こざる日記
      
          

1999年06月25日(金)   最近読んだ本のこと---「百面相」内海隆一郎(講談社)--- 

あいあいずって、一体いつまで続けられるんだろうって思うことがあります。だって、落語だと年を重ねることで「いい味が出る」なんてことがあるけど、あいあいずの場合はサルだからな〜〜〜。

でも「百面相」という小説のなかで、嬉しいお手本を見つけてしまいました。
それは波多野栄一さんです。本のなかでは波野英一という名前ですが。「珍しい芸を持つ現役最高齢の芸人さん」です。

「百面相」とは、ボール紙や布きれで作ったお手製の小道具で、カウボーイとか鞍馬天狗などを早変わりで演じてみせる芸だそうです。それってなんだか、あいあいずの名作劇場みたいだなぁ。

早変わりということは、結構動きも激しくて大変なはずなのに、80歳過ぎてなお現役の芸人さんだったそうです。すっご〜い! あいあいずの二人の年齢を足しても届かない!

このモデルとなった芸人さんは、平成5年に93歳で亡くなられたそうです。残念です。生の寄席をみたかったのに。江戸東京博物館に映像資料が残っているそうなので、今度、大ざるの公演のときにでも覗いてみようかな。



1999年06月24日(木)   こざる日記のはじまり 

こざるが日記を書くよ!



こんな顔を思い描いて読んでね。


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