このところ、もっぱら、「冬のソナタ」」を観るのが楽しみになっている。

それはいいのだけれど。

できれば、私は、ひとりで、心ゆくまでドラマの世界に浸りたい、浸りたいと思っているのに。


なぜだか、土曜の夜のその時間になると、夫もソファに陣取って、しっかり

観ているのだ。


ほんまは、ひとりで観たいのに。


どうも夫も、ひそかに楽しみにしているようなのだった。


それでも夫も観ていると思うと、なんか、気になって。落ち着かない。

ドラマの世界にのめりこめない。

これでは涙のひとつも流せやしない。


昨夜も、しっかり、観ていた。


途中の回から観出した夫は、それまでの筋を、私にいろいろ訊いてくるのだ。


いちいち説明するのも、なんかうっとしーーー。ドラマに集中できない。

毎回、よいところで、茶化したりするので、それがどうしても許せない。

昨日も、ドラマの中で主人公が、自分が、チュンサン（死んだはずのヒロインの初恋の人）だと知って、ものすごくとまどう場面で、

「僕は僕は、いったい誰なんだ」

とつぶやいた時


すかさず夫は、画面に向かって、大きな声で

・・ MAIL

投票ボタン　メッセージfor you

テキスト庵さん