日記病者

For God so loved the world that He gave His only begotten Son,
that whoever believes in Him should not perish but have everlasting life.
John 3:16




2004年03月29日(月) 和賀さーん!

って言っても中居君じゃないの。
わたくしは加藤剛派なの。
もしかしてもしかするといらっしゃるかもしれない、
この日記をかなり昔より読んで下さってる奇特な方ならもうお分かりかも知れないが、
わたくし、幼稚園以来の加藤剛ファンです。
キンキキッヅ大好き歴とか、山崎まさよし大好き歴とか、もう遠く及ばないのです。
じぃちゃま、ばぁちゃまと小さい頃から仲良くTBSの時代劇を見ていたが、
中でも西郷輝彦氏の「江戸を斬る」と、
故、西村晃氏の「水戸黄門」と、
他ならぬ加藤剛様の「大岡越前」が大好きだったのです。
ああ、思い出しただけでも幸せね。
しかも「大岡越前」はテーマ曲が好きだった。
哀愁漂うメロディー。うっかりするとちょっと面白い、女性のハミング。
それから上品な越前守のお母様と、厳格なお父様(私は荒井注と間違えていたが)。
綺麗な奥方と、越前守の友人、伊織先生。
……自分でもよく覚えてんなぁ、と思うが、まぁそれほど大好きだったのだ。
残りの二作品にも触れたいところだが、それこそ収拾つかんことになるので控える。

そんで、小さい頃はずっと
「加藤剛のお嫁さんになりたい!」
と言うておりました。おませさん……で片付けていいのだろうか。
今でも変わらず加藤剛さんが大好きなのでありますが、
その加藤剛さんの名作「砂の器」の噂は数年前から聞いてはいた。
「あれはよかったよ」
と珍しく母も推薦した。
……ただ母に関しては、松本清張が好きだっただけかも知れないが。
そして見よう見ようと思いつつ、忘れて数年。
ドラマで中居君が和賀英良役に挑戦するとかで、また話題沸騰に。
お陰で私も思い出し、やっとこさビデオ屋さんに行くと、借りられてるし。
何度か通って、ようやく拝見しました。
サングラス、微妙だけど……だけどやっぱり格好いいよ!!
いや、それより何より、話に感動しました。
涙無しには見られませんな。
でもドラマの方、ちょっとだけ見かけたけど、ストーリー変わってたよね。
本作(って言っても本は読んでないけど)の方は、らい病が原因だったのに、
ドラマは犯罪を犯したことになっているではないですか。
犯罪を犯した理由に関しては見てないから知らないが、
私は映画を見てらい病を扱うことが話の肝だと思った。
なのに、いくら時代との折り合いを考えても、そこ変えたら意味ないんでないかい。
それにまだらい病の暗黒時代を身に受けられた方はご存命だし、
先日もホテルの宿泊拒否の問題とかがあったではないか。
病気は違えど、理不尽な差別問題は依然として残っている。
敢えてテーマはそのまま、挑戦して欲しかったものだなぁ。

んで、昨日最終回だったんだっけ?
ちょっとだけまた見たんだけれど、謙さん扮する刑事の会議での一人語りのところ。
本編では丹波哲郎氏があの刑事役でびっくりしたんだが(でも似合ってた)、
あれはやっぱり、和賀さんの演奏とシンクロさせて欲しかったー。
演出でも脚本でも、私は映画の方が断然好きだのぅ。
幼少時代の回想の場面も、オケとびっくりするくらい合ってたから感動したのに。
ただ、映画の方は時間が短いから展開早すぎるのが難ではあるが。

そういえば今度、稲垣の吾郎ちゃんが「犬神家の一族」やるんだって?
「犬神家の一族」も好きだったなぁ。古谷一行氏が金田一役のやつ。
湖で逆仁王立ちのまま死んでるのが印象深かったです。怖かったわー。
しかしやっぱり金田一というと、どうしてもツヨシさんの金田一少年が……。
またビデオ借りてこよう。
あれは可愛かった。ほんと可愛かった。
細いとか太いとか、ツヨシさんの肉付きの問題だけではない!
可愛かったんだって……。
いや、今でも時折可愛いけどね。時折とはいえ、可愛いけどね。
やっぱり金田一少年は可愛いんだわ。
制服? 制服だからなのか?
確かにあの制服は可愛かったけれど。言及はやめておこう。



2004年03月27日(土) 深い溝

男と女の間には暗くて深い溝がある、と言ったのは誰だったか。
溝ってのは埋まらないから溝なんですかね。
それとも溝は埋めるためにあるんですかね。
どっちにしろカイショナシのおいらには難しい話だが。

結構前に買ったものの、他の本を読んでいて放ったらかしたままだった
三島由紀夫の「青の時代」(新潮文庫刊)を最近ようやく読み始めた。
まだ数ページしか読み進んでないのだが、次のような文章に目を留めた。

 「感傷というものが女性的な特質のように考えられているのは
  明らかに誤解である。感傷的ということは男性的ということ
  なのだ。」 ――第一章より引用――

私の理解とコンテクストに於ける意図とは必ずしも一致しないだろうが、
それでも妙に納得してしまった。
単に私の周囲にそのような人間が多いだけかも知れないが、
なんだか男より女の方が随分と現実的な気がする。
そのくせこちらが合理的な面を見せると
「もっと〜して欲しかった」
などと実に「女々しい」ことをおっしゃる。
それなら、と逆にこちらが女々しくなれば、
「なんだよ、そんなことくらいで」
とぬけぬけとのたまう。
一体どっちがいいんかい! とキレたくもなる。
何なんだ、おまいは……。 とうんざりもする。
実に男と女の間には深くて暗い溝のあることよ。



ところでコロッと話は変わりますが、
先日から本屋さんで「おやっ?」と思うようなチラシを見かけておる。

「週刊 わたしのおにいちゃん(フィギュア付き)」

……何だ、その「カッコ フィギュア付き カッコトジル」は!!
しかもそのチラシにはご丁寧にもおまけで付いてくるフィギュアの
サンプル写真まで載っている。
初めてそのチラシを見かけた折は、(記憶が怪しいが)
「黒板を一生懸命消しているミニスカセーラー服のチビロリ娘」
のフィギュアであった。
小学生っていうよりは、幼稚園児ちゃうんかい。――というくらいロリ娘。
そんで昨日また別の本屋さんで見かけた折は、
「小さい黒猫と同じお皿(猫用)でミルクを啜る黒ランドセルを背負ったロリ娘」
のフィギュアであった。
補足するならば、そのロリ娘は黒の短パン以外には服を着ておらず、
更に黒の猫耳なるものまで着けておった。
っつーかよう、裸にランドセルと短パンて!!
しかも猫用ミルク皿を猫と一緒に啜るって!!
日本って不思議な国ですねぇ……。
あんなチラシが堂々と書店の店頭にぶら下がってるとは、すごい時代が来たものだ。
同様にボーイズラブ系の分厚いコミックが少女漫画の棚に続いて
どっさり鎮座ましましているのも恐ろしげなる感じがする。
そういえばヤフーニュースか何かで読んだけど、
「萌え単」(男性向)とか「恋単」(女性向)とかいう英単語帳まであるんだとね。
しかし「萌え単」は売れているものの、「恋単」はパッとしないそうな。
記事の曰く、ボーイズラブと一言に言ってもその嗜好は多岐にわたっているので、
単一的なイラスト、内容では多くの女性ファンを掴めないのだそうな。
そういえばアマゾンか何かの評価も見てみたが、色々書いてあったっけなぁ。
こういうエネルギーをどうにか利用して発電出来たら素晴らしいよね。
地球に優しい同人文化だ。
私も何かに興奮したらその勢いで自転車とか漕いで自家発電しようかしらん。



2004年03月01日(月) わしゃ恐ろしいです。

日記のカウンタが日々回っておるどころか、
一部の奇特な方々にどうやら投票までして戴いておるらしく、
大変ありがたいことでございます。すんませんすんません。

それはよいのだが。
あたくしの持っとる某アングラ系サイトのカウンタが、
ふっと見てみると80万とか越えててびっくりした……え、なんで?
せいぜい8万か、と思ってのんびり構えてたのだが、
なんだか気になって桁を数えてみたらば、どうしてまた80万も……。
し、しばらく見ない間に一体何があったのだ!!
わしゃ恐ろしいです。

恐ろしいといえば、昨日『仁義無き戦い』を初めて見ました。
菅原文太さん、かっこいいよ!! 渋っ。
初めて松方弘樹を格好いいと思ったよ。失礼ながらもびっくりー。
んで妙なことなんだけども、バリバリの広島弁の映画を見ちょると、
こっちまで広島弁で独り言いいながら見ちゃうね。
時代が時代なので、とっても古くて、しかも悪い広島弁なのですよ。
でもこっちまで写っちゃう。
普段、あんな広島弁なんて使いませんよ。
祖父母と話す時には、少し広島弁が濃くなるけども、
それにしてもあんなにひどい言葉遣いは普通の人はしない。
それが映画見てるうちに自分の性格まで恐ろしく変わっていくようでしたよ。
あー、若杉の兄貴さんは何で死んだんねー!<独り言の余韻
続編を早速借りて来んといけんです。


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東風 [MAIL]

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