愛より淡く
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2008年03月25日(火) さみしさの正体をつきとめられそう 

高校時代に好きだった人に会った。

昼間は、会社員で、夕方からは自宅で塾を開いているとのことだった。

スーツ姿がとても似合っていた。

声をかけたら、とても驚いていたけどすごくうれしそうにしてくれた。


彼は、この秋に結婚する予定で、お相手は、彼の秘書だった人。とのこと。

気立てがよくて、美しくて、申し分ない人みたいだった。

「好きなんだ。とても大切に思っている」

と、いうようなことを照れることなく、淡々と打ち明けてくれていた。

でもね。そう言いながら彼は私の肩に腕を回してきていた。

なんだか、顔と顔がほとんどくっついている感じ。

なるべく離れようとしてはいたけど、まんざらでもなかった私。

というよりも、なんともいえない愛のエネルギーのようなものを感じていた。


ストレートに届く愛情のようなもの。

とても強くてエネルギッシュで、なによりも、わかりやすかった。


たぶん、この人は私のことも好きなんだ。

なんの矛盾も感じずに、素直に受けとめることができた。


そういう私も、この人のこと好きなんだろう。ものすごく好き。という感じではなくて、

肩に手を回されてもイヤでない程度に好き。などということを思っていた。


それよりもなによりもその人からストレートに届く愛情のようなものがここちよかった。


ものすごくわかりやすいかたちで好意を示してもらえるのって、こんなにここちよいものなんだなあ。といたく感動してしまっていた。

もしかして、私はこういうカタチの愛情表現に飢えていたのかもしれない。


私のさみしさの根源はきっと、そこにあるんだ。


ベタな表現。わかりやすすぎる表現。


それは、ただの下心に過ぎなかったとしても。

はっきりとわかる愛情表現。の、ようなもの。



どういう理由であるにせよ、


誰かにめちゃめちゃ必要とされたい。求められたい。

と思っているのかも。


そんなことをわからせてもらった夢でした。



2008年03月20日(木) 愛は☆型

夫が時々持って帰ってくるキャンディーがある。

星型をしたとっても美味なキャンディーなのだ。

私は特にエメラルドグリーン色のキウイ味が好きで、

キウイ味が口の中にある間、めちゃめちゃはっぴーな気持ちになれるのだ。

もうね。それはいっしゅのエクスタシーに近い感覚で、

「やん、なんておいしーのーーしあわせ〜らららら」

と、あまりのおいしさに、小鳥になって大空を羽ばたきたくなるくらいなのだ。

「おいしーおいしー」なんてさえずりながら。

きっと、キウイ味を食した瞬間に、私の脳の快感物質が過剰に分泌されるのかもしれない。


で。


夫にそのことを、めいっぱい感情豊かに伝えた。

「あんな。ときどき例の場所から持って来てくれる飴ちゃんあるやろ?
あの飴な、これこれこうでかくかくしかじか(以下めいっぱいの感情表現で伝える)やねん。また持ってきてな〜


そしたら、言ってみるものだ。

その翌々日くらいに、袋いっぱい持って帰ってきてくれたのだった。


もうめちゃめちゃ喜んでみせた。


それでも、夫の顔色はいまひとつ冴えなかった。って、いうかボヤかれてしまった。。

「この飴とるために、わざわざ入らないとこ行ったんや。もっともうかるところに行くつもりだったのに。」

というような内容だった。


私はなんとなくその心持ちがうれしかった。

私のために、美味なるキャンディーをもらおうとして、わざわざ入らないP屋さんに行ってくれるなんて!!!しかもかなり遠方らしい。



そこに「愛」のようなもの?を感じて、温かい気持ちになれたのでした。


おーまいハッピーキャンディー








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ありがとうございました







2008年03月08日(土) 一妻激愛超豪華主義?

「あなた、お願い。もし私が死んでも、新しい奥さんをもらわないと約束してちょうだい」

「あたりまえじゃないか。約束するよ。でもお願いだ。まだ死なないでくれ」

「ありがとう。これで安心して、あの世へいけるわ」

「何を弱気なことを言っているんだ。しっかりしてくれ。逝かないでくれ〜。逝かないでくれ〜」(号泣)



なあんていう場面を想像しながら、タージマハールに関する記事を書いていました。


ムガール帝国の王シャージャハンが、14人目の子供を出産した後亡くなってしまった愛妻のために、20年もの歳月をかけて作ったといわれる、妻のお墓「タージマハール」


純白の大理石は、妻への純愛の証?

本当に愛されていたのですね。

しかし色々調べていると、この奥様、実に素晴らしい奥様だったということがわかり、


「さすが20年もの歳月と2万人の労力と莫大な総工費用をかけてお墓を作ってもらえるだけのことはある。」と、激しくうなずいたのでした。



いうなれば、類稀なる美しさと知性を兼ね備えていた、超癒し系の奥様だったようです。


なにしろハーレムには全く目もくれず、側室も愛妾も一人も作らず、

奥様ひとすじの超愛妻家の王様だったそうですから。



大奥をフル活用して、子孫を増やしすぎて、その養育費のせいで幕府を財政難に陥らせてしまったという、徳川NO1好色将軍家斉様とは、対照的かも。




2008年03月07日(金) 「引きずり女」と「切り替え男」

昨夜。スーパーで買ってきたはずの化粧水が見つからず、あっちこっち探したけど、結局見つからなくて、今朝、スーパーに「忘れてなかったか?」と電話で訊いてみたけど、見当たらないとのこと。

がっかり。もったいなーい。買うか買うまいか、あれこれ迷って、ようやく思い切って買ったのに。

悔しくて残念でしょうがない。

激しく落ち込んで、実はこれこれこういうわけで、と、夫に打ち明けたけど。



「そういうのは引きずらないで、終わったことは、さっさと水に流して、気持ち切り替えな。カラダに悪いで。」

というようなことを言われた。


はっとした。


夫は、化粧水のことを言ったのだけど、私は、なぜだかある人のことを思い浮かべた。


そうだよね。引きずらない方がいい。もう引きずらない方がいい。


わかっているけど、ついつい、引きずってしまうのよね〜。


夫のように、すんだことは、次から次へとさっさと忘れることができたら

どんなによいだろう。


うらやましいなあ。

さっさとさっさと忘れたい。


あ〜あ。それにしても、






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2008年03月06日(木) リサイクル 昼下がりのさみしい人妻

さっき、昨夜試しそびれたなぞなぞを夫に試してみた。

「かもめのジョナサンって知ってるやろ?」(抑揚あり)


「ああ、なんか昔にあったなあ、そんなの」(抑揚なし)


「そうそうそれそれ。昨日ドラマ見てたら、そのジョナサンのなぞなぞやっててん、いくで、かもめのジョナサンのガラの悪い友だちを何と言うでしょう?」(抑揚あり)


「わからん」 (抑揚なし)


「うっそーー?ちょっと考えたらわかるやん?」 (抑揚ありあり)


「わからんもんはわからん」 (抑揚なし)


「かもめのヤーさんやん!!」 (抑揚ありすぎ)


「あ、なるほど」(抑揚なし)


「ほな次いくで、かもめのジョナサンの仲間たちのことをなんて言うでしょう」(抑揚あり)


「わからん、何?」 (抑揚なし)


「うっそーー!!ちょっと考えたらわかるやん」(抑揚ありあり)


「わからんもんはわからん」(抑揚なし)


「かもめのみなさんやん!!」(抑揚ありすぎ)


「ああ、なるほど」 (抑揚なし)


終始無表情で無反応だった。




と、いう5年前の日記を読んで、ひとりで笑った、今日の昼下がり。

そのあと、ふっと






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2008年03月05日(水) 「心の妻」と「人の妻」 そして、我が夫。

昨夜。NHKの歌番組の「ムード歌謡特集」を、夫と2人で、見るとはなしに見ていた。

私は、仕事から帰って遅目の晩ご飯の支度をしながら、夫は、ソファーに寝転がりながら、見ていた。


おなじみのヒットナンバーが次々と歌われていた。


ムード歌謡は、うちの両親がいくつかレコードを持っていて、幼い頃に聴いた記憶があるので、なつかしい曲もたくさんあった。


「君は心の妻だから」という歌も、聞いたことがあった。

夫が、「スゴイ歌詞だよなあ。」と

字幕で流れる歌詞に反応していた。

「『僕の小指を口にくわえて涙ぐんでた君のことが忘れられない』だってよ〜きわどいなあ〜」とかなんとか。

「君は心の妻だから。ってどういう意味なんだろう?」
と、私に訊いてくるので


「それはやね。なんか理由があって、お互い結婚できんと別の人と結婚したけど、やっぱり君が忘れられない、君こそが僕のほんとの妻、心の中だけで思っている妻なんだ。という意味とちがうか?」

と、フライパンで鶏の胸肉を焼きながら答えた。


「ひえーーほんまの妻に、えらい失礼な話だよなあ。気い悪うされるで」

「まあ、たしかに」

「ははははは」と、互いに、笑う。


それから、なぜだか、今度は夫が、「さざんかの宿」の歌詞を持ち出してきて


「なあ、なあ、愛しても愛してもああ人の妻、。ってすっげ−情景が浮かばないかい?やらしいよなあ。やらしいよなあ。きっと人の妻とひなびた宿で・・・・・ああ、やらしーー」

と、一人で何度も繰り返して、妙に興奮していたのだった。



いったいどんな情景を想像していたのだろう?




『やらしー』が『うらやましー』に思えたのは、


単なる気のせい?








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。。。


2008年03月01日(土) 永遠に 1/2

昨日の、ゆうぐれどき、ふわふわっと春めいた気持ちになって、その勢いで

ここにその時の心情を綴ったのですが、




一夜明けたら、その気持ちも、すっかり消えていました^^。あは。残念?という感じです。


それにしても、恋はいいですねえ。恋は、やっぱり。

いいなあと思っても、そう簡単に手に入れられるものではないんですよねえ。


昨年観た映画の

「恋は天からの授かりものだから」というセリフを思い出します。



でも、春は、その授かりものが、天からたくさん降ってきそうな気がします。



授かりた〜い。とばかりに、天に向かって両手を広げていた若かりしころの
自分を思い出したりします。



でも、私が天から授かった恋は、はあとのかたちが半分欠けていたのです。


そして
私には、その半分欠けているはあとの持ち主に違いないと信じ続けている人がいます。


なんの根拠もなく、単なる思い込みにすぎないのかもしれないのに、

直観だけを頼りに、ほとんど確信に近い感じで、信じ続けているのです。




とっても妙だけど、



とっても妙だけど。



とっても妙なんです。


なあんて、突然浮かんだ恋愛小話でした。


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テキスト庵さん