キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2007年08月31日(金) |
笑顔でいられるために。 |
Jと向き合うことから逃げてしまったら この先の誰とも向き合えない気がする。 だから、ちゃんと向き合っていたい。 『辛いのはもうやだっ!』って投げ出すのはやめよう。 そう、努力したい。
でも、Jが私のことを好きじゃなくなったときや Jよりも私のことを愛してくれる人が現われて、かつ、 私がその人のことを愛してしまったとき。 そのときは私はJから離れていくだろう。
だって人は、幸せになるために生きている。 毎日きちんと、笑顔でいられるために生きている。 誰かを大切にするために生きている。 それが出来なければ、恋人同士である意味はないと思うから。
完璧な人間なんていない。 私もJも、すごく未完成。 でもお互い、長所と短所があって、 それを1つずつ発見しながら生きてる。
Jの好きなとこは沢山あるんだと思う。 今日発見したJのいいところ。 メールの件名を入れてくれるところ。笑 なかなか、可愛いと思う。
特に凝った件名とかじゃないけど よく、私の名前を件名に入れてくれる。 私はそんなJが好きです。
Jにまた放置されたりすることが多くなったので 「いじわる。もうしらない。ばいばい。」 なんて可愛くないメールを送ってしまった。。 昨日の夜。
うぉぉぉ超自己嫌悪orz 大人げなさすぎ。大人じゃないけど…。 ごめんね、ごめんね、J…。
もっと喧嘩できたらいいんだと思う。 でも、喧嘩をして「嫌な自分」を見せるのが怖い。 でもJの中には「別れる」っていう選択肢が多分ないから 「(いやなことがあったら)喧嘩すればいいんだよ。」 それで仲直りすればいいって。 確かそんなことを言ってたと思う。 そうなれたらいいと願うけど、怖いし、 何よりもう泣くのは辛くて嫌なんだ。
またそんなことを悶々と考えてしまった…。 またいつもの悪い癖で、別れとかを考えてしまった。
でも今日の夜に来たメールで、 何回も私の名前を呼んでくれて それだけで心が軽くなってしまった。 私って単純だ。
名前を呼ばれると弱い私。 でもそれは君も同じでしょ?
前に、少しだけ冷たくしたときに君は不安になってた。 「○○(←Jの名前)って呼んで。」 って君は甘えた。
やっぱり逃げたら追いかけてくるんだね。 君はやっぱりずるいよね。
私は優しく君の名前を呼んだ。
素直な気持ちを書こうとすればするほど、 手が止まってしまう。
私はきっと、「ここの日記を見て下さる方々」に 「可哀想な私」や「酷い私」や「醜い私」を 見せたくないんだと思う。 今までだって十分、そんな私を見せてきたのにも関わらず。
私は本当にちっぽけです。 普通の女の子です。 小悪魔でもありません。計算高くもありません。 だから、相手にされなければ哀しくなるし 余裕なんて無くなってしまうし ただただ自分を守る為に、哀しい未来を想像する。
この間Jに会ったばかりなのに、私はもう不安で。 Jがかまってくれないっていうのも、大きな理由の1つではあるけれど。 やっぱりどう考えても、君との未来は無い気がして。
君は、優しくない。 君は、優しい。
それをぐるぐる自分の中で回して、ぐるぐる回して、 ゴールが無いからずっと走り続けている。 だから疲れてしまうんだ。
ねぇ、誰か、私に 「君は愛されてないんだよ。」って言って。 そうしたら私は君から離れていけるのかな。 そんなの到底無理なのだと分かってはいる。 でも。
私は君なしでも生きられるはずなのに ココロの中の私が孤独で死んでしまうと囁く。
ずっと前に、まだJと付き合うまえに 一度だけデートをした裕君。 私は彼に本当に感謝している。
「はるかさんのことが気になっています。」
彼はそう言ってくれた。こんな私に。 凄く救われた。私のことを見ていてくれる人が居るんだって。
彼はもう私のことをどう思っているかなんて知らないし、 私に恋人が居るってことも、多分分かっているんだと思う。
蓮がこの夏に、ある集まりで裕君に会ったと言っていた。 私は裕君とのことを、蓮に一切話していない。 話す必要も無いからだ。
「(裕君)元気だった?」と聞くと、 「うん。でも工学部で男子ばっかりで彼女も居ないみたいだし、 なにより恋愛とかに全然興味なさそうだもんな〜」 なんて言っていた。
確かに、裕君、恋愛のこととか何にも考えてなさそう… …って、私も確かにそう思っていたよ。 だから余計に、裕君が私を気にかけてくれてたことに驚いた。
彼は本当に根っからの「いい人」で、いつもニコニコ笑っているし 怒っているところなんて見たことないし、 賢いので有名な大学に通っているし、 人をきちんと大事にする優しい人。 だから、彼は幸せになれると思う。
私は裕君に、何のお礼も言えなかった。 いつかありがとうが言えたらいいのにと思う。
Jと会った。 丁度一ヶ月ぶりくらい。 いつもは君が私の住む街に来てくれるけれど、 今回は旅行も兼ねて私が君に会いにいく。
君はいつもの笑顔で待っていてくれた。 私は3時間半かけて、いつも君に会いにゆく。 私が到着する駅のホームで待っていてくれた。
街を歩いたり、写真展を見たり、飲みに行ったり。 歩いているとき君はいつでも手を繋いでくれて、 君は私より先を歩いてくれる。
そして夢だった遊園地デート! 凄く凄く幸せだった。 君は私の恋人で、いつでも横に居て、 何をするのも何を食べるのも一緒で、 全てが楽しくて全てが美味しくて、 たくさん写真を撮った。 Jも写真や動画をたくさん撮っていた。 アトラクションの待ち時間がものすごく長かったけど Jはどこでも構わずはぐやちゅぅをするので 周りからみたらうざいカップル(死語?)だったかもしれないけど たまにしか会えない僕らなので、始終くっついていた。
今回の旅は2泊3日だった。 3日目はお別れが哀しくてだんだん沈んでしまった。 Jが、 「はるが、お別れする前の顔になってる。笑」 と言った。 「それってどんな顔?」と聞くと、 「笑顔が80%になる。」と言っていた。
Jの横に居ると、他の男の人は誰も私には合わないと思ってしまう。 私にはJしか居ないと思ってしまう。 恋愛中の恋人たちは、常にそう思ってしまうのかもしれない。 どんなに「私にはこの人しかいない。もうこれ以上愛する人など現われない。」 と思っていても、いずれ別れがきたら、新しい恋を見つけて、 幸せになることができるだろう。
でも私は思う。ただ、今思う。Jしか居ないって。 それがきっと恋の病気で、でもおそらくそれで良いんだと思う。 「この人しか見えない」病で良いんだと思う。
思い出が増えるほど、別れが辛くなる。 今回の旅行でも思い出が増えた。 そしてもちろん、実際の「物」の思い出も増えていく。 二人で撮ったプリクラとか、写真とか、 おそろいのネックレスとか、おみやげとか。 そういうものが増えていく。 増えるたびに、「いつか別れが訪れたら、私はこれをどうするんだろう。」 と頭の片隅でぼんやりと考えてしまうことがある。 人間は予想してしまう生き物だから。 考えても仕方の無いことだけれど。
お別れの時間が来た。 いつもの駅のホーム。 今回は旅行のお土産がたくさん。 座ってお土産を整理していると、Jが後ろから抱きしめてくれた。
時間が来たので電車に乗った。 デッキで、最後のお別れのはぐをした。 私はやっぱりまた泣いてしまった。 「すごく楽しかったよ。ありがとう。」と言うと、 「オレもすごく楽しかったよ。」と言ってくれたので私はまた泣いてしまうのだった。 私が泣きながら「ばいばい。またね。」と言うと 「今度はディズニー行こうね。9月も会おうね。」と言ってくれた。
泣きながら席に着いた。また涙が止まらない。 もっとずっと一緒に居たい。 Jがもう、隣には居なかった。ただ哀しかった。
お別れをした後、私はとても悲しくなるので 「とても楽しい本」を買ってから帰ることにしていた。 今回は、「きょうの猫村さん」(漫画)にした。 Jが買ってくれた。
電車の中、一通り泣いてから「きょうの猫村さん」を読んだ。 また頑張ろう。 この恋がどう続いていくのか、終わるかなんて分からない。 ただ今はJを愛そう。
思い出が重くなるのが怖くて先に進めないなんて そんなこと言わなくて済むように。 彼を大切にしよう。
心がゆらゆら、揺らいでいて 不安定な日記でごめんなさい。
でも私は大丈夫です。 多分、強い方だと思う。
明日は一ヶ月ぶりにJに会います。 楽しい旅行になるといいな〜 Jは旅行プランとか何も考えてないだろうな。笑
好きなうちは、頑張ろう。 そう何度決めても揺らいでしまうけど。 「別れるかどうしようかって悩むんじゃなくて、 続けるにはどうすればいいかを考えるようにする。」 私はJにそう言ったから。
とりあえず傍から見たらイタイ子かもしれないけど(笑) まだ時間はあるから、悩んで悩んで恋愛しようと思う。 多分、これは私に課された使命みたいなものだ。
辛いときがあったら、きっと幸せなときがやってくる。 今までもそうやって、なんとか生きてきたから。
2007年08月19日(日) |
好きなだけじゃだめ? |
私はまだ、君を失う勇気が無い。 ただ単純に君が好きだから。
私は君が好きだけど、 君より私のことを愛してくれる人が現われたのなら 私はその人を選んでしまうかもしれない。 君を好きな気持ちより、辛い気持ちの方が上回っていたら 本当にそうなってしまうかもしれない。
私は君に恋をしてから、 ラブソングの本当の意味を理解するようになった。 20歳にしてようやくかよ…という感じですが。 (ちなみに今は21歳です。) 本当に恋をするまでは、失恋の歌の意味だとか、 せつない歌の意味だとか、 coccoのような嫉妬に狂うような歌だとか (ちなみにcoccoさん大好きです。) そういう意味はあまり理解できていなかったように思う。
でも今は、恋の歌の言葉1つ1つが心に染みてきて、 自分と重なって、 「あ、私だけが不安じゃないんだな。」 って歌が私を包んでくれる。
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蓮がアメリカに帰った。 帰る前に、実は彼と何度か会った。 1度目は、花火大会。 私は浴衣を着て彼と花火を見に行った。 こう書くと何だか浮気っぽいけれど全然そんな感じではない。 私は本当は、浴衣を着てJと花火を見たかったのに。 蓮の隣に居て、私は何度もそう思った。
それから数日後、蓮から 「はるかっはるかっ は る か!!」 ってメールが来た。 名前を連呼するなー!!驚くからやめて。
「ど、どーしたの?」と聞いたら 「明日タケシ(高校の同級生)と会うからお前も来ない?」と言われて 3人で遊んだ。 蓮にとって私って一体なんなんだろう。 ただ単純に、小学校からの友人なんだろうけど。 蓮は本当に女の子が好きなのだ。
彼は「今おれモテ期なんだ。 2人、俺のこと好きそうな女の子がいて、 一人は性格が良いけどぽっちゃりしてて、 もう一人は可愛いけど性格が微妙なかんじ。 結婚とか考えると性格をとるけど、俺はまだ若いし 外見で判断しようかな〜」 なんてことを言ってた。
お前殴ったろか?(^-^)
でも、蓮には幸せになって欲しいと思ってるよ。ほんとに。 蓮の横に居るべきなのは私じゃない。
けれど Jの隣に居るべき人は私なんだろうか? 私には分からない。
去年の夏、Jは本当に私を愛してくれてた。 「この人、私が突然居なくなったら死んじゃうんじゃないかな…」 とすら思った。 でも今はそんな風には思わない。 とても、とても哀しいことだけれど。 今彼は、私が居なくても芸術作品を作ることができるだろうし、 ちゃんと生きていけるだろう。 だから私はもう必要ないのかもしれない。 私は彼の前から去るべきだろうか。 彼は私のことを好いていてくれてるけれど、 去年に比べたら何分の一になっただろう。 私はそれが哀しくて何度も泣いたし、 彼の気持ちを確認しようとした。 ほんと、恋愛初心者だね。どうしようもないね。
どうしようもないって分かってるのに 私はどこにも行けなくて 自分のことが好きになれなくて 途方に暮れている。
とりあえず、21日にJと会います。 会えば幸せなのは分かってる。
これから私ってどうなるんだろう。 変わっていくのかな。 J以外の人を心から愛せるかな。 君を好きなことに変わりはないのに。 最近何かがおかしいの。
君が 私のことだけ考えてくれればいいのにな。 私を幸せにしてくれればいいのにな。 もっともっと、これ以上無いってくらいに 私を愛してくれたらいいのに。
人は変わってしまう。 私も変わったし、君も変わった。
君はどんどん遠くに行ってる気がする。 君は「はるとずっと一緒に居る」と言ってるけど そんな素振りは全然見せないから不安だよ。 ずっとずっと不安なんだよ。 君は絶対にそれを分かってはくれない。
「はるは、(俺の)はぐがないと死んじゃうね。」 と、言った。 無責任な。。
哀しいよ。 ただ哀しいの。
何をしても君はこっちにきてくれないのかなぁ。
Jから新しい作品を貰った。 (課題とかで作ったものたち↑) 久しぶりだった。 彼は夏休み中、作品制作に追われている。 とても忙しくて、私に会う暇も無さそうだ。 理解してあげたいけれど、とても淋しい。 そのジレンマだね。
Jからもらった作品は、本当に凄かった。 涙が出そうだった。 私にはその芸術分野に関してよく分からないから 専門的なことは何も言えないけれど
(恋人の欲目ではなく)彼は本当に凄い。 いつか、彼の作品を世界中の人に感じてもらいたいと思う。
彼は、自分のやりたいことが分かっていて、それをやっている。 私が言うのも何だけど、彼は天才だと思う。 それに対して私は本当に何処にでもいるただの女で、 特別な才能を持っている訳でも、 特別出来た人間でもない。 だから彼に私は不釣合いだと何度も何度も思うし、 私ばかりが彼を追っている。
彼には没頭するものがあるけれど、今の私にはきっと無くて。 それがとても空しく感じるんだ。
私は絵やピアノや音楽がとても好きだけど その道に進むことは無かった。私は逃げたから。 でも彼は逃げなかった。 だから私の代わりに彼が頑張ってくれてる気がする。
私も夢を持てればいいのにな。
君の作品を感じながら 私はまた涙を流してしまいそうです。
「今日もね、別れるかどうか、ずっと考えてた。」
そんな事を言って また少しだけ君を怒らせてしまった。 でも私も怒ったり淋しかったりしたんだけど。 お互いにお互いが分かり合えてないんだね。
でも
「別れるっていう選択肢はないから。」 「俺には、はるしか考えられないから。 うん…はるしか、居ない。」
そう言ってくれた。 ココロが軽くなった気がした。
うん、もっと、君を信じるようにする。 頑張って君に追いつけるように、勉強もする。 君が足りない部分を、私が補う。
どう考えても 私にとっては、私にとっては、 ほんとに君以上の人は考えられない。 それはきっと恋という盲目の病気であって 他の人から私を見たら変なのかもしれないけど。 ちゃんとその持病を大事にしよう。
私と君が出会えたこと、 「不思議だよね、変だよね、奇跡だよね。」 と言った。
「なんで俺ははると出会えたんだろうな。」 君はまた、不思議がっていた。 「私が君のこと好きだから。」 と答えた。
2007年08月07日(火) |
自分でも分からない。 |
友達に恋愛相談のメールをしようと思い、 ぽちぽち、とケータイに打ち始める。 書いたものを読み返すと、愚痴ばかりになっていて 「やっぱりこんなの送れないや。」と全部消す。 愚痴ばかりを送られた友人はきっと迷惑に思うだろう。 送らなくて良かった、と思う。
でも、誰かに「私は今つらいんだよ」と伝えたくて叫びたくて でも叫ぶ場所が無くてとても窮屈になって 心が痛くなる。心が小さくなる。 だから余裕なんか無くなって、誰のことも思いやれなくなってしまう。 私の周りに居てくれる人達を、一人ずつ、ちゃんと大切にしたいのに。 昔はそんなの簡単だったはずなのに。 自分が嫌いで仕方がないんだ。
去年の夏は、とてもとても幸せでした。 Jは私のことを、とてもとても愛してくれていました。 じゃぁ今年は?と言われたら うん、まだ、Jは多分私のことを好きで手放したくないはずだけれど 去年とは確実に違っている。 こんな日記を書く日が来るなんて、去年は何も予想してなかった。
正直な気持ちを書くと、 私はJよりも私を愛してくれる人を求めてるんだと思う。 でもそれでも、やっぱりJじゃないと嫌だっていう気持ちもあって。 今のままの関係も辛いけれど、Jと別れたらもっと辛いんだろうって 予想すればする程に辛い。
元気を出そう出そうって思えば思うほど 真っ暗闇に向かっている錯覚に陥る。 Jは私を愛してくれてるんだって思えば思うほど Jが手の届かない場所に行ってしまっている気がする。
『もう、やめよっか。』 私は昨日、Jにそう言った。 Jは怒ってた。 Jは私の気持ちなんか1ミリも分からないだろう。 理解など出来ないだろう。 私が辛い意味も分からないだろう。
『ここ何ヶ月は、辛いのを我慢して、頑張って付き合ってた。』 と言ったら 『…ショック。』 と言われた。 分かってなんて、もらえない。 すれ違ってばかり。哀しいばかり。 私はどこに行けばいいの? 完全に病んでる。 ごめんね、J。こんな私でごめんね。 でも誰よりも私が私のことが嫌いなの。
Jは私の話を聞いてくれない。 ねぇ、もっと未来の話をしよう。 私と君の未来の話。 君の未来に、私は居ないのかな。 私は未来が見えないの。怖いの。
誰か、誰か、助けて。 誰か「君は間違ってる」って言って。 私が正しいか正しくないのか全然分かんないの。 Jを好きなことは変わらないのに 哀しいばっかりだよ。 助けて。助けて。 もう限界だよ。
自分の気持ち、ここでも上手く表現できない。
私は愚かで、愚かでしょうがないから 誰にも分かってもらえなくて当然だね。
でも誰かに助けてもらいたくてたまらない。 『泣いてもいいんだよ。』って言って 全てを受け入れてもらえる人に抱きしめてもらいたい。
もう本当に無理なのかもね。 病気だね。 助けて。 助けて。
2007年08月06日(月) |
けっきょく、なみだ。 |
蓮に会いました。
蓮と会うことをJに言おうか迷ったけれど、 言ったとしてもマイナスなことしか思い浮かばなかったからやめた。 「会ってもいい?」と聞いたとして、 「やだ。会わないで。」と言ってくれたとしたら、 私は嬉しいのかもしれないけれど、 Jにとってはマイナスなだけだ。
蓮は恋愛に傷ついているのかと思ったらそうでもなかった。 ふられたとばかり思っていたら、 どうやら最後には蓮の方から振ったらしい。
『捨てられてばっかりだったから。 最後はこっちから捨ててやろうと思った。』
そんなこと言ってた。 それを私は「ひどーい、ね。」と言いつつも その気持ちは分かるよ、と言いたかった。 (口に出して言った気もする。)
蓮の髪の毛や、腕や、肩のラインは凄くキレイで そういうオーラに惹かれて女の子はよってくるのだろう。 蓮を好きになる女の子の気持ちは、分かる。 けれど、彼に落ちたくないと私は思う。 絶対に落ちたくないって思ってしまう。
蓮と恋愛のことで色々話したけど、 結局女と男は違い過ぎるってこと。そればかりを痛感する。
女は私のように、「もっと連絡してよ。」云々を言うけれど 男は「どうしてもっと信じてくれないの。」と言う。
女はね、甘い言葉や電話やメールの回数で 愛を測ってしまうものなんだよ。 そういう哀しい生き物なんだよ。 確かなものがないと安心できないの。 だから「(好きだなんて)言わなくても分かるだろ?」 なんて男が言ったり思ったらおしまい。な気がする。
ここ一週間、Jと電話できてない。 今日「電話できる?」とメールで聞いたら 「電話しよっか。あんまり長くはできないけど。」 と返ってきた。 とても哀しかった。 「電話しよっか。」じゃなくて「電話したい。」じゃないと 意味がない気がして。
メールを返さないまま、私は早く眠りについた。 朝起きると、2時頃Jからの着信があった。
しばらく私から連絡しない。 私は今反抗期なの。 哀しいばっかりは嫌なのだ。
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