出張へ行ったら、いつの間にか結婚している人やその予定の人が急増しておりました。めでたい事です。初任者研修が終わったら…という条件で約束している人が結構居るんですね。
「海月ちゃんはまだなの?」「決まったら言うんだよ!盛大にお祝いしてあげるから!」などと相手もいないのに声苅テけ頂きましたが、私はまるで浦島太郎状態。皆きちんと、覚悟というか責任とろうとしているというか、すごいなあと思う。
少し卑屈になる夜は。皆が私の職業を聞くなり一呼吸おいて、それから凄いって、まるで決まったように繰り返される光景に毒づく。ネエ、ジャアキョウインジャナイワタシッテナニ?キョウインジャナイワタシニカチハナイノカナ?
開き直れるほどの境地はまだまだで、口で言っているほど自信もない。二年目なのにって自分を責める事は増えるのに、できている事はこんなに少ない。
実は今でも思ってるんだ。本当に私なんかでいいのかな?もっとふさわしい人が他にいるんじゃないのかな?一年目のように爆発しては戻るという感じではなく、深く静かに、他人に迷惑をかけないように考えている。
結婚どころか、本当の就職が私はまだできてないんだ。
「結婚は?」と聞かれるたびに浮かべる笑みに当たり障り無い言葉は、その本音を隠すバリケード。
…なんて、ね。