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キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2006年02月28日(火) 2つの常備薬。


蓮が羨ましい。
自分の好きな人が自分を好いてくれているなんて、奇跡だ。

置いていかれてばかりの私。
これからどうしようかな。

常備薬のチョコレートと音楽があれば、きっと大丈夫。
マイペースとはとても簡単で、とても難しくって、適度ってのが見当たらない。


ねぇ、君に頼っていいの?

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追記。

あたし多分損してる。
人の好意も、素直に受け入れられなくなっちゃってる。

それって物凄く、損だ!

「誰でも良い」訳じゃなくて、蓮がわざわざ米国から電話をかけてきてくれることを、私はちゃんと信じたいと思った。

彼が、「困ってるときに電話したくなる」と言ってくれて
私はとてもとても嬉しかったよ。
ありがとう。



2006年02月26日(日) 相談するか迷うとき。


恋愛の相談ができない。

色々な意味で、色々バレることが、自分や周りにとってマイナスになることが大きいから?
あと、結局自分自身で決めることだから。

でもやっぱり相談したい。
でもこんな馬鹿な相談、誰かに聞いてもらうのも申し訳ない・・・
気もするけれど。

うーん。
相談事は、結構迷う。


だって相手も真剣に考えてくれるから。
考えさせて、疲れさせてしまうから。

でもそれが親しき仲のあれかな。あれ。
ギブアンドテイク。


いや、むしろギブアンドテイク考えないのが親しき仲か。


どっちにしろ考え方が歪んでるなー
考えすぎなんだよ、結論。




2006年02月25日(土) 干渉せず。

聞き役。


って、ずーっと続くと結構辛い。
でもいつもそんな役まわりだから、たいして辛くも無くって
どっちかと言えば話をする方が苦手。
他人に相談するのも苦手。

なら聞き役でいいじゃないか。
って感じだけど。


今日も蓮の相談を聞いてた。

干渉せずに相手の相談を聞くって難しい。
キッパリしない蓮の態度にイライラしてしまう。

例の彼女とは、友達以上恋人未満、にしたいらしい。
親友にしたいらしい。



なにそれ、蓮の都合のいいようにしたいんじゃん。



・・・という言葉を飲み込んだ。
ちょっとでも蓮がムカっとするような事言うと怒るしなぁ。

蓮バカめ。


相談事で率直な意見を言っていいか迷う。

「干渉せずに優しく見守る。」
っていう、NANAのヤスみたいになりたいなぁ。
あれは悟りを開いてるもんな。

そんな人間になれる人居るかな。
とりあえず目指したい。
ヤスが好きです。


2006年02月23日(木) 海外からの着信。


また変な電話番号の着信履歴が残ってた。
あ、もしかして。と思った。

数分後また着信。
学校に居たので、研究室から出て声を発するまで時間がかかった。
「何か言ってよ(笑)」
と電話越しから聞こえた。
アメリカからかけてくる、蓮の声だった。

「どした?」

と聞くと、蓮は最近の事について話し始めた。
蓮がいちいち国際電話をかけて、私に連絡してくるというときは決まって何か悩んでいるときで、それは大体恋愛だ。

私は恋愛経験なんかないし、相談を受けても的確なアドバイスが出来る訳ではない。
けれどいつもなぜか相談される。

蓮は色々な人のアドバイスが欲しいのだとも思うし、
私のように自分の事をあまり話さず、おとなしく聞いてくれる奴なら誰でもいいのだとも思う。


「気になってるコと付き合おうか迷ってる。」


そんな相談だった。
不思議と私はショックを受けることも泣く、淡々と話を聞いた。
どうやら気になるコとはもう大分いい関係になってはいて、お互いに自分達の気持ちが分かっているのに、
遠距離になるだろうから、付き合うことを迷ってると言ってた。


蓮は、付き合った場合に不安になる要素をいくつも口に出し、一人で堕ちて行った。私は何度もそんな彼を止めようとした。
でも私も蓮と同じだ。
今、私を客観視しているのと同じ気がした。


「遠距離で付き合う意味がよくわかんないんだよね。何するの・・・?ってかんじだし。」


「別に行動じゃなくて精神的に救われるんじゃない?」


「そうかもしれないけど・・・遠距離できる自信ないかも・・・俺浮気しそうだし(笑)」


「それは最低だね。(笑)」


「付き合ってみて、やっぱりダメで・・・それで傷つけるのも嫌だし・・。でも、好きっていうより、大切って気持ちの方が多い。他の奴にとられたらそりゃぁ嫌だけど、オレを振ってくれたらそれで諦めがついちゃいそう。なんかそれがベストなのかも・・・」



ってお前どんだけネガティブなんだ。





・・・・すごい分かるけど。orz


「なんかね、ネガティブ加減が私と似てるよ。」


と笑って言っておいた。
本当に似ていると思った。
先の不安要素を幾つも考えてしまって、良い事をあまり想像できないようなところが。
客観的に自分を見ているようで、なんだか不思議だった。


蓮が他の人に相談したら、「やめときな。」といわれたらしい。
しかもハッキリと。
そんなアドバイスをする人も居るのだなぁと思った。


「蓮が出すならどんな答えでもいいよ。付き合っても付き合わなくても。蓮が不安に思ってる事を全部彼女に言ってみればいいよ。

ダメって思ってたら、良い事も全部ダメになっちゃうよ。
そんなんでこれからどうするの。(笑)
頑張りなさい。 大丈夫だよ。大丈夫。」


と、言っておいた。
私は何の痛みも無く、確かにそう言ったのだ。
自分でも不思議なくらい、嫉妬は無かったのだ。

「うん。言ってみる。ありがとう。」


「そうだよ。がんばりな。」


「・・・とか言ってお前人のこと言えんの?(笑)」


「うるさいな。(笑)悪いけど私は先に蓮を越すよ。」




嘘だけど。


「はは。(笑)」


「じゃぁ結果が出たら教えてね。どっち(の答え)でもいいから。メールして。」


「分かった。ありがとう。ばいばい。」


「うん、じゃぁね。」





自分で勝手に堕ちて行ってはダメだ。
恋愛には前向きが似合うと思う。

男女関係の親友とか信じてませんが、私と蓮は親友だろうか。

ううん、やっぱり信じない。
私と蓮は友達だ。





ショックは受けていないつもりでも、家に帰ったらどっと疲れた。
疲れてしょうがなかった。
でも大丈夫だった。

今年は色々な事がありそうで少し怖い。
負けない強さと体力が欲しくて欲しくてたまらない。




2006年02月22日(水) 癒されない傷。



誰かから受けた傷はいつか癒されるものだと思う。

けれど、誰かを傷つけてしまった痛みは癒されない。

何度でも思い出し、何度でも自分を責めて、相手の傷を癒しに行けることはない。




そういうのが多いんじゃないかな。


2006年02月21日(火) 恋愛を数式に。

私がもし客観的に自分の日記を読んだりしたら腹が立つだろうなぁ・・・



という日記ばかり書いていてごめんなさいorz








無償の愛なんてあるのかな。
見返りを求めないって、ただ愛しいと伝えるって、自己満足?

多くの人に愛されたいタイプか。
一人の人だけに愛されたいタイプか。

もちろん後者だ。




高校の時、友達にアキちゃんて子がいた。
明るくってよく笑う子で、それほど可愛いって訳じゃないけれどよくモテる子だった。

彼女は、人を傷つけるのが嫌だと言って、告白してきた相手に曖昧な答えを出していた。
「嫌いじゃないけど、付き合えない・・・」
と、ハッキリと断ることをしない子だった。

だから彼女に惚れた男達は今後の可能性に希望を持って、彼女の事を好きで居続けたのだ。
でも絶対に報われることはない。
アキちゃんは、絶対に男の子と付き合わないからだ。

でも、アキちゃんは「キッパリ言えないんだよあたし・・・。だって、好かれるのって嬉しいじゃん。たとえ自分が好きじゃなくても。」
といっていた。

それを聞いて私は当時「そりゃぁそうだろう」と思ってた。
でもアキちゃんの考え方には賛同出来なかったし、今私は多くの人に愛されたいなんて思わない。



好きな人に好かれなくては意味が無いと思う。
裕君のことは、まだ好きだとか付き合ってくれだとか言われたことがないけれど、彼を傷つけるのは苦しい。


今考えると、自分が酷いと思えるくらいに、私は畑先輩が嫌いだったらしい・・・

彼に告白されたとき、「むり、だめだ、絶対だめだ・・!!」と、イエスを考える余地も無かったのだ。
告白されてから、彼を見てドキドキすることも無かった。
私はこんなに冷めているのかと思うくらいに。



でも裕君に昨日あんな事を言われて、自分が信じられないくらい驚いてどきどきしている事に気がつく。
前兆みたいなものが何もなかったというものあるけれど、彼が私に好意に似たようなものを持っていたなんて信じられなかったのだ。

だって彼は恋愛とか興味なさそうだとか思ってたから・・・(酷いorz)


畑先輩のときと、裕君のときの私の感情の違いに驚いた。
恋愛については、ポジティブになることはとても良い事だと思う。
裕君の事は冷静に考えたいと思う。




私は、もちろん裕君より蓮やJの方が好きだ。
Jの事は、もう恋愛としてじゃなくて、人間としてこれからも大切にしていきたいと思っている。いつまで続くか分からないけれど。
だって会えないからね。


蓮の事は、今年の夏に会えたら告白するかもしれないとさえ思った。
私は彼が気になっている。
私も蓮も、お互いの事を良く知っているからだ。光も闇も。

裕君は、私の事をあまり知らないかも・・・多分、闇は何も知らない。
私は人前であまりネガティブな事を言えないし、笑って過ごせばなんとかやりきれると思っている所があるから、彼は私の鬱々しさを知らないと思う。


けれど冷静に考えると、裕君の方が絶対に私を大切にしてくれる。
でも蓮の方が好きだなんて、なんでこう上手くいかないんだ。



恋愛はエネルギーだ。体力だ。


面倒くさいことをこんなにも考える分野は恋愛だけだ。

恋愛が数式で出来てれば楽なのになぁ。

駄目ならダメで0.ゼロ。




はっきりしたいのは人間の本能だね。


2006年02月20日(月) 動揺。



高校の同級生の裕君に、「最近はるかさんが気になっています」と言われた。

え、ちょ、何この展開・・・!


もちろん大学は別々なので、前会ったのは去年の年末の同級会。
一言二言だけ話した気がする。
裕君はとても賢く、真面目で、いつも笑っている人。
人の事は悪く言わなさそうだし、愚痴も聞いたことがない。
蓮とは正反対だ・・・。(ひどい)


高校の時はあまり話さなかったような気がする。
というか、高校の男友達とは、卒業してから仲良くなった感じだから。


今日裕君からそんなメールが来て驚いて驚いて一人で動揺。
畑先輩のときもそうだったけど、
「なんで?あたしのどこを!?」と思う。ほんとにいつも思う。
あ、いつもじゃないか。告白なんて畑先輩しかされてない。

かなりモテる姉とは対照的に、私は今まで誰かに好かれる事をあまり知らずに生きてきた。

だからこういうとき、どうすればいいのかなんて分からない。




私は二十歳にもなってどうしてこんなんなんだろう・・・


冷静になって考えよう。

一体何が動き出したんだろう。



2006年02月19日(日) ストロベリー。

とても鬱々な日記が続いていてなんだか申し訳なくなってしまう・・・



全ては気の持ちようだと思える。
一人でどんどん堕ちて行くときって、ただ自分を責めてばかりで何の解決にもなっていないような気がする。
それなのに出口が見つからなくて、余計イライラしてしまったりして、悪循環だ。

最近そういう事がとても多かったように思う。


女を磨くというより、人間性を磨きたい。
二十歳を過ぎても、つくづく自分が子供だと感じる。
「君は子供だね」と言われてムカっときてしまったら子供だと思う。
だから私はまだまだ子供です。



蓮に、私の別の日記を教えようか迷っている・・・。
迷っていても、きっと出すであろう結論は、「見せない」なんだろうけど。


大人になることは難しい。
そもそも大人の定義が怪しいんだ。

汚い世の中でずる賢く生きていくことが大人なら、ずっと子供でいいやぁ

とも思うのだ。







最近足マッサージにはまっている。
ついでに足が痩せればなぁ・・・。
ストロベリーのボディーバターを購入。
甘い香りに包まれたい。


2006年02月16日(木) いい女?




いい女ってなんなんでしょう。



自分に勝てた人の事だろうか。


2006年02月15日(水) サイアク。



「全てが嫌になった。」


もう何をするのも面倒だ。
悩むのさえも面倒だ。
思考を止めるのも面倒だ。
泣くのもいちいち面倒だ。


冷たい所に慣れすぎて、私は何も喜べなくなっている。
それが私の弱さだ。
馬鹿げた自己陶酔と被害妄想にだけ助けられている日々は愚かとしかいえない。


そしてこんな文章を公にして晒すのは一番最低だ。

謝るなら書くなという結論になるので謝罪はやめよう。

そういう心が冷め切っている私です。


2006年02月14日(火) そして夢は夢のまま終わる。


うっかりまた蓮の夢を見てしまった。

夢の中では、蓮はちゃんと私の事が好きなのだ。
私が自分で押し殺している願いみたいなものが、夢にはちゃんと現れるんだろうか。なんかそれって妄想っぽくて嫌だ。

大学の講義で、医療現場の先生の話を聞く機会があった。
心身症の人をケアするとき、夢の話をよく聴く時があるそうだ。

「夢にはその人の深層心理が現れるときがあります。」
と、彼は語っていた。

私は元々、「夢」にとても興味がある。だからその時の講義の事はよく覚えている。


今日夢の中で私は蓮に
「私は蓮の事好き…なんだけど、うん。多分好きなんだけど…」
とか言ってて、蓮も私の事が好きで、両想いのくせに2人とも「付き合う」かどうかを話し合っているという変な夢だった。


目が覚めたら、いつもの様に彼は居なかった。
夢が混ざり合った眠たい現実の朝は、やけに晴れていてどうしようも無かった。



夢から覚めると私の欲しいものは何もかも消えている。
Jと一緒に居る夢を見たあとの朝は、一番哀しくて朝から泣きそうになったのを
私はまだとても覚えている。






ただの夢なのに。


2006年02月12日(日) 人の気なんか知らないあいつ。

ねぇちょっと待ってよ。

そんな事言わないでよ。
私いつもその言葉を聞くと苦しい。
そんな過去のことにとらわれてても仕方がないこと分かってるけど
でも苦しくてしょうがない。

Jが昔の恋人の事を口にするたびに、私はどん底に突き落とされる。
私とJの繋がりなんて何も無かったって言われてるように思えるくらいに。
私はなす術がない。


だってJはまだきっと、愛しているから。その人のことを。
その人の名前や面影を思い出しては、昔の傷をまた痛んでる。

そういうのが辛いんだってば。



だって私は、Jにそんな気持ちにさせることは出来ない。
Jが私を思ってせつなくなる事なんてないのだから。



2006年02月10日(金) 『誰にでも優しくしないで。』



蓮が、「自分だけに優しくして欲しいのに」みたいな事を日記に書いてた。



私はその言葉をそっくりそのままあなたに返したいんですが。


2006年02月08日(水) 言葉の奥深く。


Jのことも、蓮のことも大切にしたいと思う。
蓮は、私が傷つくような言葉を簡単に使うけれど、そういうことにいちいち腹を立てたり哀しんでいても仕方が無い。


誰でも「優しさ」が欲しいのだと、いつも感じる。
どんなに間違ったことを言っても、「そうだね。」って頷いてくれる人を誰もが求めている。
そんな気がする。



人が発した言葉は、一体どんな過去からその人の言葉を作り上げたのだろうかと思う。
一つ一つの言葉の意味を分かりたい。
分かるわけがないけれど、分かりたいと思う。
それってかなり辛いこと。自分を押し殺す作業だから。


蓮が2つ目の日記を作った。
それは彼なりの孤独の叫びだと思った。

前はJと私が似ていると思っていたけど、今は蓮と私の方が似てる気がする。

それはやはり、愚かな部分だ。


「なんか兄妹みたいだ。」

と、思った。


2006年02月06日(月) 変化。


去年の春にかけた、ゆるまきパーマがいつの間にかとれて
髪の毛はストレートに戻った。
成人式の為に、全体を黒く染めた髪の毛は、少しずつ色が落ちて自然な茶色になってきた。

そんな風に外見も心も変わってゆくものだ。
小さな小さな積み重ね。
そういうのは、数年先私をどんな風に変えるのだろう。

最近の変化は、大切な写真を持ち歩かなくなったこと。
あとは、蓮への気持ちだと思う。
「好き」と認められなかった気持ちはとうとう負へと傾き、私は前の私に戻る。
「蓮は友達」という前の私に。きっと戻っている。



この間メッセで話をしたとき。彼は
「その人が手に入った瞬間、興味がなくなるときがある。直そうと思ってるのになおせない。

昔もそうだった。
ずっと好きだった子に告られたとき、その瞬間急に気持ちが冷めたんだ。」

と、言った。
その瞬間に私の気持ちは負になってしまったのだと思う。
もし私が蓮に「好きだ」と伝えたことで、蓮に「手に入った」って思われるのも嫌だし、恋はそういうもんじゃない。(知らないけど)

でも蓮の気持ちはものすごく分かる。痛い程に。
私に近い気がした。
愚かな部分が。孤独な部分が。



逃げられると追いかけたくなる。そういう精神だ。
Jは私から逃げてばかりだ。
だからきっと追いたくなるんだ。

でもJが私のことを好きになってくれたとき、私は冷めないと思った。
だからJの事は好きだと思った。





どんなに周りが「君は蓮が好きなんだろう」と言ったとしても。
どんなに周りから私がそう見られていたとしても、
私が「好き」と認めなかったらもちろん、それは恋ではないんだ。
全て自分の気持ちが決める。
そんな当たり前なこと。
そんなことが頭を埋めた。


さて。
いつか出会いたい、私を愛してくれる人のために、私が愛せる人のために。
ビタミンCを飲んで眠ろう。




2006年02月05日(日) 蓄積涙。



変わらず好きなものと、変わってしまう好きなもの。
どちらも両手に持っている。


最近の私にとって泣くことは一番難しいことで、もし泣けたらすこしはすっきりすると思った。
泣けないってことはやっぱり別に何も哀しくないのではないだろうか。ただ単に甘えていて、自分を一番可哀想に見立てたいだけなのだ。うん、きっとそう。

どうしても泣きたくなるときがある。
泣けなくても泣きたくなるときがある。
昔はすぐに泣けたのに、今は少し難しい。
昨日は久しぶりに泣いた。
おかげで今日は目がはれていた。

こんな自分を本当に愚かだと思った。


2006年02月04日(土) 弱っている暇なんかない。


図書館を出ると、一瞬時が止まった。

いつもの雨が雪に変わっていて、時間の進みが凄く遅くなった気がした。

冬とコンクリートの匂いが混ざって、「いつもと同じなはずなのに違うにおい」と思いながら、傘も立たずに少し立ち止まっていた。



家につくと物凄い疲労感が出る。
最近はいつもそうで、いったい自分の何処が疲れているのだろうと思う。
心のよりどころが無いとは言わない。
ただ「なんとなく」苦しくてせつないのはいつもの事だ。


でももしかしたら、そんな小さな哀しい積み重ねがどんどん積もっていって
心が疲れているのかと感じた。
でも自分でそれを認めるのは馬鹿げているので止めた。

体力と気力さえあればなんとかやれる。
私はすぐにへこたれて弱くて駄目だ。
もう涙さえも蓄積されていない体だけれど、倒れるくらいまで頑張ってみたいと思うときがある。

何かに夢中になってみたいと思った。




大丈夫、大丈夫。
ちゃんとやらなきゃ。


2006年02月03日(金) 『大嫌い』に伴うもの。


蓮が憎い。

私に友情しか感じていない蓮が憎い。
ばかばかアホアホこんちくしょう、人の気も知らないで

とか思う。
ほんと殴りたくなるくらいに。
蓮は私の気持ちなんか知らない。


大嫌いで泣きたくなる。







誰かに愛されることを待ってみようかと思った。
でも振り返っても私は孤独だ。
愛に関して、いつでもそうだった。

そして泣きたいのにいつも泣けない。
それが一番哀しいかもしれない。
私は涙も出ない子になっちゃいました。
自分で自分が分からない。自分でいるのが辛い。
子供な自分が溢れ出す。考えなしの私で満たされる。
そんな私が一番殴り倒したい。
もう起き上がれなくなるくらい、私は傷つけば良い。


この世で一番哀しくて辛いのは、孤独なことを誰にも理解してもらえないことだと思う。

誰かを失ったときも、誰かに受け入れてもらえなかったときも
孤独の感じ方はそれぞれ違って誰にも理解することは出来ない。
分かってあげようとすることは出来る。
同じ境遇にあれば同じだとも思えるけど、きっと何かがズレている。


一番辛いときは、本当は誰にも理解されなくても良いのかとも思う。


今日はそんな変な思考回路。

馬鹿な文章ばかりでとても恥じている。












2006年02月01日(水) 調和の音。



蓮が、前の彼女と別れて、どうしようもなく淋しかったとき
私に電話してくれたのは何故だろう。
私を思い出す瞬間、彼は何を感じているんだろう。


でも甘い期待は許されない。
蓮はいつも、誰に対しても「何か」を求めている気がする。
孤独な心からくる、「何か」を。


私が蓮のことを好きだと、かつての同級生の女の子に一人だけ打ち明けた。
彼女は、蓮のことを「彼が子供みたいに無邪気なとき、彼は何処かで淋しいと感じていたのかなと思うときがあった」
と、メールに書いてあった。

あぁそうか。
私もそんな気がする。

ねぇ蓮は哀しかった?
誰の愛を求めてた?
家族に愛されることを、あまり知らないあなたは
誰に何を求めてた?
どんなことが哀しかった?

わかってあげられなくてごめん。
分かってあげたいと今になって思った。







去年の春、携帯電話に留守電を入れてくれたときも、彼が何を言いたかったのか、今になってみるとよく分からない。

きっと蓮は猫だ。
気まぐれで、人恋しいと思うのに、それに反して孤独だ。





そして私は、今でもJのことはとても大切だったりする。
今も好きだけれど、家族愛のようなものに変わっていけたらいいと思う。
Jからメールを貰うとやっぱり嬉しいし、心が安定する。












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