これから。〜卵巣腫瘍闘病記〜
chobi



 外来検診 2−2

今日は病院に行く途中で、ミニストップで肉まんとあんまんを買って食べた。
外来の時は血液検査をするけど、大抵予約は午後1時くらいなので直前に昼食をとるパターンになってしまう。
検査結果に影響が出るのではないかと思って聞いてみたら、血糖値とかは調べないので特に影響はないということだった。
採血と診察の間に血液検査の結果待ちがあるので、以前はその間に病院のレストランで食べたりしていたのだけど、最近早めに診察に呼ばれるようなので落ち着かないので今は本を読みながら素直に待っているようにしている。
でも、白血球が少なくなっている時は人ごみを避けるべきなので、すこし離れたところにあるいすに座ってみたりしている。
これから風邪ひきも多くなるから、病院で感染する可能性が一番高いような気がする。要注意だな。

診察室に呼ばれて結果を見せてもらったら、2400とやはり下がり始めている。
「だるかったり、熱が上がったら夜中でもいいから来てくださいね」
と、今日は初めて見てもらったD先生。
ありがたいお言葉だけど、できればそういう事態は避けたいな・・・。

今日は採血もすぐにやってもらえたし、診察までも30分待っただけなので早く終わった。いつもこうだといいんだけど。
次回は3日後である。


2002年09月30日(月)



 外来検診 2−1

おととい退院したと思ったら、もう外来の日である。

週の半ばだしそんなに待たされないと思ったら、午前中の患者さんがまださばききれていない状態で待合室はいっぱい。
いつもなら血液検査だけは待たずにやってもらえるのに、今日は40分も待ってやっと処置室に呼ばれた。

点滴や度重なる採血で腕は注射跡がいっぱいある。
化学療法をやっていると、血管も細くなりがちらしい。
もともと細い人なんかだと大変だろうと思うけど、私はそうでもないので今のところはまだ大丈夫みたい。
今日も一回で採血できた。
見るとくらくらするのでそっぽを向いていたけれど・・・。

さらに待つこと40分、やっと診察室に呼ばれた。
白血球の値は3500。
「週明けにもう一度検査した方がよさそうですねぇ」
とA先生。
治療の回数を重ねると、白血球の数が下がりやすく且つ上がりにくくなるらしい。
自覚できる副作用は今回は楽だったけど、やっぱり強い薬を使っていることには変わりないんだと再認識するなぁ。
これから寒くなるし、あまり外にも出ない方がいいかもしれない。
あと3ヶ月、されど3ヶ月というところだな。

2002年09月26日(木)



 2回目治療終了

きのうが祭日だったので、予定より一日多く今日退院になった。

前回に比べると副作用の出方がぜんぜん少なくて、かなり楽だった。
一番ちがったのは関節痛がほとんど無かったこと。
今回は漢方薬を前もって飲んでいたので、この利き目のせいかなとも思う。
「芍薬甘草湯」という薬で、そんなに飲みづらくないのだが食前に飲むのでつい忘れてしまうのが難点かな。

食欲はやはり少しなくなったけど、何も食べられない訳でもなく売店でアイスクリームを買ってきたり、同室の人にもらったクッキーやチーズケーキなんかはおいしく食べられた。
そのせいか体力も落ちなかったので気持ちに余裕があったのがよかったようだ。

ただ、土日・祝祭日の病院は外泊する患者が多くて、5人部屋に2人しかいないとか、へたすると誰もいない部屋もあったりしてなんだか寂しかった。
回診や検査もないので特にやる事がなく、本はすぐ読み終わってしまうのでただただTVを見るしかなくて本当に暇だった。
次回は何か時間つぶしになるものを用意していかないとな、と痛感した今回の入院だった。

2002年09月24日(火)



 明日から入院

今日は4度めの外来検診。

連休明けなので混んでるだろうなと思ったら、やっぱり待合室はいっぱい。
持っていった文庫本がちょうど半分読み終わるくらいで診察室に呼ばれた。
毎度おなじみの採血の結果は、白血球が4500と順調に上がっている。
「予定通りやっちゃおうね。あす入院のあさって治療ね!」
あれ、19日入院かと思ってたからちょっと慌てる。
でも、予定通りできるんならいいか・・・。

また髪の話になって、かなり抜けちゃった?と聞かれたので
「赤ん坊みたいになっちゃいましたよー、見ます?」
と言ったら、先生笑いながら
「絶対生えてくるから大丈夫だよ!僕なんかもうどうしたって生えてこないんだからさ〜!」
「いや〜・・何にも言えないですねぇ」
今日の担当医のN先生はそんな髪型です・・・。

この調子でいけば、水曜入院の月曜退院のパターンで固定かな?
それだと12月16日に退院して5回終了!の予定だ・・・。
年内に終わればいいと思っているから、余裕をもって治療できる気がする。

焦らずに、確実にがんばらなくちゃ。

2002年09月17日(火)



 外来検診3

この間の検診で白血球の値が下がっていたので、今日は早めの検診。

午後1時の予約で、5分ほど遅刻して窓口に到着。
待合室を見渡すと、入院中同室だったTさんを見つけた。
「2時半の予約だけど早めにくれば早くやってもらえるかと思ったのよー」
とのことだけど、今日は休み明けの月曜日、午前中の患者さんがまだ終わっていなくて午後に回ってきている状態で、かえっていつもより遅くなりそうな感じだ。
彼女は子宮と腸が癒着していたので、腸を一部削ったとのこと。
私より手術は早かったのだけど、回復は少し遅れている様子だった。
最初の25日間の入院期間中、いろいろな症状のいろいろな立場の人に出会ったけど、その数の多さにはびっくりしたものだ。
婦人科は評判のよい病院なので、そのせいもあると思うのだけど。

血液検査が終わって約1時間半後、やっと先生と対面することができた。
今日の外来担当医ではなく、いつものA先生だった。忙しいのでかり出されてきたという感じだ。
先生の手元にある検査結果の用紙が真っ先に目に入り、思わず「やったー!」と声が出てしまった。
数値は3000。ちゃんと上がってくれていた。
いつもはあまり表情を表さない先生もつられたのか、よかったですねー、とにこにこしていた(苦笑いか?)
次回の治療の入院の話も出て、8日後の外来の時の血液検査の結果がよければ、10日後に入院ということになりそうだ。
一回目の治療なので、白血球の上がり具合に慎重になっているようだった。
でも、なるべく4週間1クールのペースで早く終わらせたいなぁ。

髪の話も出て、つるつるになっちゃいますよと言われてしまう。
剃っちゃう人もいますということで、抜けた髪の処理が面倒なのでどうしようかなと思ったけど、剃り跡と抜けたところの差が出ると却っておかしいような気がしてあえてなにもしないことにした。
どうせならきれいなスキンヘッドのほうがいいしな・・・。
今はお風呂場の排水がつまらないように注意しなければいけないくらい、シャンプーのたびに髪が抜けているところだ。
だいぶ気持ちはふっきれたので、もう怖いもの無しの心境である。
何事も慣れてしまえばなんとかなるものだなと思う今日このごろ。

2002年09月09日(月)



 外来検診 2回目

今日は治療入院後2度目の外来検診。

治療後2週間たち、体調はぜんぜん問題なし。
食欲もありすぎて体重増加が気になるきょうこのごろ・・。
でも、とうとう脱毛の症状が出てきてしまった。

今のところ、シャンプーのたびに普段より多めに抜けるなぁ、という感じだ。
でも、一本一本引っ張ると抵抗なく抜けてしまう。
もっと一度にごっそり抜けてしまうのかと思ってたので、気分的には少し楽。
朝起きた時も、枕に1〜2本ついている程度だ。
このままのペースでいくといいんだけど、どんなもんだか。

さて、血液検査の結果白血球の数が減りつつあることが判明した。
今のところ2001位になっているらしい。
A医師の話だと、まだそんなに深刻ではないけどこのまま下がってしまうようなら注射をしますとのこと。
経過をみるため次の診察は4日後と間が近くなった。

感染しやすいので人ごみに出ないようにしなければいけないそうだ。
詳しくどんなことをやってはいけないのか聞きたかったけど、その場ではあまり思いつかずに聞けなかった。
まぁ、数値が上がるまで家にこもっていれば大丈夫だろうとあまり考えないことにする。
ただ、次の診察までの間不安だなぁと思う。

とりあえず手をまめに洗うようにしよう。



2002年09月05日(木)
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