術をし、障害を持つようにさえなったが はた目にはそんなこと感じさせないほどのバイタリティがある。 そんな彼から昨日、月に一度のラブレターが届いた。 最新J−popを集めたMD3本と、演歌2本。 J−popの方はいつも「もうついていかれへん」と 言いながら、5〜6年続いてる。 演歌のは私の母用に作ってくれる。 インデックスもきれいにワープロ打ちされている。 彼はいつもパソコンで作った年賀状や季節の挨拶をくれる。 ミシンで座布団カバーも作る。 ピアノも自分で勉強したらしい。 日曜大工も大得意。力仕事もこなす。 朝4時から家族の洗濯もする。 茶がらとぬらした新聞紙で床の掃除もする。 こまやかな心使いもぬかりない。 ・・・上げるときりがない、すごいよ。 若い頃勤めた会社で、精神病になった事もある。 苦労して建てた家、新築四年目にして地震で全壊。 沢山の苦労はそれなりに顔にでている。 だけどそれは、とても優しい。 私もそんな風に年を重ねていけたらと思う。 そんな彼に出会えたことは、 10年前、転職してよかった事のひとつである。 ...
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