ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2008年12月29日(月) ■どんな激しい嵐もいつかやむものだ。苦しみだって永遠に続くはずがない。いつかは終る。

《お知らせ》

今年も、読んでいただきありがとうございました。
また、たくさんの方々からメールをいただきました。
みなさまからのメールは、私の力となっており、
本当に感謝しております。

さて、「ことば探し」は、
30日〜1月3日まで、お休みをいただきます。
来年また、パワーアップして更新していきます。

みなさま、良き年、楽しき年をお迎えくださいませ。
そして、来年も元気で、不況なんかに負けずに、
前向いて、いっしょに歩いていきましょう。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>




どんな激しい嵐もいつかやむものだ。
どんなものだってピークのあとは降下する。
山あれば谷あり。
下がりきれば、あとはのぼるしかない。

苦しみだって同じこと。
永遠に続くはずがない。いつかは終る。
このことをしっかり心にとめておけば、
どんな嵐にも耐えられる。(略)

いつか嵐がやむ。
一夜明けると、太陽が顔を出す。
冬きたりなば春遠からじ。



出典元 「いかにして自分の夢を実現するか」
おすすめ度 4.5
著者名 ロバート・シュラー


世の中、100年に一度の不況だということだ。
毎日、毎日、そんなニュースが流され、
後ろ向きの暗い気持ちになりがちだ。

そこで、私は、こう思うことにした。
100年に一度の不況を見ることができるのだから、
この不況が、これから、どんな世界を切り開いていくのか、
じっくりと見てやろう。

きっと、人々の価値観も、考え方も、生き方も、
会社のあり方も大きく変わっていくに違いない。
この不況が、きっとすべてのバネになる。

人々は、もっと力強く、賢く生きていく知恵を得るし、
地に足をつけ、自分の生き方を考えていくようになる。
みんなが力を合わせ、力を発揮していくようになる。
政治や生活のことを真剣に考えるようになり、
世の中が、もっと暮らしやすい方向、
個人の力を発揮できる方向に、変わっていくはずだ。
私は、そのことを信じる。

だから、この不況をなんとしても乗り切ろう。
この不況の中で、できることを精一杯しよう。
過去を振り向かず、前を見据えて前に進もう。
何があっても、不況のせいにするまい。
そして、この不況から、必ず何かを学ぶ。
いつか嵐は過ぎ去り、太陽が顔をだし、
また、光り輝くのだから、それを信じて。


■今日紹介した本 ↓
「いかにして自分の夢を実現するか」



この本の中にこう書かれています。
『好奇心の他に夢に必要なのは「自信」だ。
 「私にだってできる!」この魔法の言葉の力を信じよう。

 何度も声に出してつぶやくもよし、大声で叫ぶもよし、
 また、積極思考型の友人に公言するのもいいだろう。
 夢を実現させるためには、次のことを心がけよう』

●自分に自信をもとう
●自分の知性を信じよう
●自分の直感を信じよう
●自分の本能を信じよう




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2008年12月28日(日) ■人に自分の弱さを見抜かれることはたまらなく恐ろしい

私たちは自分の弱点を常に
人の目からも自分の目からも隠そうとしています。
人に自分の弱さを見抜かれることはたまらなく恐ろしいのです。
また、自分で弱さを見ずにいられないときは、
自己嫌悪に陥りがちです。

果たして、自分の弱さとは、
隠し続けなければ、いけないものなのでしょうか?

思い切って自分の弱い部分、ダメな部分をさらけ出すことで、
人と親しくなる、ということがよくあります。
自分から悩みや弱さを打ち明けると、
「実は、私もそうなんです」「親近感がわきました」
という答えが返ってくることもめずらしくありません。(略)

いいところも弱いところも含めた、
ありのままの自分を見せると、自分も相手もラクになります。
「自分は偉い」「自分はすごい」という鎧を
脱ぎ捨てるだけで、世界は大きく変わるのです。

自分の弱さを声に出して認めることは、
勇気がいるかもしれません。
しかし、いざ認めてしまうと、
さまざまな苦痛から解放されます。



出典元 「「こころの目」で見る」
おすすめ度 4
著者名 鈴木 秀子


自分の弱み、弱い部分は、隠したいし、見たくはない。
自分の価値を下げるような事実や現実は…
どうしても、人にさらけ出したくはない。

そう思えば思うほど…切ないかな、
無理をしたり、ウソをついたり、虚勢をはったりするようになる。
そして、まわりの人から、かえって変に思われたり、
からかわれたり、さぐられたりしてしまう…
それでも、なおかつ隠したいし、見せたくない…
そのあまり、追いつめられたり、辛い思いをしたりする。

しかし、自分が弱みや隠したいと思っている部分が、
人から見ると、全く気にもならないことだったりすることも多い。
気にしているのは自分だけ、なんてもこともある。

自分の弱みって、隠したいことって何だろう?
学歴?生い立ち?失敗?過去?年?会社?子どものこと?
それは、人それぞれ違っていて、
それぞれ違うことを弱みだと思い、隠しているのだ。
そのために、自分の弱みや隠したいことには、
神経質になり、敏感に反応するのに、
案外、他の人のそれには、無神経になることも多い。
それほど、持っている弱みが違っているからだ。

そうしてみると…
弱みは…自分がつくりだしているもの、
自分の思い込みが大きいものといえなくもない。
本当にそれが弱みなのかどうか、まわりの人が
それを自分が思っているほどに気にしているかどうか、
弱点だと思っているかどうか、実はわからない。

弱みを気にするあまり、隠そうとするあまり、
人間関係がうまくいかなくなったり、追い込まれるより、
勇気をだして、さらけ出した方が楽かもしれない。
別にべらべらとそれをしゃべる必要はないと思うが、
必要なとき、必要な人には、鎧を脱いで、
ありのままの自分を見せた方がいいと思う。


■今日紹介した本 ↓
「「こころの目」で見る」



著者はこう言っています。
「「こころの目」を養うことで、はじめて見える世界が輝き出し
 ます。しっかりと地中に根を張ることで、心底満たされた思いを
 体験することができます。
 何かにつけ、一方に偏りすぎると人間は心身のバランスを崩して
 しまいます。中国では「陰陽のバランスを保つ」とよく言います
 が、人生そのものもこれと同じで、見える世界と見えない世界
 とのバランスが崩れると人と人の心は病んでいき、バランスが
 維持できれば輝きを増していくのです」





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「美しい汐留クリスマスイルミネーション」

今日は、クリスマスのイルミネーション特集です。
先日、汐留に行ってきてその時に撮った写真です。
なかなかきれいだったので、今日は、写真中心で。


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2008年12月27日(土) ■相手がどのように違った見方をしているかはっきりたずねれば、

相手があなたの話にとまどったり、納得していないようなら、
さらに強く言ってみたり、別の言い方をしたりするよりも、
むしろ相手がその話をどのように見ているかきいてみるといい。

一般的にはこうした場合、おそらく
心強さを感じたいという理由から、同意を求めたくなるだろう。
「これは理にかなってますよね?」「そう思いませんか?」
だが、それよりも、相手がどのように
違った見方をしているかをきくほうが効果的だ。
もし同意を求められれば、相手は自分の疑いや留保の気持ちを
伝える気になりにくいかもしれない。

口では「ああ、そう思うよ」といっても、じっさいには、
「ああ、君のようにねじ曲がった考え方をするならね」
と思っているかもしれない。

相手がどのように違った見方をしているかはっきりたずねれば、
向こうのほんとうの反応を知る見込みは高くなる。
そこから本当の会話をはじめることができる。



出典元 「言いにくいことをうまく伝える会話術」
おすすめ度 4.5
著者名 ダグラス ストーン (著), シーラ ヒーン (著), ブルース パットン


自分の話に相手が素直に反応しなかったら、
相手に、思い切って、
「私はこう思う(思ったけど、考えたけど)、
 あなたはどう思う?」
と、勇気を持って聞いてみることは、
とても大切な会話のはじまりだと思う。

このとき大切なことは、
違いがわかったとき、あなたの思っていること、
考えていることと、大きく差がみえたときに、
がっかりして、或いは怒って、
「そんなふうに思って(考えて)いたの。
 価値観が違う、信じられない、がっかり、
 以前言ったことと違うじゃない」
などと言って、相手を責めないことだ。
(こう言われたら、恐らく相手はこれから先、
 本音や、違いを言えなくなると思う。)

ここで、違いがわかっても恐れることはない。
違いがわかったからといって、解決策がないわけでも、
愛されないわけでも、認めてもらえないわけでもないからだ。
ただ、思っていること、考えていることが違うということで、
これは、違う人間同士なのだから、仕方ないことなのだ。
いつも自分と同じ思い、考え、いつも同調なんてありえない。

「ああ、そう思っていたのね…
 なるほど、そんな考え方もあるのね」
と、いったん受け入れれば、
相手も違いをわかってくれたと、安心し楽になり、
こちらの話もさらに聞いてくれる可能性が高くなる。

さらに、その先、
「じゃ、どう解決しようか」と解決に向かうこともできるし、
「違いがあるようだけど、もう少し話し合っていこう」
と、いったん時間をおくことで、それぞれが見直し、
新たな解決策や妥協をさぐることもできる。
違いや差がわかってこそ、先に進めることも多いのだ。

最初から、自分の言っていることを押しつけず、否定せず、
相手の思いや考えにも耳を傾けることが大切だと思う。


■今日紹介した本 ↓
「言いにくいことをうまく伝える会話術」



交渉、コミュニケーションのやりかたを研究、教育する専門家グル
ープが、何千例もの話し合いを研究し、
「何が話し合いをむずかしくするのか、我々はなぜそれを避ける
 のか、なぜ、その扱いをしばしばまちがってしまうのか」等々、
人間関係を円滑にする会話術をとても詳しく掘り下げて、教えて
くれる本です。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「美しい汐留クリスマスイルミネーション」

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先日、汐留に行ってきてその時に撮った写真です。
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2008年12月26日(金) ■成功できないでいる人は、自分をコントロールしようとしていない人

営業面の成功であっても、
学問的、あるいは精神的な成功であっても、
とにかくあらゆる成功は、
まじめな、ねばり強い努力の結果です。(略)

成功を手にできないでいる人は、
自分をコントロールしようとしていない人です。

私たちは、もし成功を願うならば、
自分の欲望、身勝手な考え、気まぐれな感情を、
積極的に犠牲にしなければなりません。
成功を手にできないでいる人は、
自分の欲望を犠牲にしようとしない人である。



出典元 「きっと!すべてがうまくいく」
おすすめ度 4
著者名 ジェームズ アレン


欲望のままに、楽ばかりしていたら、
何も考えず、だらだらとただ生活していたら、
目標達成することも、成功することもできない。

何かを成し遂げようと思うなら、
自分の欲望、身勝手な考え、気まぐれな感情を、
押さえて、粘り強く努力せねばならない、
これは、本当にそうだと思う。

これから先は、自分をもっとコントロールして、
目標達成するべく、自分の成功を目指して努力していきたい。
また、自分の力をあれこれ分散させず、集中させ、
自己犠牲をいとわない精神で立ち向かいたい。

やっと…、本当にやっと…、
自己犠牲をいとわないという決心ができるようになってきた。
ここまでに大分時間がかかってしまったけれど、そして、
どこまでできるかわからないけれど、やってみようと決めている。


■今日紹介した本 ↓
「きっと!すべてがうまくいく」



デール・カーネギー、ナポレオン・ヒル、ノーマン・ビンセントなど
自己啓発作家たちに強い影響力を及ぼしたイングランド出身の作家の
著者が書いた、自分らしく生きる知恵や、生き抜く考え方などを
とても簡明なことばで教えてくれる本。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「美しい汐留クリスマスイルミネーション」

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2008年12月25日(木) ■もしよければ、君の成功の秘訣を教えてくれないかい?

2人の木こりがいた。
1番目の木こりは満身の力をこめて木を切った。
休憩も昼休みもとらず、できるだけ多く木を切るために
全力を注いだ。朝は誰よりも早く働きはじめ、
夕方は誰よりも遅くまで働き続けた。

他の木こりたちは、
彼があまりにも速く木を切ることに驚嘆した。
しかし、1日が終るころには、
2番目の木こりのほうが多くの木を切っていた。
1番目の木こりほど懸命に作業をしていたわけではないし、
休憩も何度もとっていた。

1番目の木こりは2番目の木こりに歩み寄って質問をした。
「君はどうやって僕より多くの木を切るんだね?
 僕の方が朝から晩まで長時間一生懸命に
 働いているはずなのに。
 もしよければ、君の成功の秘訣を教えてくれないかい?」

2番目の木こりは一瞬考えて言った。
「成功の秘訣なんてとくにないけれど、
 これだけは間違いない。
 どれだけ作業が忙しくても、
 僕は時間をとって斧を磨くことにしているんだ。
 斧がよく切れれば、より少しの労力で多くの木を
 切ることができるからね」


この寓話でいう斧を研ぐという作業は、
時間をとって、自分を高めるということだ。


出典元 「自分を磨く方法」
おすすめ度 5
著者名 アレクサンダー・ロックハート


時間がない、忙しい、余裕がない、などと、
言い訳して、自分を高める時間を削ってしまう。
或いは、自分を高める…なんて、そんなことを
すっかり忘れて、日々の生活に追われてしまう。

しかし、まわりを見てみれば、
同じように時間がない中で、余裕がない中で、
自分を磨いている人はいて、そんな人は、
どこかやっぱりキラキラとしているし、
何か芯を持っているように感じられる。
人知れず地道に自分に力をつけている人もいて
ある時、その人は、その力を発揮する。
自分を高めようと努力をしている人たちは、
自分と同じ環境にあっても、間違いなくいるのだ。

「自分を高める」ことをしているか、していないか…
それにより、これから先、大きな違いとなって
現われてくると思う。
これから先のためにも、なんとしても、
自分を成長させてくれる、高めてくれること、
力をつけることをしていくぞと、決めている。


■今日紹介した本 ↓
「自分を磨く方法」



例えば、こんな話が書かれています。
 ○自分を信じる
 ○決意する
 ○粘り強く挑む
 ○批判にうまく対処する
 ○間違いに固執しない
 ○苦闘を大切にする
 ○よい影響だけを受ける
 ○希望をもつ
 ○変化を受け入れる
 ○知識を活用する

短かめに、すっきりとまとまっているので読みやすく、本を読むのが、
苦手な方でも読みやすいと思います。
おすすめの一冊です。






■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「クリスマスのお話 《受けるよりは 与える方が幸いである》」

クリスマスにぴったりのお話。
心がほっとあたたまります。


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2008年12月24日(水) ■大きな役に立つことより、小さな役に立つことからはじめよう

人間の深い本能は、
人に認められたいということもありますが、
同時に自分が誰かの役に立ちたいと願っています。

ですから、自分が誰の役にも立っていないという
否定的な考えにとらわれることは、いちばん苦しいことです。
私たちがうれしいことは、
誰かの役に立っているという感覚です。

しかし私たちは、
何か大きな素晴らしいことをするのが、
誰かの役に立つことだという偏見に陥りがちです。
私たちが幸せであることは、
大きなことによってではないのです。
小さなことで人の役に立つということが
人間のいちばんの幸せです。



出典元 「奇蹟は自分で起こす」
おすすめ度 5
著者名 鈴木 秀子


仮に、人のために、誰かのために、
大きな役に立つことを一年に一回したとして、
かなりのやった感や充実感はあるかもしれないが、
そのために、あとの364日を犠牲にしているとしていたら、
日々の笑顔や小さな役に立つことを犠牲にしているとしたら、
まわりにとっては、切なく、寂しいことだと思う。

また、大きな素晴らしいことをして、
その瞬間だけ、多くの人にいっぱい、
「ありがとう」を言われるのもいいかもしれないが、
毎日、「ありがとう」と言われるのはもっといい。
小さくても役に立つことを、毎日するほうが、
幸せな気持ちが持て、喜びが長く保て、
自分の本当の生きる力となっていくように思う。

もちろん、大きな役立つことも素晴らしいことも大切で必要で、
そういうことでこそ、世の中が動いて行くこともある。
しかし、大きな役に立つことばかりが役に立つわけではない。
その前に大切なことは、日々の小さな役に立つことをすること、
今から、自分ができることをしていくことではないかと思う。

大きな役に立つことを考えて、動けなくなるなら、
まずは、目の前にある小さな役に立つことから始めよう。
今から、自分にできる役に立つことをしていこう。


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《お知らせ》
この本の著者、鈴木秀子さんの、
元気になる話を「ぼちぼち日記」に書きました。
読んでみてくださいね。
「「きよしこの夜」が生まれた村のお話」」


■今日紹介した本 ↓
「奇蹟は自分で起こす」


鈴木さんは、私が心から尊敬している方です。一つ一つの話に、
魂がこもっていて、読んでいると心が洗われます。
心が索漠としているとき、自信をなくしているとき、人生にいき
詰まっているとき、ぜひ、じっくりと読んでみてください。
きっと光が見えます。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「「きよしこの夜」が生まれた村のお話」

「きよしこの夜」が生まれた村
ドイツと国境を接するオーストリアの
小さな村オベンドルフのお話です。


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2008年12月23日(火) ■気持ちは「下手でもいいから伝えよう」

「気持ちをうまく伝えよう」と思うこと自体、
なんか方向が違っているんじゃないかな。
うまくいかなくていいじゃない。
ちゃんとじゃなくていいじゃない。
下手でもいいじゃない。

「上手に伝えたい」という気持ちはわかるよ。
誰だってそう思う。
でもね、「下手でもいいから伝えよう」
って思っていた方が楽だと思う。

下手でもいい。
伝えることが大事。



出典元 「なんにもしたくない! 」
おすすめ度 4.5
著者名 森川 那智子


自分の中に、伝えたい気持ちがあるなら、
下手でも、一生懸命伝える方がいいと思う。
きっと、思いは伝わると思うから。

それは、上手に伝わらないかもしれないし、
自分が思ったようには伝わらないかもしれないけれど、
上手に伝えようと、あれこれと考えすぎて、
伝えることができなかったり、
策略を練って無理に伝えようとするより、
下手でも、素直に一生懸命伝えた方がいい、
私には、そう思える。

ただ、伝える前に…いったい自分は、
「誰に、何を伝えたいのか」
「どんな気持ちを伝えたいのか」
本当の自分の気持ちを整理しておくことが大切だと思う。
「なんとなく」とか、「ともかくまずは伝えて」などと、
伝えたい気持ちがはっきりしないまま伝えると、
どんなに一生懸命に伝えても、伝わらないし、
かえって、誤解をうむことになると思うから。

誰かに伝えたい気持ち…って、どんなことでしょう?


■今日紹介した本 ↓
「なんにもしたくない!」



例えば、こんなことが書かれています。
 ○「あー疲れた。なにもしたくない」
  疲れたたときはぐたぐたしていよう
 ○「ほんとうは、もっとがんばれたはず」
  “自己ベスト”ではなく“今日のマイベスト”を尽くせばいい
 ○「あーあ、ずっと同じことばかり考えちゃってる」
  「彼の元カノ」が気になって仕方ない、みどりさんの場合
 ○「ふつう、これって常識でしょ」
  主語を「ふつうは」から「わたしは」にしてみよう
 ○「このまま、ずっとひとりなのかな」
  孤独はどうにかなるものです
 ○「わたしたち、もうダメかも…」
  足し算でなく引き算で生きる
 ○「わたしのどこが悪かったんだろう」
  「悲しみの作法」で、こころをいったんリセットする

ああ、疲れた、もうなにもしたくない〜、休みたい、なんでいつも
私ってこうなのかしら…、なんとかしたい…なんて、いつも思って
いる女性の方に読んでいただきたい本です。
少し、気を抜いてみませんか?




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「 苦労してそうだけど、慣れると大丈夫なんでしょうね 」

東京ならではの風景なのかも…
私なんかじゃ無理だなぁ。


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2008年12月22日(月) ■他者を勇気づける人には、次の6つの特質があります。

他者を勇気づける人には、
次の6つの特質があります。

 1.尊敬と信頼で動機づける
 2.楽観的(プラス思考)
 3.目的(未来)指向
 4.聴き上手
 5.大局をみる
 6.ユーモアのセンスがある


逆に勇気をくじく人の特質は

 1.恐怖で動機づける
 2.悲観的(マイナス思考)
 3.聞き下手
 4.原因(過去)指向
 5.細部にこだわる
 6.皮肉っぽい


出典元 「勇気づけの心理学」
おすすめ度 4
著者名 岩井 俊憲


この本では、自分自身を勇気づけることが
大切だとも言っている。

「勇気は一種のエネルギー、あるいは燃料のようなものです。
 例えば、発電所にエネルギーがなければ供給できませんし、
 ガソリンがなければ自動車は動きません。
 同じように、勇気がなければ
 人に勇気を与えるのは不可能でしょう。
 他者を勇気づけるためには、まず自分自身を勇気づけて、
 勇気というエネルギーで自分を満たしていなければなりません」


自分が勇気を持っているから、相手を勇気づけできる、
もっと言えば、勇気を出して行動したことがあり、
それが、どんなに大切であるか知っているので、
相手を勇気づけることができる、のだと思う。

そしてまた、勇気を出して行動することが、
パワーになると同時に、どんなに怖いことかを知っているから、
相手を勇気づけという形で応援できるのだと思う。

一歩踏み出す勇気、あきらめずに進む勇気…
逆に退く勇気、すっぱりあきらめる勇気…
勇気…生きていくのに、いろいろな場面で必要なものだと思う。

しかし、すべての勇気にはエネルギーがいるし、
勇気を持っていても、くじけそうになることが多い。
だからこそ、お互いに支え合いたい。
その勇気を応援して生きていきたい。
少なくても、勇気をくじく人にはなるまいと思っている。
そして、自分の勇気も大切にしていきたい。


■今日紹介した本 ↓
「勇気づけの心理学」



アドラー心理学を基づくカウンセリングやその養成を行っている
著者が、勇気づけるということの考え方、その方法などを具体的
に教えてくれる本

著者は、こう言っています。

「勇気を持った人が、できるだけたくさん他者を勇気づけできる
 ようになってほしい。
 「日本のさまざまな分野で今ほど勇気が求められている時代は
  ない」と認識しているからです。
 この本を書くことで、最初から大きな変化を起こそうとするの
  ではなく、ある志を持ち、ほんの少しの勇気を持って始める
 ならば、やがては勇気は波紋のように広がることをお伝えした 
 かったのです。
 この本を手にするあなたは、勇気の小さな波紋を生み出す当事者
 になれるのです」





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「すごいね、すごいね〜って毎年思うこの通り」

毎年のことだけど、この道はすごいなぁと思う。
疑問もわくのだけどね。

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2008年12月21日(日) ■何か腹の立つことがあったら、ちょっと時間をおいて考えてみます

何か腹の立つことがあったら、
ちょっと時間をおいて考えてみます。

ほんとうに大切なことなのか、
それとも単なる気分、
身体の調子からくるもの、
取るに足らないものだろうかって。


考えてみて、つまらないことではない、
と判断したら話を始めるのです。


出典元 「自分を信じて生きてみよう」
おすすめ度 ※おすすめ度について
著者名 ソニア フリードマン


怒りの気分にまかせて行動すると
「いいことがない!」これが私が感じていることだ。
そしてまた、怒りのままにその怒りをぶつけると、
ますます、怒りが大きくなってくるということも、
うまく、その怒りがおさまることは少ないということも。

しかし、こうわかっていても…
怒りにまかせて、怒りに燃えて押さえきれず、
ついつい、その場で、
怒りを爆発させたり、自分の立場を主張したりする。
そして、言わなくていいことまで言ったりして、
相手からの反撃にあい、相手も怒らせ、
ますます、ドツボにはまることもある…
さらに、おさまらない怒りを、どこにぶつけていいか、
わからなくなって、今度は自分に怒ったりもする。

怒った後で、気分がよくなればいいが…
だいたい落ち込むか、何でいつもこうなのかと後悔するか、
なんで、こんなつまらないことにこだわるのか、
自分はダメだなぁ…と、自己嫌悪に陥る、そんなことが多い。

ここまでわかっていても、怒りの対処はむずかしい。
しかし…腹の立つこと、怒りがわいてきたら、
ちょっと待てよ、と立ち止まり、
これは、怒りにまかせて行動してもいいかどうか、
と、いったんは考えてみるように努力はしている…
まだまだ対処はできないけれど。


■今日紹介した本 ↓
「自分を信じて生きてみよう」



心理学者でセラピストの著者が、「私たちは、いろいろなものを
手に入れたけれど、にもかかわらず幸福ではない、そんな状況は
どうしてなのか、そしてどうして自分なりの幸福をつかむか、どう
自分の人生でバランスをとっていくか教えてくれる本。

著者はこう言っています。
「大人になること、これは人間すべてにとって絶対に必要欠くべか
 らざるものです。なぜでしょうか。
 なぜなら大人に成長しない限り、人間は幸福になれないからです。
 自分の人生の責任をできる限り全うする…これが私とっての
 成長の定義なのですが、これができないうちは永続的な満足感は
 得られないのです」
そして、大人になるため大切なのは、自分の生き方を「選択」して
いくことだと言っています。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「街角のありがたいおことば」

ありがたい「おことば」シリーズ。
いいねぇと思ったり、謎だねと思ったり…


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2008年12月20日(土) ■自分もハッピー、相手もハッピー。2人ともパッピーになる選択肢がある

自分もハッピー、相手もハッピー。
こんな状況をいつもイメージしましょう。
自分のやることが相手のためになると思えば、
自分の意見を通す勇気が出ませんか?

どちらかが損をする提案は、
結果的にうまくいかないものです。
たとえ一時的にうまくいっても、長くは続きません。
例えば、ケンカをした彼との仲直りをするときもそうです。
どちらかが我慢したという状況はいけません。
2人ともパッピーになる選択肢があると信じて、
絶対にあきらめないことです。



出典元 「自信サプリ」
おすすめ度 4
著者名 深井 次郎


自分も相手も、ハッピーになる選択肢…
考えてみる価値は大いにあると思う。

そんなものはないと否定してしまう前に、まずは、
両方がハッピーになれる選択肢はないか考えてみよう。
最初から否定しては、何も見つからない。

例え、ハッピーとまではいかないとしても、きっと、
何か歩み寄れて満足できる選択肢が見つかると思う。
そして、もしかしたら…
両方はハッピーになれる選択肢が見つかるかもしれない。

しかし、考えて探してみなければ、それも見つからない。
それに、こんなふうに考えていれば、いつもの選択肢より
いっぱいの選択肢があることもわかり、選択の幅も広がる。

自分も相手も、ハッピーになる選択肢…
必ずあると信じて、探してみよう。
見つける努力をしてみよう。



■今日紹介した本 ↓
「自信サプリ」



その他、こんなことが書かれています。
 1.なにもなくても自信をつくる方法
   ・あなたの魅力を一気に引き出す方法
   ・主役じゃなくても、幸せになれる!
 2.あなたの夢をかなえるレッスン
   ・夢がないって、いけないこと?
   ・人生にまよったときの正解のだしかた
 3.「なりたい自分」になるために
   ・裏表があるのはいけないこと?
   ・「華がない」と言われる人でも、オーラは出せる
 4.恋愛もこうすれば絶対にうまくいく
   ・相手に安らぎを与えたいときは、どうすればいい?
   ・話し下手なあなたでも、恋はできる
 5.ちょっとしたコツで「人づきあい」はラクになる
   ・「感謝される人」「感謝されない人」の小さな違い
   ・なぜ、必死になるほど相手は離れていくのか?
 6.仕事が楽しくなるとっておきの考え方
   ・断られるのが怖い人のための「ものの頼み方」
   ・邪魔する人も、あなたのために現われている

どちらかというと女性向け。
短めの分、読みやすい構成なので、本を読むのが苦手という方にも
おすすめの本です。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「街角のありがたいおことば」

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2008年12月19日(金) ■「どれもこれも本当の自分なのだ」と開き直る必要があります。

人は不思議です。
1つの自分では満足できず「あなたはこんな性格」と
決めつけられたら不満で仕方ないのですが、だからといって、
あまりにいろいろな自分があると、どの自分を「本当の自分」
と思っていいかわからず、不安になってしまいます。
そして、いつまでも「本当の自分」を探して迷わなければならない。

そこで、ここではいったん、
「どれもこれも本当の自分なのだ」
と開き直る必要があります。

いろいろな状況に応じて、まったく人格が変わったように
思えますが、その中でも一貫している「自分というもの」は
ちゃんとあるのです。
 (略)

その場に応じてさまさまに色を変えるカメレオンでも、
カメレオンはカメレオンです。
カエルになったりヘビになったりするのではなく、
カメレオンという本体は何ら変わっていないのです。


出典元 「性格の秘密がわかる本」
おすすめ度 4.5
著者名 富田 隆


自分を見つめてみると、さまざまな顔があり、
家族に見せる顔、仕事で見せる顔、友人に見せる顔、
それぞれ違っている。
また、一瞬一瞬で、考え方も、思いもくるくると変わり、
プラスとマイナスに両極端にふれることもしょっちゅうだし、
いけるぞと自信満々のときもあるかと思うと、
いきなり奈落の底に、どーんと落ち込むこともある…
芯がぶれない、確定されたしっかりした自分で
ありたいと思うが、現実は…揺れている方が多い。

誰かに、性格や人となりを言われて、
「本当の私をわかってくれてない」
「本当の自分はこんな自分でない」とか、
憤慨してみても、現実には、
「じゃ、どれが本当の自分?」と問われても、
自分でもはっきりと「本当の自分」が特定できない。
「これが自分」と言ったあとで、すぐにまた
「えっ、そうかな?これが本当の自分かな?」
などと、疑問にわいてきたりもする。

これも自分、あれも自分、こんなことを考えるのも自分、
かっこいい自分もいれば、かっこわるい自分もいる、
強い自分もいれば、まったく弱い自分もいる…
こんな自分、すべてが「本当の自分」であると
受け入れるしかない。

しかし、こんないろんな自分がいるから、
いろいろなことに対処できて、自分を守ってもいけるのだと思う。
「どれもこれも本当の自分」…それでいいのではないかと思う。
それがすばらしいと。




■今日紹介した本 ↓
「性格の秘密がわかる本」



例えば、こんなことが書かれています。
 1.性格にとらわれない生き方
  ・「私はこういう性格だから」と思ってしまう前に
  ・性格理論をそのまま信じてはいけない理由
 2.こうして性格はつくられる
  ・性格ができあがるプロセス
  ・性格は生まれつき決まっているのか
 3.「オモテの性格」と「ウラの性格」の秘密
  ・「損な性格」を変えるのに必要なこと
  ・「本当の自分」はどこにいるのか
 4.どうすれば個性的に生きられるか
  ・みんなと同じことをやっても「個性」は生まれる
  ・地味な性格なんてどこにもない
 5.性格は変えられる
  ・行動パターンが変ると性格も変る
  ・「こうなりたい」がすべての原動力
 6.自分を変える11カ条
 
自分の性格を知りたい、その上で、自分の個性を伸して行きたいと
思う方におすすめの本です。じっくりと向き合って、読んでみると
いいと思います。


■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「街角のありがたいおことば」

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2008年12月18日(木) ■サラリーマンとして生きていくつもりなら、こういう考えはすてた方がいい。

会社の批判をするのは自分の意見を持っている証拠。
批判を受け入れるキャパシティがない会社の上役に問題がある。
そう考える人も少なくないのではないだろうか。
しかし、サラリーマンとして生きていくつもりなら、
こういう考えはすてた方がいい。

万人の目にベストと映る会社の方針、人事、上司の仕事、
というものはない。会社に限らず、人間のすることに、
絶対に正しいというものはないし、批判の余地は必ずある。(略)

会社批判をしている人は、
ベストの選択肢を選ぶことだけが正しいと考えて
批判しているのだが、現実は学校の試験のようなものとは違う。
また、どれがベストであるかどうかは、神のみぞ知るである。(略)

会社批判をするのは構わないが、
では、自分なら何ができるのか、
自分がその立場に立ったときのことを考えてから
ものを言うのでなければならない。



出典元 「「勝ち運」をつかむ12の経験則! 」
おすすめ度 3.5
著者名 山形 琢也


さらに、この本では、こう言っている。

「社内で会社批判をする人たちは、ほとんど自分には
 天才的な能力、実力があると錯覚をしている。
 周囲の人たちとの差を、とてつもなく大きなものと
 錯覚しているのだ。だから言わなくてもいい批判を
 口にする。その批判が会社に貢献していると思って。
 一向に運が向いてこないと嘆いている方がいたら、
 ぜひ、一度、自分の言動を反省してみていただきたい」


自分の立場が不利になるかもしれないと知った上で、
もし自分がその立場におかれたら、
自分ならこうすると代案をだせるなら、批判するのもいい。
しかし、自分の立場をよくしよう、
批判だけで、回りを動かそう、なんとかしてもらおう、
批判ができるから自分に能力があり、価値が上がると思って
ただ批判ばかりを繰り返していると…
それは、ただの不平不満、愚痴としかうつらなくなり、
知らない間に、自分の価値をどんどん下げてしまう。
気がつけば、誰にも相手にされないことにもなっている。

これは、会社だけのことではなく、
日常生活や家庭にもいえることだと思う。
無責任な批判は、ただ、自分を不利にしていく…
批判をするときは、自分が相手の立場に立ったとき、
どうするかをきちんと考えた上でしようと思う。


■今日紹介した本 ↓
「「勝ち運」をつかむ12の経験則!」



著者は、運を呼び込むには5つの原則があると言っています。
「小さな成功であれ、その結果を享受している人たちには
 共通するものがある。
 いったいそれはどういう法則なのか。
 さまざまな会社の人間関係、人の生きざまを見てきて、
 最近、ようなく納得できる一つの結論に達した。
 それは、運を呼び込む5つの原則である。

  1.「運」は自分から運を信じる人に味方する
  2.転機を「展機」にできる人は必ず成功する
  3.誰でも金運を呼び込むことができる「蓄財法」がある
  4.「分福・惜福の法則」は思わぬ運を連れてくる
  5.運を開く、きわめて科学的な「努力」の方法がある」

ということで、実践的「招運術」、努力を確実に結果に結び
つけるための「開運論」などを教えてくれます。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「街角のありがたいおことば」

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2008年12月17日(水) ■失敗を恐れるより、失敗から立ち上がれ

失敗を最小限にとどめるために、
失敗の原因を知ることは賢明なことだ。

しかし、失敗しないためのノウハウは存在しない。
あるのは、失敗から立ち上がるノウハウだけである。
失敗を恐れるより、失敗から立ち上がれ!



出典元 「これまでの失敗は、これからの糧となる」
おすすめ度 3
著者名 リチャード・H. モリタ


この本では、失敗の可能性を最小限に抑えるためには、
危険な場所がどこであるかを知っておくことや、
多くの船を難破させる原因となる岩礁や浅瀬の場所を
知っておくことが大切だと言っている。

しかし、これらは、失敗を最小限に抑えるためで、
これらを知ってるからといって、絶対に失敗しない、
ということではなく、失敗するときには、やはり失敗する。
つまり、失敗しそうなところの予測はできるが、
失敗しない保証にはならないということだ。

また、これらは失敗した後に、わかってくることも多く、
チャレンジするときに、わかっていることは少ない。
つまり、失敗してこそ…身についてくるともいえる。
切ないが…本当に、しまった、いたたた、
と思ってこそ身につくことが多いのだ…

だから、この失敗を糧にして、立ち上がり、
次に向かうことに意味があるのだと思う。
次に、失敗をできるだけしないためにも、
失敗をただの失敗で終わらせないためにも、
この失敗から、意地でも何かをつかみ、
これからの人生に活かして成功や幸せをつかむためにも。


■今日紹介した本 ↓
「これまでの失敗は、これからの糧となる」



アメリカの成功哲学の始祖、オリソン・スウェット・マーデンの
45冊の著書から、逆境や不遇といった失敗や挫折から立ち上がる
内容をピックアップし、その具体的方法、考え方などを17ほど、
教えてくれる本。

マーデン成功哲学は一貫して、「成功に近道はない」、そして、
「失敗したら立ち上がれ」ということを教えてくれます。
大事なところのエッセンスがぎゅっと詰まった本で、短めで
読みやすいですが、その分大味な感じです。この手を本を読み
慣れている方より、これから、読んでみようかな、と思う方に
おすすめです。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「街角のありがたいおことば」

ありがたい「おことば」シリーズ。
いいねぇと思ったり、謎だねと思ったり…
(※本日、UP午後からになります)


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2008年12月16日(火) ■あのときのおかげで自分がいると、1日に1回でもいいから思うことです

あのときのおかげで自分がいると、
1日に1回でもいいから思うことです。
これはシンプルなことですが、なかなか難しいことです。
神や自然といった、何か大きな存在に感謝の祈りを
捧げるというのに近いかもしれません。

1日ある時間、それは一瞬でもいいのです。
あのときのおかげで自分がいる、
そう思うだけでいいのです。
あの人のおかげで今の自分がいる、
あのときの失敗が自分を活かしている、と。


どこがどうプラスになったとか、
そういう小さなこだわりは必要ありません。
ただ、あらゆる過去をつむぎ出し、
また過去に支えられながら、今、自分が生きている…
1日のうちで、一瞬だけでもそう思うことです。


出典元 「お金持ち脳になる10の習慣」
おすすめ度 3.5
著者名 米山 公啓


まゆの感想 過去になんかとても感謝できない、
あんな過去があったから、こんな自分になった…
という人もいると思うが、
よくよく振り返ってみれば、
ああ、あのときあの出来事があったから、
ああ、あの人がいてくれたから、
今の私があるんだな…、
今の私でいれるんだな…
とてもありがたかったな…
と感謝できることの1つや二つはあるのではないかと思う。
今の自分を支えてくれた、ありがたい過去があると思うのだ。

それは、些細なことで、大げさな出来事でも、
激しい想いでもないかもしれない。
両親にただ感謝かもしれないし、先生に感謝かもしれない。
しかし、心から、ああ、ありがたいな…と思うことが
きっとあると思うのだ。

そんな過去に、感謝することをすること、
ありがとう、と言ってみること、
ちょっとでも手を合わせること、
そんなことが毎日、ちょっとでも一瞬でもできたら、
神聖で、すがすがしい気持ちになれるのではないか。
いいなと思うので、これから毎日、心がけていきたい。


■今日紹介した本 ↓
「お金持ち脳になる10の習慣」



豪華客船で出会った不思議な老紳士ジェームズ・ミドリさんから
学んだことという形で、会話式で読みやすく書かれています。
読みやすいですが、この10の内容、私には、実感として伝わって
こなくて、理解するのに少し時間がかかりました。
すでに成功した方、お金を持っている方、経営者、これから、
成功するという直感を持たれている方におすすめ、かな。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「友人が選んだ、栄えある日本風味のカレンダー」

海外に住む友人から、日本のカレンダーを送ってほしいと頼まれ、
カレンダーフェアを見にいってきた。
そして、ついに選ばれたのがこのカレンダーだった


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2008年12月15日(月) ■人間、「本当の反省」は、めったにしない

自分の生き方を急転換させるような
「本当の反省」は、
人間、めったにしない。



出典元 「どん底からの成功法則」
おすすめ度 4.5
著者名 堀之内 九一郎



人間、ちょっとやそっとのことでは、
「本当の反省」などはしないように思う。

少なくても、私はそうだ…
「本当に反省」していたら、
今の自分ではなかったはず、
もっと、違う自分になっていた…のではないかと思う。

「本当の反省」は、なかなかできない…
避けてしまい、きっちりとできず、
反省より、後悔の方が、言い訳の方が、
強くわき上がってくる、そんなふうに思える。
つまり「反省したふり」をしている…
反省してふりをして、お茶を濁している…
そんなふうにも思える。

さらに、仮に、反省したからといって、
それをそれからの生き方に反映させられるかというと、
これまた、反省は反省という域を出ていない気がする。

身にしみる本当の意味での反省は…、
よっぽどの苦境か、苦しい思い、
半端でない出来事でもない限りしないから、
しないですむ方がいいかもしれないが、
それではすまないから、それでは自分が変わらないから、
「本当の反省」の機会がやってくるのかもしれない。

今、気づいてる「小さな反省」、
もやもやと心の奥底にある、
「本当は自分が悪かったのではないか」という思いを
きちんと受け入れて、見つめて、それをこれからの
生き方に反映させていくことが大切なのではないか、
と、思っている。


■今日紹介した本 ↓
「どん底からの成功法則 」



著者は、こう言っています。
「「生きなければ」という本能に突き動かされた、「どん底」に
 あっては避けて通ることのできない「常識を越えた執念とやり方」
 これこそが、じつは多くの成功者たちがたどった成功への近道に
 なっていたという事実に気づいている人はああり多くありません。
 世の中で、俗に成功したといわれている人は、実際に「どん底」
 に落ちた経験があるかないかは別として、私たちが「どん底」で
 経験するのと同じ、徹底した「常識破り」を意識的に、あるいは
 無意識のうちにやっている。
 そのことに、私は「どん底」からはい上がる過程で初めて気づい
 たのです」

著者の口ぐせは
「弱みをさらけ出せるのが、本当の強さである」だそうです。
読んでいて面白いし、勉強になることがたくさん書かれています。
偏見なしで読んでみるといいと思います。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「海外の友人から、頼まれたカレンダー」

送ってほしいと頼まれたので、探しにいってきた。
そして、見つけたのだけど…


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2008年12月13日(土) ■まず休息して、それから、考える。今日はここまでにしとこう。

《お知らせ》

「今日のことば」ではないのですが…、明日14日は
お休みさせていただきます。HP設定換えをしていて、
余裕がなく、イライラしていますので(苦笑)
どうぞ、よろしくお願いいたします。  




「ストレスが溜まっていると気づいたら、予定を変更してでも、
 すぐに休息するなど、なんらかのストレス緩和法を実行する」
という人は、50人中ひとりかふたりです。
たいていの人は、休息やストレス緩和を少し大げさに考えている。
いちばん多いのは「温泉に行く」とかですね。(略)

週末の温泉より、今すぐできる、長めのトイレで
リラクセーションするほうが使えます。

まず休息して、それから、考える。
今日はここまでにしとこう。
あれとこれと欲を言えば、きっちりやりたいけれど、
今日はここまで。

こんなふうに、予定したことを現実に即して
やわらかく変えていくということが休息効果かな。
まず休息して、それから、考える。



出典元 「なんにもしたくない! 」
おすすめ度 4.5
著者名 森川 那智子


特に女性は、本当に体が疲れていて休みたくても、
休みたいと思っても、なかなか体も心も休めることができません。
特に家にいると、なにもしないでいる、ということができません。
なにもしない、ぼっーとしている、ぐたぐたする…
体も心も休める…なんてことが苦手という人が多いのです。

いつも誰かのために、なにかのために、
ぱたぱたとなにかをしたり、せっせと動き、
誰かが「休んでもいいよ、休みなよ」といっても 
「そんなことを言っても…無理」とばかりに、ゆっくりできません。
動くことで、自分の価値が上がると思っているかのように、
あるいは、休んでいる誰かへの見せしめのために、
あるいは、誰かに「怠けている」ように思われることを恐れて、
また、実際にやることが山のようにたまっているために…
追い立てられるように、動きます。
(男性が、職場で同じような環境におかれているように)

疲れがとれずに、追い立てられていると、
心も疲弊してきて、余裕がなくなり、いらいらしてきます。
そして、すべてが悲観的に思えてきたりします。
そんなふうになっていると思ったら、
自分が悪いとか能力がない、なんでこんなことに…
と考える前に、まずは、体を休めましょう。
睡眠をとりましょう。ぼっーとしましょう。

そんなことしたら…大変なことになる…なんて思わず…
たぶん、それは休んでからやってもなんとかなりますし、
休んでから考えたほうが、力も戻り、いい方法も浮かびますから。
何より、やさしい気持ちも取り戻せるし、自分も楽になります。
ときどき、休んでください。
自分の時間とってください。
疲れをとってください…
それから、考えましょう…


■今日紹介した本 ↓
「なんにもしたくない!」



例えば、こんなことが書かれています。
 ○「あー疲れた。なにもしたくない」
  疲れたたときはぐたぐたしていよう
 ○「ほんとうは、もっとがんばれたはず」
  “自己ベスト”ではなく“今日のマイベスト”を尽くせばいい
 ○「あーあ、ずっと同じことばかり考えちゃってる」
  「彼の元カノ」が気になって仕方ない、みどりさんの場合
 ○「ふつう、これって常識でしょ」
  主語を「ふつうは」から「わたしは」にしてみよう
 ○「このまま、ずっとひとりなのかな」
  孤独はどうにかなるものです
 ○「わたしたち、もうダメかも…」
  足し算でなく引き算で生きる
 ○「わたしのどこが悪かったんだろう」
  「悲しみの作法」で、こころをいったんリセットする

ああ、疲れた、もうなにもしたくない〜、休みたい、なんでいつも
私ってこうなのかしら…、なんとかしたい…なんて、いつも思って
いる女性の方に読んでいただきたい本です。
少し、気を抜いてみませんか?




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「紅葉で人気の「小石川後楽園」に行ってきた」

今まで行ったことがなかったので、行ってみた。
へぇ〜こんななんだね。


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2008年12月12日(金) ■実力とか能力というのは、経験の集積

実力とか能力というのは、経験の集積なのだ。

10の症例から、5つのことが身につく医者もいれば、
1つしか身につかない医者もいるかもしれない。

しかし、10の症例から5つを知る優秀な医者も、
100の症例しか診たことがなかったら、
50のことしかわからない。

逆に10から1つのことしかわからない医者でも、
千の症例を診れば、100のことを知る。

潜在能力はともかく、経験できる立場にあれば、
実力、能力が身につくわけである。



出典元 「「勝ち運」をつかむ12の経験則!」
おすすめ度 3.5
著者名 山形 琢也


経験は、自分の実力と能力を高めてくれる、
だから、経験ができる立場、環境にあるなら、
積極的に、何でも経験しておくべきだ、
ということだと思う。

私も、まったくそう思う。
経験したり、場数を踏めば、その数だけ、
その仕事ややるべきことに関する、
こんなときにどうしたらいいかとか、
どうしたらまずいか、どこまでやるべきか、
などという実践的感覚もつかめるし、
直感的感覚も磨かれ、多くのことが力となり、
身についていくと思う。
また、それにより、無駄を省けるところ、
逆に手間をかけるべきところ、これからの課題もわかる。

しかし、人間、ある程度まで経験してくると、
もうわかっているから、それは知っているから、
手順はわかっているし、この方法がいちばんいい…
経験は若いうちだけでいいとばかりに、
経験することを恐れたり、面倒がったりして、
守りに入りがちだ。

今までの経験が全てではなく、
これからの経験も大切だと思う。
今だからこそ見える世界もあれば、経験もある。
今だからこそ力となる経験もある…私にはそう思える。
経験すること…これからも、恐れずに、面倒がらずに、
そして、照れずに、恥ずかしがらずにやっていきたい。


■今日紹介した本 ↓
「「勝ち運」をつかむ12の経験則!」  

おすすめ度 3.5
著者名 山形 琢也

著者は、運を呼び込むには5つの原則があると言っています。
「小さな成功であれ、その結果を享受している人たちには
 共通するものがある。
 いったいそれはどういう法則なのか。
 さまざまな会社の人間関係、人の生きざまを見てきて、
 最近、ようなく納得できる一つの結論に達した。
 それは、運を呼び込む5つの原則である。

  1.「運」は自分から運を信じる人に味方する
  2.転機を「展機」にできる人は必ず成功する
  3.誰でも金運を呼び込むことができる「蓄財法」がある
  4.「分福・惜福の法則」は思わぬ運を連れてくる
  5.運を開く、きわめて科学的な「努力」の方法がある」

ということで、実践的「招運術」、努力を確実に結果に結び
つけるための「開運論」などを教えてくれます。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「紅葉で人気の「小石川後楽園」に行ってきた」

今まで行ったことがなかったので、行ってみた。
へぇ〜こんななんだね。

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2008年12月11日(木) ■心配、恐れや疑いを持つのは、自分のほうに積極的な行動が不足しているから

心配の原因となっていることを解決できないために、
新たに心配を引き起こしている場合がどんなに多いことだろう。
しなければならないことを成し遂げずにいて、
自分の能力に疑いを持つ場合がどんなに多いことだろう。

また、人に自分の気持ちを伝えず、人と仲良くする努力もせずに、
その人たちの善意を疑うという場合がどんなに多いことだろう。

重ねて言うが、恐れや疑いを持つのは、
自分のほうに積極的な行動が不足しているからなのだ。(略)
心配や疑いや恐れは、解決するために
全力を尽くさない人たちが持つ感情だ。
彼らは、他の人たちが自分の問題を自分の気に入るように、
解決してくれないのではないかと、恐れて暮らしているのだ。

結局、自分自身をつくりあげているのは自分自身なのだ。
やるべきこともやらずに「自己否定」するな。



出典元 「やる気を起こせ!」
おすすめ度 3
著者名 ジョージ シン


この本では、例えば、こう言っている。

「庭のツタウルシが心配だったら、
 それを取り除くために、何をしなければならないのか?
 スピーチをしなければならないのが気になったら、
 準備をどうすればいいのか?
 太り過ぎが心配だったら、食事療法は完全か、
 十分な運動をしているか?」

何か、心配や恐れ、疑いを持ったのなら、
すべてに必要なのは、解決のために行動を起こすことで、
誰かが、自分の気に入るように、黙って解決してくれるのを
イライラしながら待つことでも、
やってくれそうな人を動かそうとすることでもなく、
また、自分は何もせずに、やきもきして、
さらにそれらの感情を大きく強くすることでもなく、
ただ、解決する方法を考えて、
よりよき解決のために、自分で行動することだと。


心配や恐れ、疑いを持ちながら、
何もしないでじっとしているとますますその感情が
大きくなってくる…と、自分の経験からも思う。
しかし、ただ、心配や恐れ、疑いから逃れるために、
やみくもに行動すると、それらの感情を、
ますます大きくするだけなので、そんな行動も控えたい。

心配や恐れ、疑いを、小さくしていくために、
或いはなくしていくために、
よりよい解決、前向きな解決、本当の解決をしっかりと考え、
起こすべき行動を起こしていきたいと思う。


■今日紹介した本 ↓
「やる気を起こせ!」



苦学の末、若くして30もの会社のオーナーになり、財をなした
著者が、自らの体験から、具体的な自己実現、成功するための
考え方、生き方など教えてくれる本。

この本では、「成功の秘訣」は、
「情熱や熱中が自信を生み、その自信が能力を高め、不可能を可能
 にし、ついには自分の望む「成功」を手にする」
ことだと言っています。 





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「聞いてみたけど、何一つもわからなかったこと」

道ばたの疑問を解決しようと、おじさんに聞いてみたけど…
誰でもいいってもんじゃないとわかった。


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2008年12月10日(水) ■生まれたばかりの夢ははかない。“横ヤリ”をはね返す覚悟はいつでも必要

旅が始まったばかりのまっさらの夢はとてもこわれやすい。
十分に時間をかけて育てられていない夢は、
しっかりと確立されていない。

樫の木の種が芽を出して、一年も経っていない頃は、
子供でも引っこ抜くことができるようにだ。

この頃の夢は、外からの攻撃に弱く、こわれやすい。
なぜなら攻撃してくるのは、夢のことを知っている
身近な友人や家族である場合が多いからだ。
赤の他人からの批判には耐えられても、
愛する人から攻撃されると気持ちが萎えてしまいがちなものだ。

生まれたばかりの夢はどうしようもなくはかない。
“横ヤリ”をはね返す覚悟はいつでも必要。



出典元 「その他大勢から抜け出す成功法則」
おすすめ度 4
著者名 ジョン・C. マクスウェル


私が読んだ本の中には、
自分の夢のことを誰かに話しことについて、
「話したからには、有言実行していく」から、
積極的に話した方がいいという本と、
「話さない方が、横ヤリを入れられなくていい、
 止められなくていい」から、
話さない方がいいという本があった。

実際のところ、どちらがいいのかわからないが、
小さな、できたての、生まれたばかりの夢は
こわれやすいので、大切に自分の中で育て、
すくすくと大きくなって、しっかり根がはって、
倒れないほどになったら、誰かに話してみて、
栄養となる力をもらったり、いらない枝葉を落としたり、
強い雨風がふいてきても倒れないように強くなりながら、
育てていくのがいいのかもしれない。

どちらにしても、夢がこわれず、
その夢に向かっていければいいわけだが、
「まっさらの夢はとてもこわれやすい」、
決して、強くはないと知っていた方が、いいように思う。


■今日紹介した本 ↓ 「その他大勢から抜け出す成功法則」


アメリカで人気がある「リーダーシップ論」の指導者で、リーダー
のリーダーと言われている著者が、成功する人の考え方、リーダー
としての考え方を教えてくれます。

著者はこう言っています。
「「何を考えるか」で、人格が決まる。人格によって、行動が決
 まる。ジョン・ロックが「人の行動は、その人の考えをもっとも
 よく伝える」と言ったのはそういうことだ。
 ジェームズ・アレンが言ったとおり、「現在のあなたは、過去の
 思考の産物である。そして明日のあなたは、今日何を考えるかで
 決まる」のである。
 すばらしい成功を手にする人、頂点を極める人は、考え方が違う。
 ちっぽけな考えほど自分を制限するものはなく、行動的で前向き
 な考え方ほど成功の可能性を広げるものはない」




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「なんでこんなふうにできるんだろう?」

街角で、みつけた大きな実をつけたみかん。
これって、どうやってつくるんだろう…?
で、聞いてみた。



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2008年12月09日(火) ■自分が当たり前だと感じていることも、他人の目には違って映っているかもしれない

何気なく日々を過ごしていると、
「当たり前のこと」が増えていきます。(略)

自分が当たり前だと感じていることも、
他人の目には違って映っているかもしれない、
自分にみえないものが、他人にはみえているかもしれない、
そのことを意識しているかどうかは、
後々大きな違いを生むはずです。


経験だけに頼るのではなく、
常に相手の気持ちを感じ取るための努力が、
良好な人間関係を長続きさせるカギとなるのです。


出典元 「苦しみの中でも幸せは見つかる」
おすすめ度 4
著者名 小沢 竹俊


自分には、歴然とわかっていることが、
他の人も、わかっているわけではない。
自分には、はっきりと見えていることが、
他の人にも、見えているわけではない。
自分が、何かに対して感じる感情を、
他の人も同じように感じるわけではない。
自分の理解度と、他の人の理解度は違う。

逆に、
他の人には、わかっていることが、
自分はわかっていないかもしれない。
わかっているつもりでも…
他の人には、見えていることが、
実は、自分には全然見えていないかもしれない。
そして、自分の当たり前が、
他の人には当たり前ではなく、非常識かもしれない。

こんな「当たり前のこと」をついつい忘れて、
自分の「当たり前のこと」を押しつけがちだ。
自分の尺度で見てしまう…
人はそれぞれ違う感性を持っている、ということを忘れず、
その人の持っている感性を尊重していきたいと思う。
それが、例え、自分の「当たり前のこと」と違っても。


■今日紹介した本 ↓
「苦しみの中でも幸せは見つかる」


著者は、苦しみについてこう言っています。
「苦しみの中で自分を見つめ直すことで、人は本当の幸せや本当の
 自分を見つけることができます。
 そして、苦しみの中でも生きている本当の理由を見つけられた
 ときにはじめてその苦しみが自分に与えてくれたものを理解する
 ことができるのです」

だから、苦しみを受け入れても大丈夫だと、恐れず、逃げずに見つ
めなさいと、そして、苦しみから学びなさい、言っています。
ホスピス医療の最前線で活躍されているので、死についての苦しみ
も取り上げられていて、考えさせられます。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「大人になったレモン…こんなでした」

大きくなったレモンの、中身はどうなっているのか。
すかすかではないのか?味はどうなのか?
切ってみました…すると…


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2008年12月08日(月) ■『成功確率50%』を、あなたはどうとらえますか?

『成功確率50%』というのは、
達成動機の高い人にとってはやる気を引き起こす、
またとない条件になり、達成動機の低い人にとっては、
不安が最大限にふくらんでしまう最悪の条件になるのである。


もしあなたが、成功確率50%という条件下で
やる気がみなぎってくるならば、非常に前向きな考え方が
できる人で、自分にふさわしい目標を定める力もあり、
さらに、その目標を達成するために最善を尽くせる
用意があるということになる。

逆に、成功確率が限りなく100%に近くなければ、
やる気が起きないという人は、自分を過小評価し過ぎている、
ということ。考え方もネガティブで向上心がないために、
現状のまま満足してしまうグズ傾向がある。
今以上の自分になろうという意欲がないために、
せっかくのチャンスも見送ってしまうのである。(略)

また、成功確率が限りなく0%に近いにもかかわらず、
やる気満々でチャレンジする人もいる。
これは、あまりに自分を過大評価しすぎているといえる。


出典元 「なかなか決められない!」
おすすめ度 4
著者名 斉藤 勇


過大評価しすぎるタイプは、結果が、
惨たんたるものであっても、それは織り込み済みで、
「目標が高かったんだから、仕方ないさ」
と、あまり落ち込むこともないないそうだ。

これ以外の人は、『成功確率50%』…と聞いて、
「よし最善を尽くそう」と「どうせダメだろうな」
という、どちらかに偏りがちだそうだ。

なるほど、そういう見方もあるのか、
と自分を振り返ってみた。
私は、「50%の確率ならやってみるか」
と思う方のタイプだが、やる気がみなぎるより、
まぁ、チャレンジ、軽い気持ちでやってみるか、
というやや消極的な感じだ。

この話を友人にしたら、友人は、
「私は50%の確率なら、チャレンジしない。
 せめて75%はほしい」
と微妙なことを言っていた。

さて、あなたなら、何%くらいの確率なら、
新しいことにチャレンジしてみるタイプだろうか。


■今日紹介した本 ↓
「なかなか決められない!」


心理学専門家の著者が、「やらなければいけないと知りつつ、つい
つい後回しにしてドツボにはまる“グズ”の裏心理を分析」し、
グズを直す具体的な方法などを伝授してくれる本です。

著者は、こう言っています。
「グズの人は自分がグズであることに悩んだり、引け目を感じたり
 するが、その原因が何であるか、あまり考えない。たぶん、グズ
 は生まれながらの弱点と思っているようである。
 しかし、それは違う。
 グズはつくられているいるのである。特に職場や人間関係など
 まわりの環境によってつくられているのである。あるいは、
 その人間関係から自分でグズの原因をつくっているのである。
 その原因は、気づこうとすれば気づくことができる無意識の
 レベルにある。意識の裏側に潜んでいるこの裏の心理に注意深く
 目を向ければ、グズの原因が見えてくる。原因がわかれば解決策
 も見えてくる。
 それに気づき、それを直せば、かなり容易に早めに克服可能なの
 である」




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「ちびレモンたちその後…こんなふうになりました!」

以前書いた我が家のちびレモンたち。
このレモンの木には、一度もレモンがなったことがないのだが、
今年は、どうなったか…どうだったか…

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2008年12月07日(日) ■相手に感謝しているという気持ちがあれば、考えているだけでなく態度で示さなくちゃダメだ

相手に感謝しているという気持ちがあれば、
考えているだけでなく態度で示さなくちゃダメだ。
他人が何を考えているかを知ることはできない。
形になってはじめて相手の心を推察することができる。



出典元 「人間関係に自信がつくクスリ」
おすすめ度 3.5
著者名 大原 健士郎


まったくそう、思っているが、
現実には、態度で示すこと、形で示すことが、
私には、できていない…

たぶん、まわりの人は(特に身内は)
「感謝しているなら、ことばだけではなくて、
 それを形にしてみせてよ。
 ちゃんと何か行動で表してよ」
と思っていると思う。
私も、そう思うことがあるから。
(もちろん、「感謝の気持ちだけで十分」と
 いう人もいるとは思うが)

だから、ことばで感謝するだけでなく、
(ことばで感謝することは基本だとして)
相手が喜ぶことをしてあげる、きちんと評価する、
何かを贈る、お礼をする(手紙やメール)、電話をする、
など、目に見える行動で示すことも大切だと思う。

けれども、現実には、
言葉の出し渋り、想い(愛)の出し渋り、お金の出し渋り、
面倒だと思いや、何もそこまで…という思いや、
その上、相手にも感謝してほしい、などという
ケチったれた気持ちもあり、なかなかできないでいる。

だから、おそらく、感謝の気持ちは、
「感謝してはいるらしい」というあたりの伝わり方で、
「本当に感謝しているんだな」というところまでは、
伝わってないだろうと思う。
ちゃんと感謝の気持ちを持ち、それを伝えたいなら、
やはり、何か、手間とか、お金とか、時間とか、
かけることが必要なのではないかと思う。


■今日紹介した本 ↓
「人間関係に自信がつくクスリ」


森田療法の専門家で、カウンセラーでもある著者が、よりよい人間
関係のつくり方、あり方、また、よりよい生き方、行動の仕方など
を教えてくれます。そのポイントは、「ほんの少しの「勇気」と、
「小さな気づかい」」ということです。
森田療法とは、簡単にいうと、あれこれ考えているより「行動」
していこうという精神療法(特に神経質な方や、神経症の方に効果
的)の1つで、この療法を元に書かれている本です。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「心に残る話…「夫が変わった…どうしたんだろう?」」

とてもいいお話です。
奥さんの驚きが手に取るように伝わってきます。



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2008年12月06日(土) ■光の中にいること、闇の中にいること

私は物事の真相が観えていて、自分が何をしているのか
ハッキリとわかっている状態のことを「光の中にいる」、
迷いや不安に押しつぶされていたり、物事の真相や自分が
何をやっているのか見えてないような状態を、
「闇の中にいる」と表現しています。
 (略)

「光と闇」で表現すると、魂的な幸せを求めて生活することは、
「光の世界」で生活するということです。
普段の生活の中では、なるべく光の中にいるように
心がけても、いつの間にか闇の中に入ってしまっていた!と
いうことがあります。
この世の中には闇の中にそれとは気づかずに、
またはそれがよいと思って暮らしている人がたくさんいて、
そのいう方々と常に共存しているのです。
例えば、自分の家族でさえ、闇の中から
頑固に出てこなかったりするものです。

光の中ではすべてがありのままに観えますから、
どこに何があって、何が起こっていて、この先どうなるのか、
自分がどんな立場に置かれているか、すべて把握できます。
しかし闇の中ではそういった全体像はみえません。(略)

魂の観点で物事の真相をとらえていく生活とは、
そんな闇の世界に住んでいた人が、
光の世界に移り住むようなものです。
暗闇にパッと明かりがついて、今まで観えなかったものが
ありのままに観えてくる…それまで気にならなかったことも
すべてあわらになって、最初は戸惑うかもしれません。


出典元 「幸福純度100%の自分を生きる本」
おすすめ度 4
著者名 原田 真裕美


この本では、さらにこんなことをいっています。

「光の世界にいると
「生きる心構え」=「気持ち」
 が楽になるのです」

どういうことかというと、
まわりのことなんか何も知らなくていい、観えなくいい、
気がつかなくていい、まわりのことなんか気にしたくない、
という人もいますが、それは、何も観えてなく、楽だから。
しかし、生きていればいろいろなことが起きる。
何かあったときには、どうしていいかわからなくなる…
何も観えていないから、何も気づいていないから。

また、光の世界にいるから、楽というわけではない。
今の状態がちゃんと観えても、観えていればいるだけ、
行動しなくてはいけないし、その労力はかかるから。
しかし、先が見えない恐怖や不安、理由のわからない
焦りや嫉妬、怒りなどのネガティブな気持ちを
コントロールすることはできるし、何かあったとき、
しっかりと対処できる…観えているから。


「光の中(世界)」と「闇の中(世界)」…
私などは、その中間あたりをうろうろしているように思うが、
それでも「闇の中」に閉じこもってばかりの人はいるなぁ、
「光の中」を全然知らない人もいるなぁ…と思う。

このそれぞれの世界をどうやって気づけばいいのか、
どうしたら、せめて中間あたりにこれるのか…
この方法はよくわからないが、そんな人たちには、
闇の中ばかりではないと、気づいてほしいなぁと思う。
光の中(世界)もあるのだと…


■今日紹介した本
「幸福純度100%の自分を生きる本」
おすすめ度 4
著者名 原田 真裕美

ニューヨーク在住のサイキック・カウンセラーの著者が、自分の
魂の声、直感の声に耳を傾けて、魂とつながった生き方、本当の
幸せをつかむ生き方を、毎日の生活の中で実践する具体的方法を
教えてくれます。
「いまを変えたい」「何かが違う…」というような心からの声は、
魂からのメッセージで、その声に耳を傾けることが始まりという
ことです。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「心に残る話…「夫が変わった…どうしたんだろう?」」

とてもいいお話です。
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2008年12月05日(金) ■今、私は死の床につている。なんと、今になって初めてわかったのだ。

ウェストミンスター寺院の地下室には、
次のような碑文が刻まれた英国教会主教の墓がある。

何の束縛もない若かりし頃、想像は果てしなく広がり、
私は世界を変えることを夢見ていた。ところが、
年を重ねて賢くなり、世界は変わらないことに気づいた。
そこで、目指すものをもう少し近いものにして、
自分の国から始めることにした。

だが国も変わらなかった。
老年期に入り、私の願いは悲痛な思いに変わった。
自分の国もだめなら、少なくとも、
最も近くにいる家族を変えることにした。

だが、悲しいことに、これすらままならなかった。
今、私は死の床につている。
なんと、今になって初めてわかったのだ。

変えなければいけないのは、自分自身だったのだと。
自分が変われば、家族も変わっただろう。

そして家族に励まされ支えられながら、
国をよくすることもできたろうし、
やがては世界を変えることすらできたかもしれないのだ。



出典元 「こころのチキンスープ 愛の奇跡の物語 」
おすすめ度 5
著者名 ジャック キャンフィールド (著), マーク・ビクター ハンセン


英国教会主教が、こう言っているくらいだから、
自分を変えていく、自分を変えるということは、
なかなか困難なのだと思う。

だいたいが、自分が変わる前に、
相手が変わるべき、まわりの方が変わるべき、
職場の方が変わるべき、世の中が変わるべき、
などと思っている。

自分はまちがってなく、正しいので変わらなくていいはずだし、
変わったら、相手に屈して、或いは、正しくないと認めて
変わったことになるので、それでは負けたことになる。
だから、変わる必要など全く考えられない。
ともかく相手が、まわりが変わることが何より先、
まずそれが先、だって、相手やまわりが悪いのだから…
それが当然、などと思い込んでしまっている。

こう思い込んでいる人は、切ないが、
相手やまわりとよりよい関係を築き上げていくこと
が目的ではなくて、
「自分が変わらないこと」を
目的にしている…ようにみえる。
そして、そう思い込んでいる限り…変わらない。
どんなにまわりが相手が変わってきたとしても。

自分が変わることで、
相手やまわりがよくなるなら変わろう、
自分が楽になるなら変わろう、
別に今の自分が変わったからといって、負けではなく、
自分の芯や自分の個性がなくなるわけでもなく、
むしろ、もっとよくなる…
そう思えてこそ、自分が変わっていけるのだと思う。
自分が変わることを、前向きにとらえていきたい。
かたくなにならずに…変わることを楽しみながら。

《お知らせ》
この本からの、心に残る話を「ぼちぼち日記」に書いています。
とてもいい話なので、読んでみてくださいね。
◆「ニューヨークに愛を…」
◆「夫が変わった…どうしたんだろう?」


■今日紹介した本 ↓ 「こころのチキンスープ 愛の奇跡の物語」

心に響くお話がいっぱいの本で、とてもおすすめです。
心に風が吹いているとき、何をしていいかわからないとき、迷って
いるとき、誰かを憎んでいるとき…
そして、自分の人生って何だろう…なんて思ってしまうときには、
手にとってぜひ、読んでみてください。
きっと、心に奇跡が起きると思います。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「心に残る話…「夫が変わった…どうしたんだろう?」」

とてもいいお話です。
奥さんの驚きが手に取るように伝わってきます。


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2008年12月04日(木) ■自分の手持ちの材料をちゃんと揃えておくこと。自分の手元にあるものを武器にして考える。

「難問」というのは、
いつも解決した「前例」に学ぶしかないんです。
でも、「難問」に立ち向かう場合、本当にそれを
解決しようと思えなければ、駄目なんですね。(略)

重要なのは、
今ある手段、今ある人材、今ある問題解決法を
いつもきちっと捕まえておくことです。
つまり、自分の手持ちの材料をちゃんと揃えておくこと。
おそらく、あなた方はものを考えようとする場合、
自分の手持ちは全然ないんだ、と
思い込んでいる、と思うんです。
そんなことは、絶対ないんです。(略)

自分の手元にあるものを武器にして考える。
最新の機械を持って、最新の考え方を側において、
やらなければならない、とは考えない。
私たちは、まずは、そこから(手元にあるもの)
出発していきたいですね。



出典元「「自分の考え」整理法 」  
おすすめ度 ※おすすめ度について
著者名 鷲田 小彌太



安易に誰かに難問や問題解決の教えをこう前に、
難問だから、とあきらめてしまう前に、
まずは、自分で考える。
自分の頭で考える。
自分の手持ち駒、手持ちの材料をちゃんと把握する、
自分の考えを整理しておく、これが大事だということです。

今どきは、自分で考えたり、整理してみる前に、安易に、
教えてもらおうとしたり、誰かに、或いは占いに頼ったり、
すぐにもう駄目だと投げ出したりして、
「今の自分で考える」ことを放棄しがちだ。

それだけ、自分に自信がないのかもしれないが、
自分の頭で、心で、考えることをしていないと、
どこが問題で、自分に何が本当に必要なのか、
何が足りないのかも、分からないままになる。
また、いつも誰かを、何かに頼ることになり、
自分一人で問題に立ち向かえなくなる。

先ずは、自分で考えよう。
自分の手元にあるもので考えよう。
それだけの力はあるから。


■今日紹介した本 ↓ 「「自分の考え」整理法 」

「哲学こそ森羅万象を対象とする雑学=好奇心=教養学である」と
訴えている哲学の先生の著者が、このスピードの時代に、それに
即応した思考のスピードをどう身につけるか、しかも実用に適した
思考法を教えてくれます。

著者は、思考法についてこう言っています。
「思考で大切なのは、深く考えたり、1番厳密な、絶対間違わない
 絶対正しいという解答を出すことではありません。
 まず間違わない解答を出す。ないしは、間違っても、大きな
 方向を誤らないことです」




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「大好きなお話…「ニューヨークに愛を…」」

ぜひ、読んで頂きたいお話の紹介。
日本にも愛を…と思います。




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2008年12月03日(水) ■会話がうまく運ぶには、それぞれ自分の結論がどこからきたのかを伝えあうことが必要

あなたとあなたの妻は、娘のキャロルを私立の学校に
やるかどうかで言い争っている。

妻は言う。
「私はぜったいに、今年から行かせるべきだと思うわ。
 あの子はいま大事な年齢だし、お金の方は、
 なんとかなるはずでしょう」
あなたは、こう答える。
「あの子は、公立の学校でうまくやっているじゃないか。
 このままあそこに行かせるべきだとぼくは思う」

この会話がうまく運ぶには、あなたたち夫婦がそれぞれに、
自分の結論がどこからきたのかを伝えあうことが必要だ。
あなたの頭のなかには、何か具体的な情報があるのか?
この問題についてのあなたの考え方には、
過去のどんな経験が影響しているのか?
あなたは私立学校での自らの体験を伝える必要がある。(略)

もしも妻が、あなたの感じ方がどんな経験から
きているものかを知らずにいれば、
あなたが何を言ったとしても、彼女には通じないだろう。



出典元 「言いにくいことをうまく伝える会話術」
おすすめ度 ※おすすめ度について
著者名 ダグラス ストーン (著), シーラ ヒーン (著), ブルース パットン



この本では、このことについて、こう言っている。

「私たちは自らの結論をああだこうだとやりとりするだけに
 とどまることが多い。あなたは相手には知りようのない、
 あなた自身の情報を持っている。
 そうした情報は重要でありうるのだから、
 相手に伝えることを考えるべきだ。

 例えば、(仮にあなたが私立学校に通っていたとして)
 最初の数ヶ月間感じていた恐れ、
 どうにもうまく溶け込めなかったという感覚、
 あなたの両親が何年も、授業料を払い続けていたせいで、
 車も買えなかったということへの罪悪感を…」


その自分の出した「結論」に至るまでの過程を、
面倒だから、言いたくないから、言っても無駄だから、
と省いてしまうと、結論だけを巡る不毛な争いになる。
私などは、特にその傾向が強い。
その結論を、丸ごと受け入れてほしくて…
言い訳のように思えてしまって。
そして、その結果、誤解されてしまうこともある。

「結論」だけだと伝わらないことが多い。
例えば、食事をする場所を決めるにしても、
「昨日、中華だったから、今日は和食がいい」
「いつも、外食で大急ぎでかけこむように食べているから、
 今日は家でゆっくりと食べたい」
などと、言うことだけでもいい。
ただ、感情にまかせて、
「今日は、○○がいい」とだけ言うよりは…

人は、その裏にある、
なぜ、その結論に達したのか、そうしたいのか、などの
ちょっとしたエピソードや思いだけでも知ると、
その「結論」に対しての理解度が深まり、
その「結論」を受け入れやすくなると思う。
だからといって、その「結論」がすべて通るとは限らないが、
しかし、そのことによって、相手に自分の思いを
伝えることができるし、わかってもらうこともできる。

自分への戒めも込めて…
なぜその「結論」に達したか、そうしたいのか、
もう少し丁寧に語ろう、伝えようと思う。
また、相手のエピソードや思いをちゃんと聴こうと思う。


■今日紹介した本 ↓
「言いにくいことをうまく伝える会話術」


例えば、こんなことが書かれています。
 ◎話し合いがむずかしくなる3つのパターン
  (何があったかをめぐる会話、感情をめぐる会話、
   アイデンティティをめぐる会話)
 ◎だれが正しいかで論争するのはやめよう
 ◎相手の意図を決めつけてはいけない
 ◎責めを負わせるのはやめよう
  (あなたのストーリーでは、いつも相手が責められる)
 ◎感情を大切にしよう
  (感情を絶対的真実のように扱ってはいけない)
 ◎自分自身を見つめよう
  (会話をしながらバランスを回復させるコツ)
 ◎話し合うか、話し合うのをやめるか
  (問題をもちだすなら)
 ◎会話をはじめる(悪いはじめ方)
 ◎耳を傾けよう(耳を傾ければ、会話が変わる)
 ◎会話をリードしよう(話し合いを原点に戻す)

少し専門的で、読むのに時間がかかる本ですが、内容は深く、なる
ほどと思わせるようなものが多いです。じっくりと読んでみること
をおすすめします。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「名犬のお話…「どこでもついてくるプードル」」

今日は、ワンコのちょっとかわいいお話。
51匹のワンコが出てくる本からの紹介です。


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2008年12月02日(火) ■頭で話せば頭に入る。こころで話せばこころに入る。

頭で話せば頭に入る。
こころで話せばこころに入る。



出典元 「伝達力」
おすすめ度 3.5
著者名 青木 仁志


とかく、話を合わせるだけの上っ面の話をしがちだ。
ふんふん、あっそう、わかったわかった…
などなど、もちろん、それで十分なときもあるし、
それだから、場が持つこともある。

しかし、人間「慣れ」は恐ろしい…
気がつくと、いつも、そういう聞き方、話し方になっている。
頭だけで聞いて、心の中まで入れないのだ。
ちゃんと耳を傾けて聞く、心を入れて聞く、
心をこめて話す、心からの返事をする、
そんな、心をこめるということがなかなかできない。
忙しかったり、面倒だったり、余裕がなくて、
なかなかできなくなってきているのだと思う。

自分が、そんなふうに返事をされたら、
相手に聞いてもらえてないな、とわかるのに、
相手には、平気でそんな返事をしているし、
話を聞いてほしいと思いつつ、
相手の話も聞いてないことも多い。

できるだけ、頭でなくて、ハートで心で聞き、
話したいものだ、と思う。


■今日紹介した本 ↓ 「伝達力」

こんなことが書かれています。
 1.成功者とは「伝達力」を自由に操る人である
 2.「伝達力」を磨いて勝ち組に入るための10のポイント
 3.「伝達力」があればどんな場面でも緊張せずに話せる
 4.「伝達力」でコミュニケーション能力を飛躍的に高める方法
 5.「伝達力」は人の感動に直結する
 6.「伝達力」は人生を豊かにする

自分の気持ちや考え上手く相手に伝えられずに悩んでいる人、
もっと上手に伝えたいと考えている人におすすめの本です。
どちらかというとビジネス向けで、基本的な話が多いです。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「世界がもし1000人の村だったら…こんなです」

しばらく以前に、話題になった
   「世界がもし100人の村だったら」の、元になったといわれる
   「世界がもし1000人の村だったら」の紹介です。


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2008年12月01日(月) ■何でもできるようにならなくていいのです。自分に不得意なものがあってもかまいません。

それぞれの職業には、それぞれの才能が必要です。
野球の選手とサッカーの選手でも、
それぞれにふさわしい人がなります。
政治家には、政治家にふさわしい人がなります。(一部略)

みんながみんな、同じような人であれば、
世の中のさまざまな職業を、だれがやればいいのか
わからなくなります。だから、
ほとけさまは、いろんな人をつくられたのだと思います。

ほとけさまは、みんながそれぞれ得意な分野で活躍し、
他の人々を助けてあげることを望んでおられます。
みんなが助け合って生きることが、
ほとけさまの希望なのです。

ですから、一人の人が
何でもできるようにならなくていいのです。
自分に不得意なものがあってもかまいません。
それぞれの人が自分の得意なものをしっかりと勉強して、
他の人を助けてあげなさい…と、考えておられるのです。



出典元 「自分の中の大事なもの」
おすすめ度 4.5
著者名 ひろ さちや


自分にできて、他の人にできないことがあると、
ついつい、こんなふうに思う。
「なんで、こんなこともできないの、
 もっとちゃんとやってよ」

人には得手不得手、できること、できないことがあることを、
忘れてしまって、自分ができることを基準として考えてしまう。
そして、できないことは、悪いこと、
できないことは、とろいこと、
できないことは、能力がないことと、思ってしまう。

しかし、よく考えてみれば、得手不得手もあるし、
できないこともあり、それを誰かに助けてもらっている。
仮に、自分だけが誰かを助けているように思えても、
一人だけで、すべてを背負っているように思えても、
必ず、どこか誰かに助けてもらっていると思う。
野球選手だって、プレーができない多くのファンに
支えられたり、力をもらって助けてもらっているように…

何かが人よりできることはすばらしい。
きっと、そのことができる能力が備わっているのだと思う。
そして、自分は…あなたは…まわりにいる人より、
手早く、上手に、立派にいろいろできるかもしれない。
しかし、だからといって、できることが全てに勝るのではなく、
できるから、助け合うこと、あるいは、支え合うことが
必要だということもまた忘れてはいけないと思うのだ。

人より、何かができるということは、
その力を助け合うためにも使うことが大事なのだと思う。
自分が上に行くため、成功するためだけではなくて…


■今日紹介した本 ↓ 「自分の中の大事なもの」

例えば、こんな話が書いてあります。
 ◎本当に愛すること
 ◎相手に要求してはいけない
 ◎あなたの敵を愛する
 ◎ほとけさまにもらったいのち
 ◎家庭教育が大事である
 ◎子どもの味方をしない日本のおとな
 ◎人間のために規則はある
 ◎そのうちよくなるさ
 ◎お母さんのものさし
 ◎ひろ先生に質問します

やさしい語り口で、だれにでもわかるように、仏教や他の宗教の
教えを語りかけてくれるので、すんなりと心に入ってきます。
例え話も、面白い話がおおくて、引き込まれます。




■「ぼちぼち&お散歩日記」↓
「心に残ったお話…「愛馬の励まし」より」

今週は、12月にも突入だし、
季節的にも、どんどん寒くなっていくし、
それに、このところ、寒々しいニュースが多いので、
本から見つけた、心があたたまるようなお話を
紹介したいと思います。

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