ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2001年11月30日(金) 「男が愛する仕方で、女は愛さない」

「男が愛する仕方で、女は愛さない」

 男にとって愛とは、彼が求めるような愛である。
            (略)
 愛する男性が、彼女らと同じような愛し方で自分を愛して
 くれなくとも、その愛に欠けるものがあることを意味しない。


            「愛の深層心理」イグナス・レップ



最近男女の違いを書いた本が多い。興味があるので何冊か読んだが
読み終わった後、一抹の寂しさを覚える。
そうか、そんなに違うのか……
脳の違いから、成り立ちの違い(男性は狩猟、女性は家を守る)
育ち方の違い、性差などなど…違いをこれでもかと並べてる。

寂しさを覚えるとともに、なるほどと腑に落ちることもある。
ほっとすることもある。
違いが分かるとなんだか分かったような気になるからだ。
しかし、本当はちっともわかってないのだ。

その証拠に、そんな本を読んでも、実行出来ることは少ないし、
分かってあげることもなかなか出来ないからだ…
現実においては、頭でわかっていても、出来ない方、いや
したくない方の思いが強い。してあげたくないことや…。

男女は違っていてもいいと思っているが、それほどに壁を
つくらなくていいのではないかとも思う。それは「壁」では
ないのかもしれないが、境界線はなかなか見えない。



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2001年11月29日(木) 西洋人は「戦って」勝ち取る、東洋は…

西洋人は「戦って」勝ち取る、東洋は「苦しんで」何か得ていく。

日本人の場合は、苦しむのが趣味みたいな人がいる。もうちょっと
くらい戦えばいいのに、戦う前から苦しんだりしてる人もいる。

                 「心の天気図」 河合隼雄著



なぜか、今日はこの言葉だったが、ちょっと笑ってしまった。
あまりにも、当てはまったりするからだ。
もうちょっと戦えばいいのに…か…。

苦しむのが趣味なんて嫌だと思うが、案外、知らずにそうなって
いるかもしれない。苦しいと言っては、自己満足しているのかも
しれない。苦しみそのものが目的になっているのかもしれない。

最近は大分、苦しまずに何かを得たいと思うようになってきたが、
そうすると今度は戦わねばならないのかもしれない。
戦うこと…いまの私に出来るだろうか…まだ出来ないだろうか…


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2001年11月28日(水) 人に対する根本的な信頼感を持たない人は…

人に対する根本的な信頼感を持たない人は…

つねに探りを入れ、実際に何かがあるなしにかかわらず、
状況を読もうとする。
失望を味わうのではないかと懸念し、
人に近づけば傷つけられると考え、
失望やみじめな思いから身を守るために、
つねに状況を読みとり、
手がかりを得ようとするのである。


「どうしても心が満たされない人たち」より

             ローリー・アシュナー
             ミッチ・マイヤーソン著   



あまり気持を読まれるのは気持のいいものではない。
でも先取り読みとりをする人は確かにいる。
人の心を勝手に推し量る、勝手に解釈する。

そしてそれは、誰かのためでなく、自分のためなのか…
状況をよくしたり、いい関係を結ぶためでなくて、
自分を守るためなのか…

そうか、だからそう言う人に出会うと、
いらいらするのかもしれない。
「あんたの気持を先にちゃんと言いなさいよ」と
言いたくなるのかもしれない。



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2001年11月27日(火) 「あなたが大好きよ」


 私にとって大切な人たちに、もっとたくさん
「あなたが大好きよ」と言うことを心に決めた。


「死にゆく人たちと共にいて」マリー・ド・エヌゼル





自分が言ってもらえない分、言ってやろう
たくさんの「あなたが大好きよ」

そして、自分にも言ってあげよう…
たくさんの「あなたが大好きよ」


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2001年11月26日(月) 「少し余計に努力する、少し大目に目をつぶる」


「少し余計に努力する、少し大目に目をつぶる」

ひょっとしたら相手に悪気はなく、責めてはいけないかもしれない。
だまって真剣に相手の話を聞くべきかもしれない。
自分が正しいと主張するよりも、ここは目をつぶった方がいいかも
しれない。相手の弱みにつけ込むよりも、大目に見た方が賢いの
かもしれない。

                       「出所」 不明




うん、その通りだな…って思う。
確かに人にただ話を聞いて欲しい時もあるし、悪気がなくても
ちょっとしたことばの行き違いで、傷つけてしまうときもある。
自分がそうなのだから、きっと他の人もそういう時があると
思う。

ただ、こちらも毎日の生活の中で疲れていることもあるし、
いつもいい状態でいられないから、実践は難しい。
相手のことばにカッときて、すぐ反応したりもする。
大いに傷つくこともある…
本当は、きっとそんな日、そんな時にこそ、大事なことばなの
かもしれない。
毎日生活していく中での、大事な処世術なのかもしれない。

「少し余計に努力する、少し大目に目をつぶる」

うん。





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2001年11月25日(日) 「不可能なことをやるのはちょっとした楽しみだ」


「不可能なことをやるのはちょっとした楽しみだ」
             
            ウォルト・ディズニー


大好きなことばだ。こんなふうに思えたらステキだ。
わくわくするような、そんな感じが伝わってきて
余裕さえ感じる。いいなぁ。こんなふうに思いたい。

さて、明日からまた仕事が始まる。
「不可能なことをやるのはちょっとした楽しみだ」
そう心に言い聞かせて、頑張るとしよう。


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2001年11月24日(土) 「自己中心的」だから

「自己中心的」
 だから、まわりの強烈な選手群が目に入らず、自分のベストを発揮
 することだけに専念できる。

「楽天的」
 だから、結果や失敗を恐れずに、あれだけ振り回し走り回れる。

「おだてられ好き」
 だから、今日の単打が明日の長打へと自己増幅してゆける。

「目立ちたがり」
 だから、試合後の取材陣に対してあれだけ面白いコメントを
 発することが出来る。

つまり、われわれ旧世代をいらただせてきた若者特有の「マイナスファ
クター」が実は大いなる「プラスファクター」であったことを新庄は
見事に証明してみせたのである。
           (新庄剛志選手の活躍について書かれたもの)

    H13/11月24日朝日新聞  「私の視点」山藤章二氏



私はこの世代のちょうど中間だと思う。かなり半端な世代だと
思っている。

そこそこ「自己中心的」で「楽天的」で「おだてられ好き」で
「目立ちたがり」。
徹底的にでなくあくまで、そこそこ。
完全に自己中心的になれず、楽天的に馴染まず、あまりおだてられると
こそばゆく、あまり目立つと居心地が悪い。もっともこれは、世代と
関係ないかもしれないが…
たぶん、徹底的に極められる者がやっぱり能力があるのだと思う。

若者世代が羨ましいか…そう問われたら、決してそうは思えず、むしろ
気の毒だとさえ思う。何かをなくしてるように見えるからだ。
しかし、旧世代が羨ましいかと言うと、それも決してそうは言えない。
価値観が堅すぎて、どうにもついていけないからだ。

では、我々の世代はどうか…そう問われたら…なんて答えよう。
堅いのと、柔いのとの間。挟まれた世代はどうなんだろう。
今の私は…居心地はいいが、座りが悪い…そんな気がする。




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2001年11月23日(金) 「私たちは自分で考えを選んでいる」

「私たちは自分で考えを選んでいる」

同じ事を繰り返し繰り返し、考える癖があるために、自分で
選んでいるようには見えないかもしれないが、最初にどう
考えるかは、自分で決めている。

 「ライフ・ヒーリング」より     ルイーズ・L・ヘイ



同じ事を繰り返し繰り返し、考えてる…確かにそうだ。
その考えからなかなか離れられないことがよくある。
反芻ばかりして、同じ所から一歩もでれない。

そしてその考えの根っこにあるのが、「こうならないから
こうなった」とか、「こうでないから、こうなのだ」とか
「誰が悪い」だの、「これが悪い」だの割合、誰かや、
何かが悪いという考えのような気がする。
もっとその根っこに「私は悪くない」「私は正しい」という
思いがあるような気がする。

そんなことより、問題解決したり、新しい一歩を踏み出すことが
大事かもしれないのに、自分の考えにとらわれている。
「だって、私は正しいんだもん」

その考えにとらわれているのは、実は自分の考え方にあるのだと
思う。
自分からみた考えしか、浮かばないからだと思う。

でもどうしたら考え方を
変えることが出来るのだろう…。


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2001年11月22日(木) 「人生に無駄はない」

「人生に無駄はない」

そう思える人だけが、人生の数限りない無駄を生かすことができる。

                       「出所」 不明


そうか…そうなのか…
無駄だと思っちゃ終わりだな…
無駄じゃない。


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2001年11月21日(水) 「強い者だけが感謝することができる」

今日は絶対にこのことばだと思った…

  「強い者だけが感謝することができる」

             「出所」不明


日常の生活のなかで、頼まれごとをして、それなりの
労力を使ってそれに応えるとはよくあることだと思うが、
その時に、頼んだ人が何のお礼も言わない事がある。

「ありがとう」を言えない人がいる。言いたくないのか
言えないのか、言うことが思いつかないのか…よくわからない。
しかし、その心の奥に「ありがとう」と言えない、
ことばに出来ない何かがあるのだろう。

ありがたくなかったのか、やってもらって当たり前と思うのか、
言いたいけど性格上言えないのか、甘えなのか…
本当に「ありがとう」のひとことも思いつかないかの…
言ったら借りを作るとでも思ってるのか…
よくわからない。
やっぱりそこに何かがあるんだろう…

ちゃんと応えた側からすれば、「どうも」でも
「Thank you」でも「助かったよ」でもいいから一言くらい
言って欲しい。
そのくらい言っても、依頼した人の価値が下がるわけでも、
損をするわけでもないだろう。

つまりは…「応えて」くれた人の
気持とか、想いとか、労力を思いやれない、想像ができないという
事なのかもしれない。
自分のことでいっぱいな人なのかもしれない…
なんだか、寂しいことだ。


せめて言おう、ありがたいと思った時には
「ありがとう」と惜しみなく、その時に。
誰かに感謝できることは幸せなことだと思から。





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2001年11月20日(火) 「人は利口じゃないが、それほどばかでもない」

「人は利口じゃないが、それほどばかでもない」
  
      11月20日 朝日新聞朝刊「ひと」欄より
                真鍋淑郎さんのことば


もう一つ同じような感じのことばがあったなぁ。


「人間は真実を真正面にすえて取り組めるほど強くもないし、
 またウソだけで生きていける程不真面目でもない」

                    「出所」不明


本当にそうだと思う。
きっと…そうなんだと思う。
人間って…そうなんだと思う。
それはとても、ステキなことに思える。
人間って捨てたものじゃないんじゃないか…
何となくだけど…そう思える。


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2001年11月19日(月) 私達の人生が苦悩に満ちてしまうのは、いくつかの原因があります。

「私達の人生が苦悩に満ちてしまうのは、いくつかの原因があります。
 その一つは、変化を受け入れられないということです。また、変化の
 能力を失ってしまうということです」
  (略)
「変化を受け入れられる人は、受け入れられるように生きているもの
 です。変化を受け入れられない人は、受け入れられないように
 生きているものです」

 「死ぬことが人生の終わりではないインディアンの生きかた」
                扶桑社    加藤諦三著


変化を受け入れることは辛いことだと思う。
変わらない方が安心だし、楽だし、心地いい。よくわかってるし。
しかし、世の中そんな自分の勝手な思いなど関係なく変わっていく。
仕事も人間関係も、時の流れもどんどん変わって行く。
じたばたしたって仕方ない。
変化を受け入れよう…

自分を変えることがどうしてこんなに困難なんだろう…
自分を変えていくことがどうしてこんなに嫌なんだろう…
変化を受け入れねばと思っているのにだ…
変化したら、自分が変わって今の自分じゃなくなるような
気がするからだと思う。
変化したら、その中でやっていけるどうか不安だからだと思う。
変えたくない気持もある。意地みたいなものだ。

パソコンの普及を認めたくない人がいる…
けれども…どうあがいても、パソコンのない時代に戻れない。
それなら、パソコンの良いところも認めて受け入れて行けば
いいと思うが、「必要ない」という。
仮にパソコンの良さを認めて、仕事に生かしてもその人自身の
価値や、その人自身がなくなるわけではない。

変化を受け入れられない人は…やっぱり受け入れられないようだ。
少なくても、その人が受け入れようと思うまで、
受け入れることはないと思う。

私は同じ変化を取り入れるなら、楽しく取り入れたいし、
受け入れたいと思うし、そうしたい。そうしよう。


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2001年11月18日(日) 「これでいいのだ」「十分にやっている」

自分で自分のことを「これでいいのだ」「十分にやっている」
「お前はなかなか元気がいい」「はつらつとして明るい」と
いうふうに、自己評価することは、人の評価に比べると
より大きな力となる。

                    「出所」 不明



いつも自分の中に、

「やっていることは無駄ではないのか」
「全く意味がないのではないのか」
「全く役に立ってないのではないか」
「全く伝わってないのではないか」
「結局は分かってもらえないのではないか」
と言う思いがある。これは心の奥底に巣くっている。

時々その思いに押し潰されそうになる。
全くその前で力をなくしてしまうこともある。
そんな時に、救われることばの一つである。

「やっていることが無駄ではないのか…」この思いは
自分から強烈に力を奪う。ため息がでる…情けなくもなる。
誰かに、「そんなことはないよ、ちゃんと役立ってるよ、
無駄ではないよ、きっと意味があるよ」と言って欲しい…
そして、結果も早くほしい、みたい。

しかしながら、現実はそうはうまくいかない…
そんな時に、自分で自分に言い聞かせねばならない、
「そんなことはないよ、ちゃんと役立ってるよ、
 無駄ではないよ、きっと意味があるよ」
自分で自分をちゃんと評価してあげないと、たぶん
前には進めない…何かをし続けることも困難だと思う。
自分で前に進むこと、せめて自分を否定しないこと、
自分のしていることを卑下しないこと、無駄だと思わないこと、
そんなことが、自分にとってなにより必要なことかも
しれない。


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2001年11月17日(土) 「悪い可能性を恐れてもしようがない」

「悪い可能性を恐れてもしようがない」

             出所 不明


最近、この経済状態の中で、いつも「悪い可能性」を考えている。
考え始めると、この「悪い可能性」がどんどんとふくらんでくる。
「悪い可能性」とは、とっても考えやすいことなのではないか。
「悪い可能性」が力づくと、「良い可能性」がかすむ、あるいは
見えなくなる。

しかし「悪い可能性」を恐れて、何もしなかったら何も始まらない。
たぶん、「悪い可能性」を恐れるだけで、何もしないほうが
よっぽど恐いことに違いない。

しかし、「悪い可能性」はやっぱり恐い。
その前で身がすくむ。
じっとして、身を縮こめて通り過ぎるのを待ちたくなる。
気が付かないふりもしたい。
見ないふりもしたい。

「悪い可能性」は、なかなか心の中からは出ていかない。
いつも心のどっかにある。

きっと…そういう「悪い可能性」の対処の仕方に
人間の器の大きさがあるんだろうと思う。
「悪い可能性」を考えて、その事実を受け止めて、
あらゆる対処方法を考えて、そして「悪い可能性」に
向かっていくんだと思う。恐れず、自分と自分の力を
信じて。

私はどうだろう…せめて「悪い可能性」ばかりを
見て恐れてばかりいないで、「良い可能性」も見るようで
いたい。






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2001年11月16日(金) 「裁くことをすべてやめただけよ」

プラスの変化をどうやって作り出したのかと、尋ねると彼女は
「裁くことをすべてやめただけよ」
と答えました。

「ゆるすということ」ジェラルド・G・ジャンポルスキー著


「裁くことをやめる」…難しい。
毎日毎日何かを裁いてる…
意識せずに、ちょっとしたことでも、些細なできごとでも、
他人も、自分のことも、「裁いてる」

何が悪い、誰が悪い、どうすればいいと「裁いてる」
それをやめるとどうなるんだろう…
「裁くことをやめる」とどうなるんだろう…
いいも悪いもなくなるのか…
そのままでいいと受け止めることか…

ついつい裁きたくなる…自分がそれほど正しい人間でないことを
百も承知なのに、裁きたくなる。その方が気持の中の収まりが
いいからだ。
誰かのせい、何かのせいにするってこと、あいつは駄目、この人は
いいと決めつけることは、自分にとって心の精神状態を安定させる
方法だと思っていた。
「裁かない」とどうなるか…課題だな。


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2001年11月15日(木) 中途半端はいかんじゃろ…

「中途半端はいかんじゃろ…中途半端は…」

NHK  にんげんドキュメント「熱血相撲先生」から
     (11/15日放送)


そうつぶやきながら、辛そうな先生の姿が痛々しかった。
心の中で相当な葛藤があるだろうと察せられた…。

中途半端…そうなんだなぁ、後悔するのはだいたい
中途半端な時だな。
徹底してやると、満足感もあり、駄目でも諦めもつく。
でも、…私は中途半端だから…なかなか諦めもつかないし、
満足感もあまりない…そんな気がする。

そうだ、中途半端はいかんのだ…そうだ。
そう思って、自分を奮い立たせようとする。
そう思うと、いかに自分が中途半端か身にしみる。
中途半端はいかんじゃろ…身にしみるなぁ。



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2001年11月14日(水) 「あなたは完璧じゃない、それでOK!」

「あなたは完璧じゃない、それでOK!」

           「ゆるすということ」
    ジェラルド・G・ジャンポルスキー


そう思えたらどんなにいいんだろう…
そうできたらどんなに楽だろう…そう思う。
ゆるしたい…ゆるせない…ゆるしたい…ゆるしたくない…
本当はゆるしたい…
そんな気持の中で揺れる。

やっぱりいろんな枠の中に、とらわれていて、
こうあらねばならないというワクに、知らない間に
とらわれていて、その中で「ゆるせない気持」が大きくなる。
何かと比較して、誰かと比較して、
どうしても同じレベルでないことに引け目を感じてしまう…
そうして、それを誰かのせいにする。
そしてその誰かをゆるせない…
ちょっとした事がゆるせない…
些細なことがゆるせない…

そんな自分を情けなく思う。
たくさんの恩恵をもらってもいるのに、
今自分がここにいるのもその誰かのおかげなのもわかってる…
でも…そうわかっていても、心のどこかに
ゆるせない気持が残る…

そもそも「ゆるす」なんて傲慢だとも思う…
だから、言いたいのだ。

「あなたは完璧じゃない、それでOK!」
「そして私も完璧じゃない…それでOK?」


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2001年11月12日(月) 現実の方が変化していく

気持が変わると私たちは気づかぬうちに、今まで選ばなかったことを
選びはじめる。
(略)
自分が動きを変えると、現実が、人との結びつきが変わり始める。
それは自分が新しい選択をはじめたからだ。
         
               「新しく生きる」高橋和巳著より


気持によって、見方が変わるし、考え方も広がる。
今まで気がつかなかった何かに気づくと、心の持ち方も変わる…
心の持ち方が変わると、現実の見方も変わるし、
人の見方も、接し方も変わってくると思う。

しかし、人が気づくって…とっても時間がかかることだと思う。
ふと、でも、劇的にでも、徐々にでも、どんなきっかけでも
今の自分の見えないものが見えたり、気がついたり、思いついたり、
そういうことが自分を変えていく。

もっといろんな事に気がつきたい…いま気が付いてないこと、
まだわからないことが、たくさんある。もっと気が付けば
違う世界も見えるに違いない…
そうしたら、私も大きくなれるのだろうか…
もっと人に優しくなれるだろうか…




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2001年11月11日(日) 「完璧を求めると麻痺を起こす」

「完璧を求めると麻痺を起こす」
イギリスのウィンストン・チャーチルが言ったことばだそうだ。

完璧を求めすぎるため、かえって「完璧にやるのでなければ、
むしろやらない」という、心理状態に陥ることを指します。
何かを「やる以上は完璧でなければ気がすまない」から、
完璧にやれなかった場合、不安に襲われる。
その不安から失敗に対する警戒心が働き、結局何も出来なく
なってしまう。
つまり「やる気」が麻痺してしまう。完璧を求めるあまり、
自爆状態になるわけです。

 ■斉藤茂太著 「絶対に自分の非を認めない人たち」より■



私の回りにはいわゆる「完璧主義者」が多い。という私にも
その傾向はあると思う。その度合いの違いという気がする。

やるなら完璧でないと、やらないと言う人は多い気がする。
やるなら完璧、と思うらしい。
「ともかくやってみよう」という気持にはならないらしい。
完璧にやるって、どういう事なんだろう…
完璧にやると、気持がいいんだろうか…
完璧に出来ることって、どれだけあるんだろう…

私としては、完璧でなくてもやってみたい。
ともかく、やってみたい。完璧でなくていいから
やってみたい。
また、完璧でなくていいから、やってほしい。

完璧なんて出来ないと、私などは思っているからだ。
完璧に出来れば、それはそれで、ラッキーぐらいに思って
いるから、それが目的にはならない。
でも、こんな風に思うのは、私が完璧に何か出来た試しが
ないということでもあるのだろうか…









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2001年11月10日(土) 人生と私の関係を円滑にする秘訣は何なのか?

今日出会った「ことば」はこれ。

1.幸福になるために必要なものは、すべてあなたの中にある
2.人生も目的は成長すること
3.運命の波に逆わらずに身をゆだねよう
4.逆境は、すばらしい贈り物をつかむチャンス!
5.心と友達になろう
6.もっと勇気を出そう
7.自分を愛してはじめて人を愛することができる
8.あらゆる人間関係があなたの鏡、あらゆる人があなたの師である
9.ほんの少し受け止め方を変えるだけで、幸福度はぐんと高まる
10.いつでもどんなときでも決して「愛しむ」気持を忘れてはいけない

                 三笠書房「人生のすてきな秘密10」より


落ち込むことが続いていて、ふと手に取って読んだ本からの抜粋。

とくに今日は、10が身にしみる。何かあると、どうしても「愛おしむ」気持は
持てなくなる。分かっていても、怒りの気持、憤懣やるかたない気持でいっぱいに
なり、みじめな気持になる。そんな自分が嫌になる…
自分も、相手も愛しみたい…
そんなことがとっても、実はとっても難しい…




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