五行日記
ガム
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今日の日を境に。
さよならの挨拶を言おうが言うまいが
たとえ偶然でももう会わない人がいるかもしれない。
別れた人から忘れられたとき、僕はその人の中で死ぬ。
さよならの挨拶は、別れる人の心の中で
少しでも長生きしたいという意思表示なのかもしれない。
2004年03月31日(水)
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まずは笑顔で話すこと。
振ったり振られたりした相手と話すのは苦手で、
意識しないように、しないようにと意識しすぎて、
結局何も話せなくなったりってことが非常に多く、
時間が解決するときもあれば、そうでないときもあり、
これから長い長いリハビリ生活なんだなと、実感。
2004年03月30日(火)
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失恋のあと。
失恋のあとはいつも、
ただでさえ小さい自分がもっともっと
小さくなっている気がする。
日増しに日が長くなっていくのに
僕の日没は今までより早い気がして。
2004年03月29日(月)
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埼玉県幸手市にて。
ここが僕の旅の終点。ここで僕の「捨てる旅」は終わる。
ここに辿り着くまでいろんなことを考えた。
旅の仲間はいなかったけど、二つの塔の邪魔もなかった。
僕はここで確かに彼女への想いを吹っ切った。
王じゃないけどあとは無事に帰還するだけ。
2004年03月28日(日)
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指輪物語とハイウェイ。
僕が旅に出る理由はだいたい決まった。
僕は「それ」を捨てる旅に出る。
だけど「それ」は指輪じゃない。
僕が捨てるのは彼女へのこの想い。
でもいったいどこへ捨てればいいんだ?
2004年03月27日(土)
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感情の出口。
僕にはひとつしかない感情の出口。
悲しみが出て行かないよう塞いでみた。
おかげで喜びも怒りも出て行けなくて僕は表情を失った。
それでもふとした拍子に笑わせられたりすると
涙まで一緒に溢れてきて困りました。
2004年03月26日(金)
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結果を噛み締めてみる。
丸腰で完全武装に立ち向かう兵隊。
負けることは初めからわかってる戦争。
戦わなければいけない理由は自分の中では見出せない。
生まれたときにはすでに死んでいたこの気持ち。
振られました。
2004年03月25日(木)
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そう思って髪は切った。
鏡の中の自分があまりにも醜くて
思わず拳を突き出しそうになった。
目つきも顔色も悪くていいとこなし。
僕が笑わなきゃ何も始まんないだろうに。
もっと頭を軽くしようぜ。
2004年03月24日(水)
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白い息の天の川。
散々勝手気ままに振る舞いながら
割を食う人たちの顔色窺って
いざとなったら逃げ出すような卑怯者の日。
それでも仕事帰りに観た今夜の星空からは
逃げられないなと深呼吸。
2004年03月23日(火)
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病気再発。
それを認めてしまったら
その想いは僕の胸を突き破って
別の生き物になって暴れ出す。
でももう手遅れかな?
僕の目の前には僕の抜け殻。
2004年03月22日(月)
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ため息を忘れた日。
風は強かったけど心身ともに穏やかな日。
ちゃんと起き、ちゃんと出掛け、ちゃんと食べ、ちゃんと話し、
ちゃんと笑い、ちゃんと観て、ちゃんと送った。
自分の内と外で新しい感覚を発見。
彼女は何を感じたんだろう?
2004年03月21日(日)
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僕の中の懲りない一面。
ぐるぐる回る天井。脱ぎ散らかした服。
曖昧な記憶を辿って夕べの自分を探しに行く。
涙目なのは胃の中のものを全部吐き出したから?
予定してた洗車も散髪も全部、吐いたものと一緒に流した。
もう酒はやめたなんてこれまで何度思ったろう?
2004年03月20日(土)
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チキンブレイン。チキンハート。
部屋に帰るまでに3歩以上歩いたから
もう忘れてしまったこともあるんだけど
僕はまた逃げ出してしまったんだ。
どうせなら全部忘れてしまいたかったけど
忘れられない僕は弱虫野郎だ。
2004年03月19日(金)
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木を隠すなら森。気を隠すなら人。
「優しいよね」なんて言われても本当は
優しくしたくてしてるわけじゃないんです。
ある人への想いに気付かれないよう
みんなに同じように接しようとしているだけなんです。
いつの間にか覚えた術なんです。
2004年03月18日(木)
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素顔の中の裏の顔。
化粧を落とした田んぼの中で
白鳥が旅立つ前の最後の食事をしていた。
2本の足で泥だらけになってエサを探す姿には
水の上にいるときの優雅さは感じられない。
そうか、きれい事だけじゃ世の中渡っていけないんだね。
2004年03月17日(水)
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胃は痛むがコーヒーは進む。
ここ最近の僕はこの魔法に頼りきりだ。
束の間の休息。
琥珀色の魔法の液体は僕の鼻の頭を温め
そして僕を中から温める。
今日も僕はこの魔法の力で元気になった。
2004年03月16日(火)
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走ることのできない鑑。
彼女の強さには頭が下がる。
悔しくないわけないはずなのに
あの場面でのあの笑顔は並の人間にはできない。
あの前向きさは今の僕に欠けているものだ。
もう一度アスリートだった自分を取り戻したい。
2004年03月15日(月)
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千鳥足で走れメロス。
くるり岸田似のナイスガイと
2人のかわいい子猫ちゃんと
いつも温かく迎えてくれるお店と
例えば自分史を作るなら間違いなく記録されるであろう
夕べから今朝にかけての濃密な時間。
2004年03月14日(日)
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朝書く日記。
完全なる二日酔い。
穴の開いたスケジュール。
大きすぎるその穴を他のことで埋めることなんてできず。
「何を」じゃなく「誰と」が重要な予定だった。
あれこれ考えすぎる頭でっかちをサッパリさせに行くか。
2004年03月13日(土)
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残留決定。
「したい」「したくない」で言ったら50:50だった。
残留が決まって見せていた表情ほどショックはなかった。
この時期はいつも不安で、ただそれだけだった。
転勤する人のお祝いで必要以上に飲んだ。
どうせ明日の予定なんかないし、と。
2004年03月12日(金)
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自覚。
おかしくなってきてるのは、わかる。
眠れなかったり、情緒不安定だったり、
いろいろ考えすぎて、おかしくなってきてる。
何が特効薬になるかはわかってる。
僕だって本当はのんびりしたい。
2004年03月11日(木)
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延命措置?
約束が1週間延びた。
中止じゃなく延期だったのがせめてもの救い。
とは言えやっぱり凹むもんは凹む。
先約より優先されるものって何?
まぁ寿命が1週間延びたと思って諦めるか。
2004年03月10日(水)
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うさぎ。
「目が赤い」「顔色が悪い」と、みんなが心配してくれる。
「夕べ、たくさん泣いたからね」と、冗談ぽく僕は答える。
みんなが笑った。僕も笑った。
でもウソは言ってない。
ドライアイの僕は涙を流さずに泣く。
2004年03月09日(火)
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ホームページ。
アドレスを教えてと言われるとすごく悩む。
ここではある意味パンツを脱ぐより恥ずかしい
僕の心の中身をさらけ出しているから。
アドレスを教えるか否か。
まずはリニューアル。それから考えよう。
2004年03月08日(月)
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五行日記スタート。
ここでは日々の思いや出来事を
五行以内で書き記そう。
何かが起きても何もなくても
五行以内なら何とかなるでしょ。
さぁいよいよスタートだ。
2004年03月07日(日)
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