ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2004年04月30日(金) もし社員に対して「これからは変化していかなければならない」などと言ったら、

もし社員に対して「これからは変化していかなければならない」
などと言ったら、実際に全員が恐怖心を抱くことはほぼ間違いない。
こうしたタイプの恐怖心を抱いてしまうと、
思考が停止し、革新的であろうとするどんな努力もできなくなってしまう。
いつも変化を実践しているような文化を育てるには、
変化とは見えないように小分けして、
脅威を感じさせないように行うことが必要になる。


 「エスキモーに氷を売る」より  ジョン・スポールストラ著
                      中道 暁子訳



以前の会社で改革をすることになったが、社員の協力は
得られず、ただ、反発を買っただけだったような気がする。
少なくても…私は協力しようとする気にならなかった。

社員が協力するのは、
ゴーンさんのようなあっと驚く、本気の改革か、
変化を小分けにして、徐々に進行させていく方法ではないのか。
などと、この本を読みながら考えた次第。


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2004年04月29日(木) 25年間、何百人の男性のカウンセリングをしてきた経験から言わせてもらいましょう。

25年間、何百人の男性のカウンセリングをしてきた経験から
言わせてもらいましょう。
どんなによい条件でも、また、どんなに男性がその気になっていても、
男性を変えるのはなかなか骨が折れます。
条件付けにしばられているので、支配するのを諦めて、
弱い立場になるのを怖がるからです。
彼が変わるのではないかと期待していると、
空しいばかりではありません。
逆の結果が出てしまいます。

彼の防御性やガンコさ、不信感、抵抗がかえって
強まってしまうのです。
信頼と安心が築かれなければ、変化はありえません。


「なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか」より
         ハーブ・ゴールドバーグ著
                角 敦子訳



隣人を「変えよう」などとするような試みは
すっかり諦めてしまったが、時々ものすごく変えたくなる。
「あなたはおかしい!」と言いたくなる。

仕事をすべての盾にして、正当化する時だ。
「仕事が一番」で、「仕事だ」と言えば
すべてに優先され、許されると思っている根性が気にくわない。
水戸黄門の印籠だと思っている節がある。

「まちがっている」と私は思う。
「ちょっとおかしい」と私は言いたい。
(時々言っているが…)
しかし…私が何を思おうが、言おうが、
隣人にとって、仕事は絶対である。
仕事は何より、誰より優先である。

今年の連休も「超忙しくて2日まで休みが取れない」らしい。
(その後も怪しいものだ)
自分がいないと仕事は回らないと思い込んで、
仕事以外のことはすべて犠牲にして、それで自分が正しいと
思い込んでいる…かのように私には見える。

私はひそかに
「何がそんなに忙しいだか…」と思っている。
「あなたがいなくても仕事は回るわよ」と思っている。
(そう言うとひねくれるから言わないが)

でもまぁいいかっ、それならこっちも好きなことをしよう。
隣人がどうしても変わらないなら、こっちの意識を変えて、
楽しいことに振り向けないと、つまらないことになるから。
さぁて明日から、楽しい山菜採りに出かけることにしよう。












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2004年04月28日(水) 世の中があなたの望み通りに動くといった期待も、無理な要求です!

世の中があなたの望み通りに動くといった期待も、無理な要求です!
はっきり言って、世の中は、あなたの望みなんてどうでもよく、
あなた個人に関心などありません。
世の中はあなたを好きでも嫌いでもなく、
ただ、勝手に回り続けているだけです。


「性格は変えられない、それでも人生は変えられる」より
                アルバート・エリス著
                     齊藤 勇訳




今日は思い切り、力を込めて、
世の中が私の思い通りに動くように期待し、望んだし、
祈りもした…

結果…まぁまぁの思い通りに動いてくれた。
まぁまぁでも期待通りに、世の中が動くと嬉しい。
って、本当は別に世の中が動いたわけではなくて、
私が自分で動いただけなのだが…

ともあれ、結果がいいってことは嬉しいことだ。




                


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2004年04月26日(月) どうやっても取り返しがつかない、という事実を受け入れるには時間がかかる。

どうやっても取り返しがつかない、
という事実を受け入れるには時間がかかる。
これまでと違う生活に慣れようとして、弱みをさらけ出すかもしれない。
新しい生活に慣れて、がんばってやっていくには、
しばしばたいへんな勇気が必要なのだ。
だが、それによって、それまで自分でも気づかなかった
長所や資質に気がつくこともある。


 「いまの自分を抱きしめてますか」より
                 レオ・バスカリア著
                    草柳 大蔵訳



取り返しのつかないことはある。
悔しいがある。
情けないがある。

だからと言って、取り返しのつかないことを
ずっと考えていても仕方がない。
もう取り返しがつかないのだから…
そうわかっているのだが…

取り返しのつかないことは、こころにどうしても残る。
それだけ、自分にとって大きなことなのだろう。
いつか、「取り返しのつかない」という、
後悔と、こころのきずを癒し、超えたいと思うが、
時間がかかるのだろうなあ。
いつか、超えられるかなぁ…



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2004年04月25日(日) 今はひとりでは生きられない、暮らせないという時代ではありません。

今はひとりでは生きられない、暮らせないという時代ではありません。(略)
ひとつ言えるのは、単身でも生きられる時代だからこそ、
相手は誰でもいいというわけにはいかないということです。

だから、いくらじれったくても、つらくても、
迷いながら、そう、うんと迷いながら
探していかなければならないんですね。

迷う時間が長くなると、私ってダメだな、と思いがちですが、
どれだけ迷うおうが、あなたのパートナーを探すのですから、
あなたの自由です。
自分のなかで、期間を決めてしまっている人も多いけれど、
迷いながらでいいんだと、と気づいてほしいと思います。


「泣きたいのをがまんしつづけてきた人のための本」より
                   森川 那智子著



久しぶりに友人と食事をした。
彼女は独身で、ずっと結婚相手を探している。
巡り会う機会が少ないらしい。
彼女に幸せになってほしいと思うが、
あまり結婚にこだわらない方がいいように思う。

私の周りには男女とも独身が多い。
「誰かいい人がいたら紹介して…」などと言われ、
独身男女を会わせてみても、
残念ながら、うまく結びつくことはほとんどない。
私がとりもった縁は、ひとつもない…
(ちょっと残念)
やっぱり縁とか、タイミングとか、
相性とかがあるんだろうし、
なにより、みんな、好みがうるさいのだ…あーあ。







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2004年04月24日(土) 決して、自分が弱いから、相手に合わせたのではありません。

流される人は、みんなからいい人と思われたい欲、
立派と言われたい欲、
お金持ちと思われたい欲、
素敵と見られたい欲、
などを捨てることが出来ないのです。(略)

決して、自分が弱いから、相手に合わせたのではありません。
自分では気づかない自己顕示欲と見栄が、そうさせているのです。
迎合は、決して弱さではなく、自分の欲の表れなのです。


「終わらない愛を手に入れる」より  大原 敬子著



こういう考え方もあるのか…
私は自分を守るために、合わせてきたと思っていたが、
(弱さとは思っていなかったが)
それは何かの欲なのか…
うーん、欲だとしたら、何の欲だろう。
今度、合わせる機会があったら、考えてみよう。


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2004年04月23日(金) あなたの魅力が最高に発揮されるのは、今の瞬間を生きている時だ。

あなたの魅力が最高に発揮されるのは、
今の瞬間を生きている時だ。
未来を夢見たり、そのためにあくせくしたり、
過去をくよくよ思い悩んだりしている時ではない。
余計なことを考えず、正面から今を見つめてこそ、
将来の運も呼び込めるのである。


「いつもいいことが起きる人の習慣」より

             トマス・レナード著
             堀 紘一訳



そうなのか…

今この瞬間を生きると言うことは、
「家族と一緒にいる時は家族のことだけ、
 仕事をしている時は仕事のことだけを考える」
ことに近いことらしい。
なるほど、これなら出来そうな気がする。
自分の魅力を発揮するためにも、そうしよう!





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2004年04月22日(木) あなたが心の底から求めるものは、ほとんどの場合、あなたの運命の一部。

あなたが心の底から求めるものは、ほとんどの場合、
あなたの運命の一部。
本来、実現されるべきものです。


「新月のソウルメイキング」より  ジャン・スピラー著



「願いを込めると、そこには不思議な念力が宿る」…
このことばは、以前も書いたが、私はこのことばが好きだ。
そして、本当にそう思う。

願いをこめなければ、何も叶わないと思うし、
願ってこそ、力が出ると思う。
願って、心の底から求めるものを手に入れたいと思う。
よぉーし、やるぞ。


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2004年04月21日(水) もし「すみません」の口ぐせに思い当たるところがあったなら、

単純なことのようですが、もし「すみません」の口ぐせに
思い当たるところがあったなら、
今日から「ありがとう」に変えてください。
たったそれだけで、あなたの心は大きく変化していくのです。


 「眠りはじめの5分間」より   佐藤 富雄著



「ありがとう」と素直に言えるようでいたいが、
つい「すいません」と言っている自分がいる。
そう言ってしまう、ちょっと卑屈な自分がいる。
(私には「すいません」はちょっと卑屈に思えるのだ)
これからは、出来るだけ「ありがとう」と言おう。
悪いことして本当の「すいません」と言う以外は。


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2004年04月20日(火) 人に認められたいと思っても、他人はめったに私たちを認めてくれない。

人に認められたいと思っても、他人はめったに私たちを認めてくれない。
他人から認められるためには、彼らが認めてくれるような行動を
とらなければならない。
その結果、他人によく思われたいと決意した瞬間に、
私たちは思い通りの生き方をする自由を失う。

 
     「すぐに役立つとっておきの考え方」より
             ジェリーミンチントン著
                   弓場 隆訳


私は大分前に、人に認められようとする生き方は放棄してきた、
と言ってもまだ、全面的にという訳はないが…
そんな生き方をしていても
思うほどに、認められるものでもないと気がついたからだ。
なにより、その生き方に疲れたのだ。

だから今は、誰に対してもいい顔をしようなどとは
思ってもいないし、嫌われるならそれでも仕方ないと思っている。
ただ、好きな人の前では、やっぱり認められたいので、
自分を失ってしまう…(かなりいい加減だ)


その人の思い通りの生き方する自由を失ってまで
他人から、認められようと努力してる友人がいる。
しかし、友人は思うようには、ちっとも認めてもらえない。
こんなに頑張っているのに、どうして認めてもらえないのか、
どうして受けれてもらえないのか…、好かれないのか、
わからなくて、悶々としている。

友人は、どうしても認めてもらいたくて、一生懸命にやる。
しかし、友人の一生懸命はどこかズレていることが多い。
そして、時々認めてもらいたいあまりに、余計なことをする。
その余計なことが、案外怒りを買うことも多い。
しかし、何が余計だったのか…その時にはよくわからない。
無駄な努力をして空回りする。そして、自信を失う…
何かどっかズレている…そんな感じを受ける。

そんなことをする前に、まずやるべきことがあるでしょうと
端から見てると思うのだが、
友人にはそんな声は届かない…
きっと今日も、一生懸命努力をしてると思う。
その努力をすることが、友人の幸せならいいのだが…


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2004年04月19日(月) 女は歳とともにすきとおっていくのがいい。

老け込むのはよくないが、加齢は避けられない現実である。
誰だって10年たてば、20歳は30歳になり、35歳は45歳になる。
厚化粧や衣装といった見かけでごまかそうとしてもごまかしきれない。

女は歳とともにすきとおっていくのがいい。
澄んでいくのがいい。
そこに若いときとは違う美しさがかもしだされるように、
私には思える。


            「パワー言葉」より   すぎやまチヒロ著



すっかり風邪を引き、熱を出してダウンしてしまった。
髪も、顔も、着てるものもよれよれして
我ながら、歳を取ったなぁと思う。
少しでも若くいようと、サプリメントを飲んだり、
お化粧品を変えたりしてみるが…効果はどうなんだろうな。
気は心か…

今日のことばだが…
女性はすきとおっていくのがいい、澄んでいくのがいいといっているが、
これがとても難しい。
女は生きる日数が長くなるたびに、いいことだけでなく、
余計なこと見、考え、諦め、悪知恵を見つけ、どんどん灰色に
なっていく行く気がするからだ。
出来るだけ、素直でいたいと思っているのだが…

それに…
なんだかんだ言っても、今の日本は、
若い子礼賛、若さ絶対、歳をとったら終わりって風潮だから、
大人の文化は生まれにくいし、
大人が楽しく生き甲斐を持って生きていくにはまだまだ時間が
かかるとように思う。
そんな中で、キレイに歳を重ねるのはどうしたらいいのか…
うーん。


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2004年04月18日(日) 信じるためには何が必要でしょうか?

信じるためには何が必要でしょうか?
それは「信じる決心」だけです。
信じるに足る材料はことさら必要ではありません。
そして信じる決心はよいもの、好ましいもののみに
限定すべきです。
これは、楽観主義とは違います。

  
  「人生成功の名言389」より  ジョセフ・マーフィ著
                 しまずこういち編著



信じる決心は「よいもの」「好ましいもの」とあるが、
信じる前に「よいもの」か「好ましいもの」かを
よく考えるってことかな?

ともかく、自分にとって「よいこと」と
「好ましい」と思うことだけを信じることにしよう…
その基準は自分の中にあるんだろうな…
自分の感覚を信じて、きっと信じるのだな。




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2004年04月17日(土) じつは最近、楽しかったことは何?と訊かれても、ちっとも思い浮かばないという人が増えているようです。

じつは最近、楽しかったことは何?と訊かれても
ちっとも思い浮かばないという人が増えているようです。

楽しくなくなってしまったのはおそらく、
何かしているそのときに、その体験していることから心が離れて、
まだおきていない先のこと、
あるいはもう過ぎてしまった過去のことを
考えているためではないかと思います。


 「泣きたいのをがまんしつづけてきた人のための本」より
                    森川 那智子著



会社勤めをしていたときは、人と会うのが億劫でイヤだったのに、
今は人と会うのが楽しくなってきている。
家にいることが多くて、人と会うことが極端に減ったからだろう。
特に友人と会って、おいしい食事をすることがとても楽しみだ。

それと、ウォーキングだ。
歩くことが楽しいのだ。これは意外だった…
運動嫌いの私が歩くことだけは続けている。
地図を持って、あちこちの知らない道を歩くことが楽しい。

なーんて、今のささやかな楽しみを並べてみたが、実は、
「楽しい」という感情が希薄になっていることに気がついた。
「楽しい」と意識しないと、「楽しい」という感情が
出てこないという感じがする。

何でだろう…

私の場合は、心の奥底の一番満たされたい感情が
満たされてはいないからだという気がする。
叶えたい夢がまだ叶っていないからだという気がする。
喉の奥に何かが引っかかっているような感じがある。

ただ、それが仮に叶ったとして…
「楽しい」という感情が、今以上にわき出すのかと言えば、
そんなことはないような気がする。
つまり、もっと根本的な問題なのかも知れない…
って、こんなことをうじうじと考えるようじゃ、
「楽しさ」も半減するな。
分析しても仕方ないな。







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2004年04月16日(金) 私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。

私が自分だけのために働いているときには、
自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、私が人のために働くようになってからは、
人は私のために働いてくれたのだ。


                フランクリン



自分のために働くことと、
人のために働くことの違いはどこにあるのか…
自分でははっきりと、わからないのではないか。
案外自分は、人のためにやってると思い込んでいたり、
自分は犠牲になってると思っていたり…
そして、これは自分のためとはっきりと自覚してる人は、
目的を持っていたり…

しかし、見ている周りの人はそれが案外はっきりと見えていて、
その人が自分のためだけにやっているか、
周りのことまで考えてやっているか、わかるものだと思う。
その人がどう思っていようが、必死で隠そうとしても、
感じてしまうときがあるのだ。
その人の実態が見えるときがあるのだ…
その実態を見ると、いきなりその人が小さく見えるのだ。


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2004年04月15日(木) 「私は病気だから」「たとえ非常識なことをしても、病気だから許して」…。

「私は病気だから」
「たとえ非常識なことをしても、病気だから許して」…。
こんな考え方が私は大嫌いです。
患者さんにはこういう人が多くて、
そのたびに私は腹を立てていました。

実際にそのように場面になったら、
たとえ患者さんといえども容赦しません。
ビシビシと厳しく叱ることにしています。
病気だから世の中の約束事が守れないという理屈は通らないわ!
それを多めに見ていたら患者さんのためにならない。
甘やかすことはやさしさではないのよ!


「誰も私をわかってくれない」より 
          心療内科医 牧野 真理子著



母が心療内科に通いはじめた。
精神状態が不安定だったので、行くように勧めていた。
やっと思い腰をあげてくれた…ほっとした。
母にどんな先生だったか聞くと
「やっぱりストレスだって、でもあまり話しを聞いてくれない」と
ぶつぶつ言っている。

母はストレスが気分の悪さの原因のすべてと思っていて、
自分がそのストレスをためやすいタイプだということを
認めようとせず、そのストレスの元である、父がすべて悪いと
思い込んでいる。
誰もが、多少のストレスを持っていることを認めようとしない…
私が1番のストレス持ちと思っている。
そんな母と毎日付き合っている父もストレスいっぱいなことを
認めようとはしない。

ストレスがあるから、何を言っても許されると
母はどこかで思っていて、それを振りかざす。
延々と愚痴をこぼし、過去の恨み節をのたまう。
全く…誰かに何とかしてほしい…













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2004年04月14日(水) ●「疲れた」とボヤく前に「今日も一日がんばった」と自分を褒めてあげる。

●「疲れた」とボヤく前に「今日も一日がんばった」と
  自分を褒めてあげる。
●「ツイてない」と嘆かず、「いい勉強になった」と
  気持ちを切り替える。
●「もう年だから」と諦めずに「まだ何歳だから」と
  前を向く。
●「緊張する」と怯えず「これはチャンスだ」と
  状況を楽しむ

否定語を肯定語に変える、とっておきのコツをお教えしましょう。
それは、どんなときでも「これでよかった」と全てを受け入れ、
肯定する心です。(略)
ネガティブな言葉が浮かんでくる前に、とにかく
「これでよかった」とつぶやき、マイナス思考をシャットアウトする。


  「眠りはじめの5分間」より  佐藤 富雄著


なかなか、難しそうだが…やってみよう。
やってみないことには何もはじまらないし、
「これでよかった」とつぶやこう。
なかなか言えそうにないが…


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2004年04月13日(火) 日本人社会が平和なのは、私に言わせれば、羊の群れがおとなしいようなものだろう。

日本人社会が平和なのは、私に言わせれば、
羊の群れがおとなしいようなものだろう。
日本人は、競争心を失っているから、そのために治安がいいだけなのだ。
べつだん、日本人が優れているということにはならない。
それどころか、今後のことを考えると、
これは重大な問題をはらんでいる。
             (略)
日本人は、羊そのもので、まったく危機感を欠いている。
そのうち、狩人が狼を退治してくれると、安心しきっているのだ。
しかも、権利意識に欠ける日本人は、
警察、つまり狩人の怠慢を非難することもしない。


「ニッポン人取扱説明書」より  ロバート・ツチガネ著


この本を書いたのは、アメリカ国籍の日本人で、
40年間をアメリカで過ごし、40年ぶりに日本で教職につき、
日本に絶望してアメリカに帰国した人である。

アメリカの考え方を正しいかのように、
押しつけている部分もあると思うが、
うーん、まさにその通りと、痛い部分も大分ある。

危機感の持ち方と、権利意識についての考え方が
外国人の友人とかなり隔たりがあることは、実感として感じている。
なぜ、こんなに違うんだろうと考えるが、
やっぱり生い立ちが違うから、根本的に
考え方そのものが違っている気がする。

そういう外国との差を少なくするのがいいのか、
(ただ単に海外の考え方にすり寄りたくはない)
その差を個性として、ユニークな国民性として掲げて
開き直った方がいいのか…
(しかし、あまり恥もかきたくない)
日本にとって…どちらがいいのか…
少しでも尊敬される国になるには、どうあればいいのか…
日本にどっぷりとつかっている私にはわからない。
(情けないが…)

ただ、ひとつだけ思うことは、外国人と話すときには、
考えていることは、はっきりと言うべきであるということだ。
日本がどう在るべきかと言うことより、
自分がどう思っているか、考えているかを
語らないと話しにならないのだ。
迷いがあるなら、迷っていると、
わからないものはわからない、
こうであるべきだと思うことはこうであるべきだと、
ともかく自分の考えを言わないと伝わらないのだ。
そうしないと意志疎通がそもそも出来ないのだ。
いつも、この差にも愕然とするのだが…











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2004年04月12日(月) 言葉は、それを語る人の本来の意図よりも、

言葉は、それを語る人の本来の意図よりも、
それを聞く人の先入観や関心や習慣などにもとづいて
解釈されがちだという点を忘れるべきではないだろう。


 「わかりあえない理由」より  デボラ・タネン著




ことばは、誤解されることを念頭において話すこと、
自分の意図したことと違うように解釈されることが多いこと、
自分の伝えたいことが、伝わる保証などないこと、
話したからと言って、わかってくれるとは限らないこと、
などなど…多くの本に書いてある。
本当にその通りだ…

しかしそれでも、伝えたいことはある…
伝えねばならないことがある。
時期を見て、ことばを換えて、タイミングをはかって、
何度も何度も何度も伝えるのだ…
心を込めて伝えるのだ…
そうしたら、きっといつか伝わると…
私は信じている。






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2004年04月11日(日) 新鮮な感情でも、抑えつけてため込むと、ものすごくイヤなニオイを放ち、

感情というのは、まるで野菜のようなものです。
ある感情がわき起こったそのとき、
新鮮なうちはみずみずしくて、おいしくて、
生きていくために必要な反応なのに、
ため込んでいるうちに腐ってしまうのです。

新鮮な感情でも、抑えつけてため込むと、
ものすごくイヤなニオイを放ち、
恨みなどの別のものに変化していくんです。


 「泣きたいのをがまんしつづけてきた人のための本」より
                    森川 那智子著



感情も腐る…その通りだと思う。
あまり抑えつけたり、無視したりしては
きっといけないのだなぁ。

腐らせたり、発酵させたりしては
ただ、処理がやっかいなだけだし、
恨みになってしまったら、それこそ一生持ち
続けなればいけなくなる…
(母のようになるな…ぁ)

うまく自分の感情と付き合っていけないとなぁ。
その時の感情の出し方や、感情の収め方など、
きっと自分に合った仕方を見つけるしかないのだな。
あまり感情的にならずに…


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2004年04月10日(土) 「できない」とは、結局だれがいつ決めることなのでしょうか?

「できない」とは、結局だれがいつ決めることなのでしょうか?
また「できない」と決めつけることで損をしてしまうのは
いったいだれでしょうか。

「できる」とか「できない」という心理抑制の部分と、
成功や失敗という「結果」はイコールではありません。


      「1分間思考改革術」より  伊東 明著



今日、やっとロードオブザリング「王の帰還」を見てきた。
映画に引き込まれ、あの世界に浸ってしまった…
本当に面白かったなぁ。
映画館を出たら、一気に現実に引き戻されて、
何だか切なかったが…

あんな映画を考えたり、まとめきることができる監督って
ものすごいなぁ…
制作過程においては、恐らく
「そんなことはできない、不可能だ」などという人や、
時間との戦いだったのではないか…(と思う)
今までは「できない」ことを可能にして作り上げたのではないか…
ものすごいなぁ…







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2004年04月09日(金) 戦いは戦いを生み、復讐は復讐を呼ぶ。

戦いは戦いを生み、復讐は復讐を呼ぶ。
好意は好意を生み、善行は善行を招く。 


                  エラスムス



イラクで、悲惨な出来事が起こってしまった。

一度イラクに取材に行った隣人は、取材仲間から、
「イラクは内戦状態で、ひどい状態らしい」と聞いていて、
「今、イラクに行くなら、命がけだ」といつも言っていた。
私は毎日、イラク取材命令がでないことを祈っていた…
いや、今も毎日祈っている。

その一方で、イラクに自ら行く人たちがいる。
複雑な気持ちでそう言う人たちを見ていた。
イラクに行った人たちの家族の気持ちはどんなだろうとか、
なぜ、この時期に行くのだろうか…とか。
どんな使命感を持って、行くのだろうかとか…

ともかく、無事に帰ってきてほしい…
何とか生き延びてほしい…
そう、願うばかりだ…
いたたまれない…




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2004年04月08日(木) 外界で起きるできごとは、わたしたちの心に影響をおよぼします。

「他人があなたを変える」…

外界で起きるできごとは、わたしたちの心に影響をおよぼします。
そしていったん心にとりこまれると、
一生消えない傷跡を、残しかねません。
人生とは残酷になることもあるもので、
残酷になったときには、ほんとうのあなたは……
そんなことがなければ無事だったかもしれないのに……
変えられてしまう。
それはいいことではありません。

  「いちばん大切な私」より  フィリップ・マグロー著


他人によって変わる自分もいると思うし、
変わらない自分もいると思うが、
恐らく、
知らない間に、影響を受けて、左右され、いつの間にか
変わってしまったりしてるのだろうな。
他人が私を変えると思うと…少し怖くなる。

同じ変わるなら、良い方に変わりたいと思うが、
そうとばかりは言えないだろうなぁ。


  



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2004年04月07日(水) 「人間、迷うときは、どっちでもいいことが多いんだよ」

「人間、迷うときは、どっちでもいいことが多いんだよ」
これは、アメリカ人の友人の言葉です。

どちらがよいかわかっていれば迷わず決断できるはずです。
迷うのは、四分六分ぐらいで決断がつないでいるからです。
「四分六分なら、どっちに転んでも大きな違いはないだろう」
と彼は言います。
それなら早く決断して(開き直って)、前に進んだ方がいい。


 「開き直れば、強い力がわいてくる」より  大野 裕著



「四分六分なら、どっちに転んでも大きな違いはないだろう」って、
迷っているその時には、どっちを選択するか…
これはもうとても大きな決断のように思える。
大きな違いがあるように思ってしまう。

後になってみると、どちらでもよかったなと思うこともあるが、
後々まで、後悔することもある…やっかいなことに。
その後悔で、前に進めないこともあるからもっとやっかいだ。

となると、やっぱりできるだけ、六分の方を選びたいものだ。
けれど、そう言うときには、どっちが四分六分かよくわからない…
それで、また迷ったりするのだ。
五分五分ってこともあるしなぁ。
迷ったら、やめろって言う人もいるし…

でもまぁ、どっちでもいいことが多いのかなぁ…
よくよく考えてみれば…










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2004年04月06日(火) 「彼女の頭のなかにあるのは、二人の関係だけ。それがなんの役に立つっていうんだ」

パートナーと心を通わせ仲むつまじくしたい、と思っているのに、
それを歓迎されないと女性は拒まれたように感じます。
彼の言い分です。
「彼女の頭のなかにあるのは、二人の関係だけ。
 それがなんの役に立つっていうんだ」
あくせく働いて生活と幸せを保障してやっているのに、
感謝しないのも気に障ります。

彼女は言います。
「生活が豊かになるよりは、もっと優しくしてほしいわ」
そんな言葉は彼の耳には入りません。
そして誤解されていると感じたまま態度を硬化させます。
それで、彼女はますます彼の気持ちを疑ってしまうのです。


    「なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか」より
             ハーブ・ゴールドバーグ著



なるほど…これほどまでに男女の考え方に差があるのか…
本当にこの本には、教えられることが多い。

これから先も、隣人とうまくやっていきたいので、
こういう差をわかっていないと、ただ辛くなるだけかも。
相手にわかってもらおうとする前に、
こちらが先に相手をわかってあげないと、
何事も始まらないな…。



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2004年04月05日(月) 体はなすべきこと知っている。

私たちは普段、頭で考えることにとらわれて、
体が発信している情報を無視している。

だが、体の反応は、頭で下す判断よりもずっと雄弁で、
正確で、率直な場合が多い。
体全体には、脳よりはるかに多くの細胞があって、
あなたという人間全体を脳細胞より正確に把握しており、
その働きは単純かつ率直だ。
だから、体から発信される情報、すなわち自分自身の
感覚を信頼し、その導きに従えばよいのである。

体はなすべきこと知っている。
体で感じるメッセージに耳を傾けることが、
賢い進化へのステップだ。


   「いつも、いいことが起きる人の習慣」より
              トマス・レナード著



胃の調子が重い…どうも調子がよくない。
胃は第2の脳だと言われるほど、敏感で、繊細らしい。
きっと、私の中の何かに反応してるのだと思う。
少し休めてやらねば…
そう思いながら、酷使しているなぁ…
すいません…







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2004年04月04日(日) 私たちはよく、あの人はなぜ嘘をついたのか、裏切ったのか、

私たちはよく、あの人はなぜ嘘をついたのか、
裏切ったのか、だましたのか、殺したのかと、
首をかしげることがある。

その答えはぞっとするかもしれないが、
それがその人にとって、もっとも簡単で容易で、
便利な解決方法だったからである。

悪とはずる賢く頭を使ってこそできるむずかしいものだと、
そう考えやすい。
しかし実際には、何よりもまず、ケチな怠け心が生んだ
衝動的なものである。
欲にかられた人間は自分のことしか考えない。
さもしくて、他人を理解することも、
他人の身になることもできない。


      「借りのある人、貸しのある人」より 
       フランチェスコ・アルベローニ著



そうか… 
もっとも簡単で容易で、便利な解決方法だったからなのか…
追いつめられたその瞬間なら、余計そうなるんだろうな。

欲にかられなくても、今時は自分のことしか
考えられない人はいっぱいるしなぁ…
悪に走りやすくなっている気がするなぁ。





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2004年04月03日(土) 人が取るべき責任ある行動はひとつ。

人が取るべき責任ある行動はひとつ。
自分が心からしたいことをすることである。
それが人生でもっとも責任ある行動であり、
その人が負う最高の責任である。

 「ソース」より   マイク・マグナス著



自分が心からしたいこと…
そういうことを行動に移せる人、どれだけいるだろうか。
何かの言い訳をつくったり、できない理由を考えて
恐らく行動に移せない人の方が多いのではないか。

自分の心からしたいこと…
それを見つけられない人も多いのではないか。

で、自分はどうだろう…
心からしたいことはある…と思っている。
しかし、まだ行動に移してはいない。
なぜか…まだ迷いがあるからだ…
迷いがあると言うことは、心からしたいことではないのか…
まだ、心が揺れている…
やっぱりまだ、本当にしたいことは見つけてはいないのか…


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2004年04月02日(金) 人は大きく分けて2つのタイプに分類できます。

人は大きく分けて2つのタイプに分類できます。
自分の身の回りに起こっている事実を「運命」と考えるタイプと、
それを「自分の選択、責任」と考えるタイプです。

目の前で起こった問題を「運命」と捉えてしまう人は、
その問題が大きいと「これは運命なんだから、私の手には負えない。
解決できなくても仕方がない」と考えます。

一方で、目の前で起こった問題を「自分の選択、責任」と
考える人は「私に解決できない問題は、私に起こらない。
だったらこの問題も、私の対応一つで解決できるはずだ。
私には、問題を解決できる力と責任がある」と
前向きに取り組みます。


 「一冊の手帳で夢は必ずかなう」より  熊谷 正寿著



友人との長電話で、この二つのタイプについて話した。
二人とも、自分の人生は自分で選択しているし、
その選択に対して責任を持ちたいという意見になった。
ただ、責任を持つと言うことは、本当は怖いことだと言い合った。

そして、自分たちの母の世代は、
「運命」タイプだろうということでも一致した。
母達の時代…女性の多くは、
「運命」に翻弄された時代だったのではないか…

だから、自分の人生に責任を持つということは
恐らく考えられないだろうし、
年老いて、自分の人生に責任を持てと言われても、
それは酷だろうと言うことでも一致した。
世代間は、やっぱりあるだろうと思う。
そんな母達を見て育ってきて、
二人とも反面教師にしているところがあると思った。











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2004年04月01日(木) その結果、私たちは他人に対して次のような思い込みをするようになった。

私たちは幼少のころ、人間関係に関するルールを学んだ。
そこで、他人も同様のルールを身につけて育ったものと誤解した。
その結果、私たちは他人に対して次のような思い込みをするようになった。

・私たちを公平に扱ってくれる
・礼儀正しくふるまってくれる
・私たちの意見に賛成してくれる
・私たちを理解してくれる
・善悪をわきまえて行動してくれる
・思いやりを持って接してくれる
・私たちの幸せを願ってくれる
・私たちが困ったときには助けてくれる
・私たちと同じように状況に対応する
・私たちを怒らせたり悲しませたりしない

私たちは他人が以上のような理想主義的な行動をとってくれることを
期待しているために、期待通りでない場合に腹を立てたり、
傷ついたり、失望したりする。

しかし、彼らには彼らなりの行動指針があるのだから、
他人がどう行動すべきかを私たちが規定したところで、
何の意味も持たないことを理解する必要なある。

もしすべての人がお互いに思慮深く思いやりを持って行動したら、
人生はずっと楽しく快適になることだろう。
しかし残念ながら、それは現実的な期待ではない。


     「すぐに役立つとっておきの考え方」より
            ジェリー・ミンチントン著




母の話を聞いた…母は、今なお父に期待している。
思いやりのことばをかけて欲しい、、もう少し話しを聞いて欲しい、
どっかに行こうと誘って欲しい…などなど。
そのくらいしてくれて、当たり前だと言う。
なぜなら、昔も今も分は一生懸命働き、ここまでしたのは、
自分がいたからだと言う。
(それは、確かにそうだと私も思う)

しかし、父は、母が望んでいることをしてくれるような人ではない。
というより、父が思いやりと思っていることが、
母が望む思いやりとは全然違うものだし、
母の話はもうすでに、聞いていると父は思っている。
今更、何の話しを聞いて欲しいのだと…言っている。
そもそも、食い違っているのだから
母の期待に答えるべくもない。

母の期待はいつも裏切られ、母の父への恨みは募る…
その結果、父との言い争いは多くなり、
愚痴ばかり、恨み言ばかり多くなる。

悪循環だ…どちらかが、変わらなければ、
何の進展もなく、お互いが不愉快なまま過ごすことになるだろう。
それでも、二人とも、自分が変わるよりはいいらしい…








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