病院でAERAを読んでいたら、「いじめを撲滅することはできるか?」というアンケートが載っておりまして。
教員としては「撲滅できますよ」と答えたいところだが、同じく教員としても「無理だと思う・・・」と答えてしまう私。というのも、教員になって感じたのが、教員同士でいじめたりいじめられたり・・・が多いな、という事。しかも、当節流行のパワハラと言い換えればいいのか、明らかに立場が違っていても(管理職と普通の教員とかな)同じ土俵に立っていじめをしているんじゃないか?というケースが結構多いという事だった。
私が見聞しただけでも、「今日は暑いだろ」とホースで水をぶっかけられたり、研究授業の資料が丸ごとビリビリにされてゴミ箱に捨てられていたり、職員会議で声高にイヤミを浴びせかけられたり・・・私は教員以外経験はないけれど、「これが大人の、イヤ人としてする事か!?」と思ってしまうのが少なくない。丸っきり子どものイジメを見ているようなのだ。しかも、教員における立場変更やら人事異動やらは、子ども以上に少ない。
「何か」はわからないけれど、それでも「何か」を変えなければ。変わらないのではないか・・・。そんな気がする。いじめをする人だけを責めるんじゃなくて、いじめられる人を擁護するだけでもなくて。