ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2003年03月31日(月) 人から好かれたいと思うことと、

人から好かれたいと思うことと、
人から好かれなくてはいけないと思うことには大きな違いがある。


「自分の中にいる、困った人たち」より  デヴィッド・リーバーマン著



友人は、嫌われることが怖いと言う。
積極的に好かれなくてもいいが、嫌われてはいけないと
思っていると言う。
嫌われることは、拒否だし、争いの元になると。
何より自分は人と争いたくない、と。

私は、人の好き嫌いは自然な感情だと思っている。
確かに拒否かも知れないが、それでもいいじゃないかと思っている。
誰からも、嫌われない人なんていないと思う。
また、みんなから好かれなくてもいいと思う。
嫌いという感情が、その人を守ることもあると思っている。
争いもあるかもしれないが、あっても仕方ないじゃないかと思う。
生きていれば、争いもあるだろう。

いつも友人とは、この辺で食い違う。
友人は「ともかく、嫌われたくない」と言う。
しかし、そう言っている友人は、
自分の中で、
人に嫌われたくないと思っている自分と、
でも、自分にはひどく嫌いな人がいるという間で
争いをずっと続けている。



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2003年03月30日(日) 私たちの仕事が何であれ、夢の中で創意豊かな答えを見つけることが出来る。

私たちの仕事が何であれ、
夢の中で創意豊かな答えを見つけることが出来る。
そうした答えはたいてい、目が覚めているとき
思考力だけを用いて出した答えよりはるかに独創的だ。
私たちの創造力の作品がはるかに独創的になるばかりか、
実生活と夢の生活における自分をいっそうしっかりと統合できる。

興味深い夢を見る力は、夢を見る人の人格に由来する。
興味深い夢が訪れる前にまず、
興味深い素材が夢を見る人の中になければならない。


     「夢クリニック」より  パトリシア・ガーフィルド著



ここ2日間、いきなり高熱が出て動けないでいた。
人間こんなに寝れるものなんだと思いながらずっと寝ていた。
食事もとれないし、腰は痛くなるし、何もすることが出来ないし、
出来ることと言えば、夢を見ることだけだった。

学生の頃、夢分析を勉強したことを思い出した。
夢関連の本をかなり読んだのを思い出し、その本を引っ張り出してみた。
そして、熱にうなされながら見た夢をあれこれと分析することにした。
夢では、意外な人が出てきたり、思いもしないような事が起こったりした。
怪しい夢もあったなぁ。
これはどういうことだろうかとか、何で出てきたんだろうかとか、
夢分析辞典を調べてみる、久しぶりだ。

夢は単なる夢だと流すことも出来るが、自分の意志で、
プラスの夢を見ることが出来るし、夢の中で解決策を見つけることも出来るし、
また、インスピレーションを得ることも出来るという。
夢を自分の味方につけることは自分の力になるという。
何とか味方につけたいので、夢の本を読み返すことを決めた。
読み返してみたら、とても新鮮だった。

体調がいいってこんなにもいいものなのかと
しみじみと感じている。
今日は天気もいいし、ほっとした一日が過ごせそうだ。














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2003年03月27日(木) ひとりひとりが自分のことばで祈る。

ひとりひとりが自分のことばで祈る。
それがどんな言語であれ、神は理解してくださる。


            デューク・エリントン




今の時代は…祈りが必要なのではないかと思う。


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2003年03月26日(水) 思慮深い市民の小さな集まりが世界を変えることが出来るのを

思慮深い市民の小さな集まりが
世界を変えることが出来るのを
疑ってはならない。
実際に変化とはこの方法でしか起きていない。


           マーガレット・ミード



本当にそうであると信じたい。
大きな力の前で、小さな力は無力感を感じることが多い。
けれど、大きな力ばかりに、動かされがちに見えるが、
その下で、今はまだ小さいけれど力強い力が生まれていると
信じたい。

ささやかな力だが、きっと何かを動かすことが出来ると
思って、仕事も、生活もしていきたい。
そのために、諦めず、自分の力や思ったことを信じる
能力が一番大事かもしれない。


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2003年03月25日(火) たいていの人は自分がよくない振る舞いをしたときは

たいていの人は自分がよくない振る舞いをしたときは
それに気づいていて、
そんなことをした自分がいやだと思ってます。


   「やさしさの法則」より  ギャビン・ウィトセット著



本当に、そうかなと疑問に思う気持ちもあるが…
自分の場合を考えてみると、
よくない振る舞いをしたときには、
自分でよくわかっているし、そんな自分がいやだと思っている。
しかし、だからと言って、その振る舞いを直せるかどうか…
行動を直せるかどうか、その辺は曖昧である。
いやだと思う気持ちと、だからその行動や、振る舞いを
直そうという間には、大きな隔たりがあるように思う。


このことばでギャビンが言いたいのは、
たいていの人がそう思うものなので、
いやな振る舞いをした人をみたら、
このことばを思い出して欲しいと言っているのである。
そう思うだけで、ちょっとだけやさしい気持ちになれると…





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2003年03月24日(月) 日本人がこれまでやってきた人間関係のやり方は、

日本人がこれまでやってきた人間関係のやり方は、
話しなんかしないでも以心伝心でだいたいピタッと
わかるというのが好きなのです。
それで、皆一緒じゃないか、と。
いちいち説明しなくて、一緒にやりましょうという
気持ちがあるのです。(略)

ところが、アメリカ人やフランス人を見ていますと、
一人一人がきっちり別れていて、話し合いでまとまっている。
これについては、一長一短で、どちらがいいとは言えないと
思っています。


       「日本人」という病 より  河合隼雄著



小泉さんは、「説明をしている」「説明をしたきた」と
力説しているが、どうしてもそうは見えない。
私たちに向かって、本当にわかって欲しいという
訴える気持ちに欠けるように見える。
それよりは、「俺の苦しい気持ち、わかってるだろう」
と、詳しい説明などはせず、本音を言わずに、わかってくれ!と
押しつけている感じを受ける。

以前の日本なら、それで収まって来たのかも知れない。
しかし、今はみんなが、他国のやり方を見ることが出来るし、
比較する事が出来る。
「説明をしたきた」と開き直る前(そう見える)に、
どうしたら少しでもわかってもらえるか、理解してもらえるのか、
もっと伝える方法を考え、実践した方がいいと思う。



…ただ、これが自分のことになると、確かに説明下手で、
説明不足で、議論もなかなか出来ず、本音も言えず、
同じような手法を使っているような気もする…
もちろん、立場が違うので、全然重さが違うが。
日本人か…、やっぱり。














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2003年03月23日(日) 第一に大切なのは着手しうるということだ。

第一に大切なのは着手しうるということだ。
勉強机に向かって座り、勉強に心をむけようと決心することが、
結局は一番むつかしい。
ひとたびペンを手にして最初の一字を書いてしまえば、
事はすでにぐっと楽になっている。


                    ヒルティ



3連休は仕事もしようと思っていたが、ついに
手をつけなかった…
資料も全部持ってきていたのに、広げもしなかった。
しておけば、月曜日がうーんと楽になるのに。
あーあ、結局月曜日に残してしまった…
意志が弱いなぁ…

明日全力でしよう。
何とかなる…と信じて。
ヒルティのことば…身にしみるなぁ。


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2003年03月22日(土) うわべだけではない幸福…不変で中味で充実し、

うわべだけではない幸福…不変で中味が充実し、
人目のつかないところこそ美しい、
そんなものを丹念に探し求めよう。
それは、それほど遠い所にあるわけではない。
手を伸ばせば、届く所にきっと見つかるものである。


         「わが死生観」より   セネカ      



私の趣味は、料理、ベランダ菜園、読書、寝ることである。
今日は、遅く起きて、ブルーベリーを植え、バラを植え替え、
パンを焼き、ゆっくり時間をかけて煮込み料理もつくった。
義理を欠いている友人に、ハガキも出せた。
今日は、気持ちがゆったりしている。

いつもは、精神的に余裕がないことを理由に、
いろいろなことを吹っ飛ばして、生活している。
かなり、義理も欠いていると思っている。
毎日ゆったりとした気持ちでいたいと思いながら、
日々の生活に左右されてしまって、
気持ちの余裕が持てない。

今日のようなゆったりした気持ちが続けば、
愚痴ることもないだろうにと思うのだが…






    


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2003年03月21日(金) 誰が何をしているのか…

誰が何をしているのか…なぜそんなことをするのか、
何を話して何を考え、何をもくろんでいるのか…
そんなことばかり考えていると、
自分はこうするのだという確固とした方針が曖昧になり、
他の仕事をする機会さえ失われてしまう。


                    アウレリウス



今の日本が、このことば通りに見える。
恐らく、頭のいい人達が打ち立てた戦略が、
最終決断の時まで、世界情勢を見回して、
態度を明確にしないと言うことだと思うが、
とても、世界に誇れるものではないように思う。

私にはよく外交というものがわからないが、
これで、本当にいいのかという思いを持っている。

かつて日本の戦国時代で、武将の一番の苦しみは、
どちら側の旗を掲げて戦うかの判断だったと言う。
そして、それをどのタイミングで、
どのように掲げるかを戦略的に考え抜いたと言う。
それが、自分たちの生死を左右するからだ。

そのような、判断する苦しみを日本の総理も
したのだろうか…





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2003年03月20日(木) 戦争というものは、戦略というものは、あらゆる手段を以て

戦争というものは、戦略というものは、あらゆる手段を以て
相手を誤算に陥れる、この一句につきるものである。


                        太宗



戦争が始まった…
本当に戦争していいのか、
戦争以外に本当に手段がないのか、
本当にこんな戦争を許していいのか、
そんな気持ちが、ふつふつとわいてくる。

力で、悪いものに蓋をして、蓋をしきれるのだろうか。
アメリカはこれで平和が来ると、
本当に思っているのだろうか…

好きなアメリカだが、今のアメリカは、
奢っているとしか私には見えない。





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2003年03月19日(水) 愛されたいなら、愛されるに足る人になれ。

愛されたいなら、愛されるに足る人になれ。


                オビット





愛されるに足る人ってどんな人だろう。


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2003年03月18日(火) 夢を現実にするのは人である。

夢を現実にするのは人である。


         ウォルト・ディズニー



「夢」を忘れがちなこの頃だ。
これでは、寂しいぞ。
この世知辛くて、どんよりした今の世の中で、
「夢」くらいもたないと、しぼんでしまうぞ。


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2003年03月17日(月) 幸せになるための秘訣は、

幸せになるための秘訣は、
気分が落ち込んでいるときや、ストレスを感じている時には、
何もしないでいることです。
そして、いずれは通り過ぎていくものだと信じて、
リラックスすることです。


  「しあわせになれるさ」より  リチャード・カールソン著



今日は気分が落ち込んで、ちょっとストレスも
感じている、そんな日。月曜日だと言うのに…。
しかし、今日は何かの原因があって、落ち込んだ訳ではない。
仕事も順調だったし、すべてが思ったよりずっとうまく進んだ。
おいしいものも食べたし。
(ただ、花粉症なので体はだるい)

こんな日は、余計なことはせず、
何もしなくてもいいのだと思おう。
そして、さっさと寝てしまおう。


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2003年03月16日(日) 私は、私がしてきたことをどんな男性、女性にもできることを少しも疑わない。

私は、私がしてきたことをどんな男性、
女性にもできることを少しも疑わない。
もし彼らが、私と同じ希望と信念を育むために、
私と同じ努力をするなら。


                  ガンジー


このことばのすごさに、私はいつも感嘆する。
その裏に、揺るぎない自信と、誇りを感じるからだ。
人の力とか、人間の可能性を信じていることを感じるからだ。
確固たる何かを感じるからだ。

ガンジーは、自らを、平均以下の能力を持った月並みな
人間だと常々言い切っていて、
いつも人々に、「やれば出来る」ということを
説いていたらしい。
すごいなぁ…


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2003年03月15日(土) 男にとって思いやり深くなるのは、なまやさしいことではない。

男にとって思いやり深くなるのは、なまやさしいことではない。
時間と支えがいる。
残念なことに、女性は男性のそのような性質に
つい我慢できなくなる。
それと言うのも女性と男性では根本的な性質がまったく
ちがっているからだ。
女性にとって相手を思いやるのは至極簡単である。
苦労して身につけるほどのものではない。


「ベストフレンド、ベストカップル」より  ジョン・グレイ著



友人と久しぶりに食事をして、彼女の話を聞いた。
「離婚するほど我慢できなくなくないが、
 もう彼を信頼出来ない。今まで、本当に困ったときに
 助けてはくれなかった。
 彼が私以外の女を見つけてくれてもいい…その方が楽。
 彼のいいところも知っているし、わかっているが、
 もう、愛を与える気はない」

私から見ると、理想のカップルに見える二人だ。
ご主人も思いやりのある人に見える。
しかし、望むことが何か違っているのだろう…
彼女は上昇志向のある人だが、ご主人は現状維持派だ。
何かが崩れはじめている印象を受けた。

最初から、二人はかみ合ってなかったと言う。
私の周りには、かみ合わないまま結婚したという
カップルが多い…
女性の方が結婚する時期だったからという理由で
結婚した人が多いからだ。

確かに男女差はあると思う。
毎日の生活の中で、あまりの違いに驚くこともある。
(もちろん、男女差だけではないと思うが)
その差があるから、うまく回ることもこともある。
しかし、その差があまりに大きくなったら、
埋めきれないだろうなぁと思う。
今時は、いろんな差を埋める程の精神的な余裕がないように思える。

ちょっと切ない気持ちになってしまった一日だった。



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2003年03月14日(金) よき未来のために現在を犠牲にする人、

よき未来のために現在を犠牲にする人、
たとえば、一週間先のために今を犠牲にしている人は、
一週間先になったら、
またその先の一週間のために犠牲にする人で、
人生を最後に振り返ったとき、未来のためという口実、
それも自分に対する自分の口実、にごまかされたあげく、
すべては犠牲になってしまっている。

だから、つねに、現在を重んじることが大事で、
時間的には「現在」、空間的には「ここ」を最高の
状態に持ち込むように努めよ(仏教の教えから)


      「非まじめ」思考法より  森政弘著



私は、気の乗らない仕事、面倒くさいことがあると、
ついつい先延ばしにするタイプである…
そうして、いつも頭からその仕事や、やり残していることが、
頭から離れない。
休んでいても、気になっている。
気になっていてもしない。
気になっているまま、どんどん先延ばしにする。
出来るときに、すぐにやればいいのに…手をつけない。
ぎりぎりまで先延ばし。
私のように、イヤなことのために今を犠牲にしている
人も多いのではないか。

まったく、情けない悪癖である。


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2003年03月13日(木) 人間は常に迷っている。

人間は常に迷っている。
迷っている間は、常に何かを求めている。


              ゲーテ



迷ってばかりいる私は、常に何か求めているのだろう。
何を求めているのか…


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2003年03月12日(水) 問題は、悪癖そのものにあるのではありません。

問題は、悪癖そのものにあるのではありません。
もっと豊かな自分自身の人生を生きられないということにあるのです。


    「ガーデンを探して」より  ブルース・ディヴィス著



やめようと思っても、なかなかやめられない癖がある。
直そうと思って、直せない自分の性格もある。
たぶん、それを直す価値が見つからないのだと思う。
今のままの方が、得だ、楽だとどっかで思っているのだと思う。
あるいは、これが自分だと開き直っているのかも知れない。

しかし私などは、心のどこかで、これでは「駄目だなぁ」と
「良くないだろうなぁ」「まずいなぁ」と思っている…
そのこころのせめぎ合いはあるが、
悪癖(と言って良いかどうかわからないが、あまりよくない癖とか性格)を
直す決意まではなかなかいたらない。
とりあえず、間に合っているというか、
表だって問題になっていないからかもしれないが。
けれど、本当に自分の良心に反するものは
意を決して、直さないといけないと…思っている。
……のだが……


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2003年03月11日(火) まわりを見渡して、青い色のついたものを5つ見つけよう。

まわりを見渡して、青い色のついたものを5つ見つけよう。
実際に試みていただきたい。
「青」を意識していると、青がすぐさま目に飛び込んでくるだろう。
机の上の青い本、ソファの上の青いクッション、壁の絵の中の青。

同じように新しい自動車を買うと、すぐに同型の車を
あらゆるところで見かけることも、恐らくご承知だろう。
なぜかと言えば、人は自分の捜しているものを見つけるからである。
陰謀を捜せば、陰謀を見破るだろう。
善行の例を捜せば、やはりそれも見いだすだろう。
全ては、頭脳のチャンネルの合わせ方次第である。


  「眠れる心を一蹴り」より   ロジャー・フォン・イーク著



イークは、本の中で、頭脳のチャンネルを合わせることを
強調している。
したいことをするとき、見たい物を見るとき、
そのものにチャンネルを合わせて見ること。
そうすると、今まで見えなかったものも見えるようになると。
チャンネルを合わせて、目標に向かうことが大事だと。

捜したいものがはっきりしていると、
捜しやすいし、見つかりやすい。
自分の目標も、はっきりしていればいるだけ、
道が見えやすいのだろうな。



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2003年03月10日(月) ユーモアをさがすときに一番まずいことは、

ユーモアをさがすときに一番まずいことは、
これは、自分以外の自分にはおかしくないだろうと考えて、
せっかく見つけたものを捨ててしまうことだ。
自分のユーモアを他人のそれと比べてはならない。
ユーモアのセンスは一人ひとり違うし、
それぞれが唯一無二の個性の反映なのだから。


  「笑いの治癒力」より  アレン・クライン著



最近、大笑いしてないなぁ。
うーん、それは、つまらないなぁ。
笑い転げてみたい。
おかしいこと探し、しないと…


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2003年03月09日(日) 人生は洗濯機のなかでもまれる石のようなものだ。

人生は洗濯機のなかでもまれる石のようなものだ。
粉砕されてでてくるか磨かれてでてくるか、
結局は、それぞれの人が選択している。


「人生は廻る輪のように」より  エリザベス・キューブラー・ロス著




自分の人生を選択する…
出来そうで、なかなかそうは行かないのが人生だ。
しがらみや、自分の弱さ、環境などで、
迷ったり、決断出来なかったり、
思いと違う選択をしたりする。
けれど、それも選択である。

出来るだけ自分の思うように選択したいと
私はやってきたので、
選択の責任は自分で負わねばならない。
時々、その重さに負けそうになるが、
そのつど「自分の人生だ」、
「人の人生」ではないと自分に言い聞かせている。
そう言い聞かせながら、一抹の寂しさを
しみじみと感じる。












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2003年03月08日(土) 世の中には正しそうに見えて、間違っていることがいっぱいあります。

世の中には正しそうに見えて、
間違っていることがいっぱいあります。
「良いことは長続きしない」というのもそうです。
そんなことはない。
心の有り様ひとつです。
昔の誤った考えに従う必要はまったくありません。

  
 「あなたが変わるくち癖の魔術」より  佐藤富雄著



何が間違っているか、間違っていないか、
何が正しくて、何が正しくないのか…
わからないことが多くなってきた。

しかしわからないなりに、自分で判断を
下さねばならない。
自分の基準のようなものが、自分の中にないと、
振り回されがちだ。
振り回されて、いい判断が出来るとは思えない。
自分の基準が大事だと思うこの頃である。






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2003年03月07日(金) 年寄りの言うことの九割は嘘である。

(仕事上で)年寄りの言うことの九割は嘘である。


   現ベンチャー企業顧問をしている、元中小企業社長と
   酒席を共にしたときに、聞いたことば



その顧問は現在66才。中小企業社長を退かれてから
ベンチャー企業の、ボランティア顧問を引き受けておられる。
ベンチャー企業社長は現在32才。
(その顧問の息子の年と奇しくも同じ)
社員は13名。こんな不況の中にありながら、
大手企業からの仕事依頼は切れることがないという。
そのベンチャー企業の顧問を引き受けて、
社内でのはじめての挨拶で自ら言ったことばだと言う。

そのことばを聞いて、私は問うた。
それなら、どうして顧問の役割が果たせるかと。
すると、その顧問は、
「(私が)言った中から、一つや二つ、響くもの、為になること
 を見つけてもらえればいいのだ、年寄りの言うことを
 真に受けちゃいかんよ」と笑われた。

そのベンチャー企業社長は見ていてかなり、危なっかしい。
しかしすでに、起業し、行動している。
自分の息子は大手企業に入っていて安定している。
その安定の中で、安穏としている(ように見える)
どっちがいいという訳ではないが、
いずれその差が大きく出てくる日があるのではないか…と。

最後にしみじみと言ったことばが印象的だった。
「今のベンチャー会社を見ていると、
 日本の力強い息吹が感じられる」と。












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2003年03月06日(木) 人間というものは不思議なものである。

人間というものは不思議なものである。
自分ほど大切なものはない、
なるべく自分の得になることをしたいと思いながら、
自分で自分をおろそかにするようなことばかり
しているのではないだろうか?


  「より道、わき道、散歩道」より  河合隼雄著



本当にそうだなぁと思う。
自分を大切にしたいと思いながら、相当無茶なことを
やったり、言ったり、逆にすべきことをしなかったり…
なんて自分は矛盾だらけなんだろうと切なくなる。
しかし…
自分を大切にするってどういうことなんだろう。



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2003年03月05日(水) 人生には「灰色の正解」だってある。

人生には「灰色の正解」だってある。


         ルー・マリノフ(哲学者)




今日は、落ち込んだ。
提案書の内容がズレていて、役に立たなかった。
客先の要望を確実に入れ込んで、考えたものだったはずだが…。

私の聴き方が悪いのか…相手の要望が変わったのか…
曖昧なままの要望に合わせ過ぎて、
内容がぼけてしまっているのだろうか。
この頃、こんなことが多い気がして落ち込む。

客先と、何かぴったりとこない、
何かが違う…何かズレがある…
そのちょっとしたことが、修正できない、理解できない。
と言って、そんな違いを飛び越えるような、
あっと驚くような提案もできない…
自分の力のなさを、身にしてみて感じる日だった。

こんな日は「灰色の正解」もあるさと、
自分を慰めてみよう。







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2003年03月04日(火) 何事にも時があり、

何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて
定められた時がある。


                  旧約聖書



何事にも「時」があると私も思う。
その「時」を感じられるかどうか、
その「時」をどう生かすか、
その「時」をどう生きるか、
自分の力が試されるのだと思う。

私にとっての「時」が近づいて来ているのを最近感じている。
その「時」が本物かどうか…これからわかると思う。
楽しみである。


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2003年03月03日(月) 学問にしろ、芸術にしろ、大きい仕事をした人は、

学問にしろ、芸術にしろ、大きい仕事をした人は、
一般の人々が「わかった」と思っていることに対して、
「果たしてそうだろうか」と疑問に感じ、
簡単にわかろうとする誘惑に耐え、
「わからない」ことに時間をかけて取り組んだ人たちである。


  「より道、わき道、散歩道」より  河合隼雄著



河合氏は、著書の中で、簡単には「わからない能力」が
非常に大事だと言っている。
現代人は簡単にわかりすぎると。
それは、「わからない」と自分が不安で落ち着かないからだと。

私も、簡単に「わかった」ふりをする。
実のところ、わかる場合もあれば、全然わからないときもある。
そんなときにも、わかったようなふりをする。
そうすると、仲間でいれるような気がするし、
バカではないことを示しているように感じるからだ。
だから、深くなく、いつもその場しのぎだと
自分でわかっている(と思う)
本当にはわかってないし、理解していないと
自分でよくわかっている(と思う)
自分の身を守るために「わかっている」というふりをしている。

きっと世の中には、
深く理解しないとわかったと言えないことも、
表面だけでもわかればいいことも、
全然わからなくてもいいこともあるだろう。
いつも、わかったふりはしなくてもいいのだろう。








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2003年03月02日(日) 心から出た賞賛のことばは、本物のお金のようなものです。

心から出た賞賛のことばは、本物のお金のようなものです。
お世辞は、偽金に似ています。
確かに、中にはだまされて偽金をつかまされる人もいます。


「スヌーピーのいい人間関係学」より A.J.ツワルスキー




偽金かぁ…
お世辞には踊らされることはないが、
本物のお金にも当たらないなぁ。
まだまだってことだな。

こちらの方から、賞賛できることもなかなか
見つからないし、当たらないし…なぁ。
こちらもまだまだってことだな。


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2003年03月01日(土) あえて私はみなさんに申し上げるが、

あえて私はみなさんに申し上げるが、
この世界にはあなたに手を差し伸べ、
あなたを愛そうとしている人々がたくさんいるのである。
そのことをどうか信じていただきたい。
その人たちは、あなたが想像する以上に率直に、
また深く、あなたのことを気づかっているのである。


                 ロバート・シュラー


差し伸べている手を、ふりほどいたり、
全く気が付かなかったり、無視したり…
余計なものだと思ったり、いらないと思ったり
今まではそうしてきた気がする。
自分が欲しいと思う愛だけが、愛と思い込んできた。

しかし最近は、
愛とはもっと大きなものなのではないかと
素直に思えるようになってきた。
余計な愛にも、押しつけの愛にも、
ありがとうと言えるようになってきた。
その人なりに、私のことを心配してくれていると
わかったからである。
と、言っても、やっぱり一方で抵抗もあるが…




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