キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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1人になろうと考えている。
Jのところにも、 イチ君のところにも行かずに。
何故それを選ぶのか。 私にもよく分かっていないけど。 Jのところから離れる理由もないのに。
けど。 イチ君と色々あってから、改めてJとのこと考えた。 そして、1人になろうかと思った。
私には1人になる時間が必要だと。 私のココロがそう言った。
最低だよね。 私が一番知っている。
2009年01月27日(火) |
騙された女に認定するよ。 |
結局私は騙されただけ。
そう、強く強く言い聞かせる。 彼が、私を悪い女にさせただけ。 一夜限り。たったそれだけのこと、でしょ?
彼の言葉を信じられない。
『本気だよ。』の言葉も 『こんなに苦しいのなんて初めてだ。』も 『はると一緒に色んなところに行きたかった。』も 『今までの人たちは全部向こうからの告白だった。』も、全て。
その言葉を信じる力が私にはない。 その力を与えてくれるのは彼しかいないのに。 彼にはそんな力はない。 私をどんどん不安にさせる。 最低な男、だよね。
「彼氏のこと、幸せにしてあげて。 はるの幸せがオレの幸せだから。」
そんなのキレイ事だ。 本心でそう言ってくれていたとしても、ただのエゴだ。
騙されたって分かってる。 彼が本気じゃないってことも分かってる。 私がバカなだけなの。 本当に私がバカなだけなの。 なのにどうしてあたしは泣くの。
「もし彼氏と別れてケリがついたら電話して。」
貴方のところになんか行きたくない。 行きたくないの。 幸せになんかなれないの、分かってる。 貴方が私の一番になれないの、分かってる。 それなのにどうして。こんなにぐらぐら揺れるの。
貴方のコートも、貴方の目も、 貴方の香水の匂いも、全て。 全ていつかは忘れるだろう。 けれど貴方に抱きしめられた記憶は消えない。
「はるが、好きって言ってくれて嬉しかった。ずっと忘れない。」
すぐ忘れちゃうのにね。きっと。 貴方にとって私は数ある女のただ1人に過ぎないの。
2009年01月25日(日) |
想像もしていなかった現実を。 |
悩んでも悩んでも答えが出ない。
私は必ず、どちらか1人を失う。 それだけは分かっている。 とてつもない恐怖だけれど、自業自得。
分からない。 分からないの。 どちらを選べば幸せになれるかなんて、 どちらも想像で終わるのだから。
悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで、 仕事も進まない。体調も悪くなる一方で。 もうダメだった。
「オレを選んで。 オレの生きる希望になって。 絶対に幸せにする。」
苦しくて苦しくて、あるはずのない答えを求め続けて 辛くて辛くて仕方がない。
けれど私に「助けて」なんて言う資格ない。 何もない。
私は1人だけじゃなく、2人失うかもしれない。 それでもいい。
私は1人になるべきなのだ、きっと。 そうしないと壊れてしまう。
2009年01月21日(水) |
心がくたくたになったよ。 |
どんどん気持ちが分からなくなる、おかしくなる。 気がついたらJではなくイチ君のことを考えている。 バカだね。愚かだね。
タイミングが悪すぎることに、 Jは今、海外旅行中で連絡が全く取れない。 しかも、これまたタイミングが悪いことに 旅行に出る前に少し喧嘩を売ってしまっていた。 けれどJから返って来たメールには「好き。」って。 私は何を、どうすれば良い? 心がどんどんJから離れていくよ。 それを止めることができるのは、Jしかいないのに。
あの夜のことを、何度も何度も思い出す。 なんで抱きしめたの? なんでキスなんかしたの? 答えてくれるはずが無いイチ君に、何度も何度も問いかける。
彼の「好きだよ。」と「付き合ってください。」の言葉は 絶対に、絶対に嘘だったんだよ。 そう何度も自分に言い聞かせる。
サヨナラのはぐをして、 私がそう言うと、彼は私を抱きしめた。 そして サヨナラのキスをしよう、と言われて サヨナラの短いキスをした。
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彼との時間は、どこか現実味がなく 今だって「あれは嘘だったんじゃないか」とさえ感じる。 彼の言葉の全てが嘘に思えてくる。
まだ断片的に、貴方を思い出す。 私を抱き寄せる手と、頬に当てた手。 私の頭を撫でながら、彼は眠りに落ちた。
ふいに、彼の手が私の顔をつねった。 「怒ってるの?」と聞くと「ううん。」と言った。
何故私がJを選ぶのか、何故私が貴方を選べないのか、 それを少しずつ説明した。 どう説明したかはあまり覚えていない。 『あたしはあなたの一番にはなれない。』 そう言ったのは覚えてる。
彼は何度も私を抱き寄せた。 私は何も拒まなかった。 彼の腕の中で、「眠れない」と何度も思った。 彼の胸から少し速い鼓動が聞こえた。
どうして良いか分からずに、私は彼の隣で眠った。
やっぱり思い出すと全てが嘘としか思えなくなる。
「酔ってるの?」と、聞いてみた。 答えなんて最初から分かってたけど。 彼はあの程度のお酒で酔う人じゃない。
ふと、私は彼の頬をつねった。 彼は「怒ってるの?」と聞いた。
私は首を横に振った。
2009年01月19日(月) |
貴方は居るのにキミは居ない。 |
一日中もやもやしていた。 色々な想いが交錯して、仕事にならなかった。
理性の塊のような人だと思ってた。 間違っても、抱き締めたりすることなんて無いって、そう思っていた。
分かってる。 彼の『好きだよ』が後付けってこと。 隣にデザートが居たから、 ちょっと食べてみたくなっただけ。 心底好きな訳じゃないのに。
でも。 彼が私に最初から優しくしてくれてたこと、嬉しかった。 ありがとう。
最低だけど。 私は貴方が好きだよ。 これは恋なのでしょう。 未来の見えない恋。
でも私は。 Jを愛してる。 ドキドキよりも愛しくて、包んであげたいって思う。 私は彼と生きていきたい。 不器用だけど、誰よりも私を愛してくれてる。
イチ君。 あなたとは幸せにはなれない。 私にはそれが見えるの。
完璧すぎる貴方に足りないものは一途さだった。
『はるが悪い女だったとしても、全部含めて好きだよ。』
そんなドラマみたいな台詞を、いつもと同じ口調で言わないで。 別れ際に、さよならのハグとキスをした。
もう会わない方がいいのかどうか分からなくて、電話をした。 あなたが本当に私のことを好きなのかも、分からなかった。
『じゃぁ、今酔ってないから改めて言うよ。』
彼はそう言って私の名をもう一度呼んで 付き合ってください。と、言った。 それと、好きだよ、と。
J、助けてよ。 そう思うのに、キミは今ここに居ない。
2009年01月18日(日) |
貴方を拒めなかった。 |
自分は死んでしまえばいいと思った。
いろいろ、あって。
イチ君に抱き寄せられて、 抱きしめられて、キスをされた。
私は拒めなかった。 拒むことができなかった。 彼のハグとキスを。
『なんで彼氏がいるんだよ。』
『やっぱりJ君が一番なんだね。』
『オレそんなに魅力ない? 何が足りない?』
『はるだけだよ。』
どうして良いのか分からなかった。 抱きしめてキスするだけで良いのなら、 彼がそれで満足するのなら それで良いのかもしれないと思った。
でも彼の手はそれ以上に私を求めて 私は拒んだ。 それ以上は無理だ、と。 私にはできない、と。
結局私は、体を求められただけだったんだと思う。 彼の言葉には全て裏があるような気がしてしまう。 キレイな台本を読んでいるかのような、甘い言葉。
『疑ってるの?』
そう聞かれて、首を横に振ってはみたけど 心の中ではYesだった。 貴方を、信じられない。
全てがぐちゃぐちゃになった。
彼と一緒に居ても、幸せにはなれない。 私には分かる。 でもそのときは彼の傍に居たかった。 抱きしめて欲しかった。
そんなこと、誰にも言えない。 ここでしか言えない。
私はどうすれば良かったの。 もうダメだよ。
昔と比べると、驚くほどにJは優しい。 最近は何故か喧嘩もしていない。
今がずっと続けばいいのに。 そう思える今は幸せなのだと思う。
キミとずっと一緒に居られる道を もっと具体的に模索しなくちゃ。
未来を作らなくては。 キミとの未来って、どんなの?
Jがふと 『はるちゃんの親に挨拶しに行かないとなぁ。』 と言った。
Jは結構具体的に考えてるんだなぁって、ふと思う。 4,5年後には一緒に暮らしたい、みたいなことも以前言われた。 (私は正直『え、まだまだ遠距離そんなに続くんかい!涙』と思った。笑)
特に「結婚しよう」なんて言われた訳でもないし、 特に「結婚しようね〜vv」なんて2人で口約束をした訳でもない。
けれど会話の中で時折、「一緒に暮らす」という言葉が出てくる。 私にとってはありがたいことだと思う。
私は彼の両親に既に会っていて、とても良くしてもらっていて あんな両親さんは神じゃないか?ってくらい、良い人たちで。 私とJのことを誰よりも理解してくれて、 誰よりも応援してくれてる。 ネットで出会ったことなんて何にも関係ないみたい。 ただ今の2人をしっかりと見てくれてる。 これ程ありがたいことってないと思う。
それに比べて、うちの両親にJを会わせたら…と思うと怖い。 母親には、恋人がいること、出会いはネットだったことを言った。 本当は言いたくなかったけど、嘘をつくのも嫌だし。 もし将来的に本当に結婚するとしたら、いつかは分かることだし。 でも出会いってそんなに重要なことなのかな? なんで出会いがネットってイメージが最悪なんだろう。(-_-)
あとはJの学歴だ。 両親はきっと「大学くらい卒業してる奴じゃないと困るし、ありえない。」 と思っているくらい頭の固い人だ。
Jは大学ではなく、専門学校だから おそらくそれで 「ないわー。」 って思われると思う…。最悪だ。
更に職業。 Jは一般的に言われている普通の会社には就職しない。 一応、サラリーマンみたいなものだけど、 芸術系だから、両親にとっては理解しがたい職業だ。
きっと「お堅い会社のサラリーマン」と結婚して欲しいに違いない…。 理想なんてきっとそんなもんだ。
何故、結婚となると色々な事柄が一瞬にしてリアルになるのか。 それは、色々な未来を一気に想像してしまうからだと思う。 うーん…。
『Jと結婚』
私にはまだ具体的にイメージできない。 というか、あえてしないようにしているのかもしれない。
でも、もう23歳だし考えなくちゃな、と最近思い始めている。 正直、結婚なんて28くらいでいっかー。なんて思っていたけど 考えてみたら28くらいで子どもを生みたいから もうちょっと早めに結婚?…うーん。。
私達どこに行くのかなぁ。
あけましておめでとうございます。
いつも日記を読みに来て下さる方々、 たまたま日記を読みに来て下さった方々、 全ての方々に感謝を込めて。
今年もよろしくお願いいたします。 更新頻度は落ちつつありますが…汗 これからも書いていきます。 エンピツは私にとって大切な場所なのです。
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長い間書いてなかった…。 色々あったんだけども。。
2008年を振り返ってみると 結構、激動な1年だったかなと思う。
社会人になって、生活も少しずつ変わってきたし Jの事で苦しむことも少なくなった。
別れの危機は何度か(何度も?)あった。 その度に泣いて、その度にJのメールで一喜一憂して Jを傷つけたし、私も傷つけられた。 でもJから「別れたい」と言われたことは一度も無くて、 別れを切り出すのはいつも私の方だった。 その度、「別れるのは嫌だ」と言ってくれた。
あのとき「そうだね。別れよう」なんて言われたら 私達はもうとっくに終わってたよね。
2008年の始めに、決めたことがあった。 恋について。 『つらかったら我慢しない。』 『2008年は我慢しない!わがままになる。(で、嫌われたらもうそれでいい)』 『幸せじゃないと思ったら、別れる。』
そんな決め事だった気がする。 開き直りもいいところ、って感じの決意だけど…。 そう思って生きていかないと、息苦しくて死にそうだったから。 辛いだけの恋なんてやめるべきだと思っていたから。 2007年は、何だか辛いことが多すぎたから 2008年の始めに、そう決めたのでしょう。
そうだ。去年は付き合って初めて誕生日プレゼントを貰った。 3回目の誕生日にして初めて、ちゃんと貰った。 指輪とか、ネックレスとか、そんな高級なものじゃなかったけど 凄く愛を感じました。嬉しかった。
2008年の後半は、泣くことは殆ど無かった気がする。 電話をするたび、幸せな気持ちになれた。 Jが頑張ってくれたおかげだと思う。
今年はどんな1年になるんだろう?
どんなにお互い好き合っていたって どんなに将来の約束をしていたとしたって
私達の未来は、白紙だ。 どうなるんだろう? どうすればいいんだろう? 私はどうしたいんだろう。
きっと、何度も自分に問いかける。 答えの出ない問いかけに何度も何度もぶつかる。 未来を、想う。
今分かるのは、キミの代わりは誰も居ないってことだよ。
1月1日の02:00過ぎくらいに、Jから電話が来た。 私は眠っていたから、頭はぼんやり。
遠くで、 「はるー、好きだよー」 と聞こえた。
それだけで私は幸せだった。 例え未来など何も見えなくても。
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