記憶の記録。

記憶の記録。
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2006年05月30日(火)

携帯が

壊れてしまいました…とほほ。修理にだして、今、代替え機で書いています。使いにくいよ～(>_<)早く帰ってきてください、愛しのカワイコちゃん（と書いてケータイと読む）

ダーリンＳの調子が非常に悪いようです。どうかどうか、一刻も早く楽になりますように。

2006年05月26日(金)

昨日の日記は

あまりにもイタいので削除しました…（＾＾；）
ＭＤちゃん、今度はもう少しテンション低めでお願いします（笑）

さてそのＭＤちゃんは、昨日出てくるなりかばんを持って「退院します～ｖ」と周囲に告げ看護師さんたちを慌てさせました。あまりにもナチュラルにお出かけモードだったので、一瞬看護師さん扉開けかけてたし（汗）
ＭＤちゃんは、短大の頃よく出ていた人格です。
思い込みが激しいけど、明るい。その「明るさ」を、今の私たちは救いとして求めているのかもしれないと思ったり。
明るいことって、すごく大事だと思います。
私なんかは、つい暗い方へ暗い方へと考えてしまって、ＭＫをイライラさせたりしてしまうこともあるし。
でもＭＤちゃんにはそれがないのです。
もう会えないのかと思ってたけど、また会えて正直嬉しい。
今の私たちの助けになってくれると思います。
でもお願いだから「あーもう退院できるんだー」っていう思い込みはやめてね（＾＾；）ゆっくり頑張ってますから！

ＭＫは相変わらずＫＲに侵食されています。
もちろん見た目が変わるわけではないのだけれど、すごく怯えていて、時々大声で叫んだりします。
大声で叫ぶというのはＫＲがＯ崎先生と面談していた時にもよくやっていたことで、叫ぶ内容に意味はないのです。ただ、「叫ばないと身体が解けてしまう」というようなことを言っていたと思います。ＫＲが出ている時の記憶は私たち全員があいまいなので確かではないのですが。
早く二人とも救ってあげたい。
本当に。

2006年05月24日(水)

今日は診察日でした。そして、今日もMKちゃんはしんどくて、何回も扉を蹴ったり叫んだりして、とてもかわいそうだった。先生にそう言ったら、「晴の日も雨の日もあるよ」と慰めてくれました。誰でも晴の日ばかりの人はいないこともわかっている。でもやっぱりしんどくて、だからチリちゃんとＲちんが来てくれたことが嬉しかったです。ありがとう。診察日はいつも、先生がちゃんと来てくれるかどきどきします。それは、時々先生の仕事が忙しすぎて木曜日になることがあるからです。今日はちゃんと来てくれて本当によかった。でもしんどいのはしんどいままです。困ったなあ。

2006年05月19日(金)

MKという子のこと

ここの本来の趣旨とは少しずれるかもしれないが、MKの成り立ちをここにはっきり書いておこうと思う。
私たちにとってとても大事な事だし、書くことによって少しでも内部の混乱を抑えたいからだ。

まず、MARIKAとMARINOという人格が存在した。
その二人が融合し、MARIKOという人格になった。
そこに、KAZUYAとKAZUKI（K②のこと。そのことからも分かるように、彼は後に離脱した）が融合してMAKIKOになった。
今ここに来てくださっているネット上のお友達は、この時のMAKIKOのお友達がほとんどだと思う。このときのMAKIKOは、本当に精力的だった。
そこに、いわゆる「無痛人格」だったICHIIが加わり、MAKIKOはMAIKOになった。
ここまでに約十年かかった。
ここまでは比較的順調だったのだ。
そして、MAIKOと私たちは考えた。
今ならKARASUを何とかできるかもしれない、と。
KARASUというのは、わたしたちが4歳で性的虐待を受けた時に、一番最初に解離した人格だ。
真っ黒で、人の形をしていなくて、怒りと憎しみに満ちた人格だ。
そして、MAIKOはKARASUを包み込んで再びMAKIKOという名になった。
これが、今のMKだ。
目論見は見事に失敗し、MKは内側からどんどんKARASUに侵食されて、YOUKOという人格をも生み出し、激しく自傷するようになった。
いままでのKARASUは、ただ存在するだけで、実際には表に出る事は少なかったのに、MAIKOという器を与えてしまったせいで、現実世界の凶器に手をつけられるようになったのだ。
そして今、MKは消えようとしている。
KARASUの侵食があまりにも激しくて、バラけようとしている。
MKがバラけてしまったらどうなるのか、分からない。
また一から（MARIKAたちから）やり直しなのか、それともMAIKOに戻るだけなのか？私たちはまた同じことを繰り返すのか？
分からない事がとても苦痛で、不安だ。
ただ、前回の日記をMK自身が書いてくれたことに、私は非常に希望を見出す。
もしもMARIKAたちが戻ってきても、私たちはまたやり直し出来るだろう。勿論、そうならないように越した事はないが。

2006年05月15日(月)

私が直面しようとしている恐怖に誰も気付いてくれない。
それは、その事が本当は取るに足りない事であり、そして他人にはどうしようもない心の中の事であるからだ。そこまで分かっていても、私は助けを求め続ける。
誰か助けて欲しい、と。
そして実際に、本当にしがみついてもいい助けの御手がさしのばされた時、私は全身全霊でそれを拒むのだ。
私に触らないで、と。そんな人間（私は人格だが）を誰が救い出せる？
少なくとも私本人にはとても無理だ。
神様、早く私を殺して下さい。

2006年05月12日(金)

ウチの病棟の師長さん

今日もここ（AT)に来る前に、MKが詰所の窓を乗り越えた。
詰所の中の棚が開いていたのだが、その中にカミソリ類が収納されているのを知っているので、目がついたらしい。
私やK①が止めたのだが間に合わなかった。
当然すぐにつまみ出されたのだが（抵抗するのでそんな簡単なものではないのだが）、師長さん（女性）が部屋までついてきてくれた。
そして、MKの手を握りながら、ゆっくり「もうこんな事はやめましょうよ」と諭してくれた。
以前から思っているのだが、ウチの師長さんは不思議な人だ。
明るくて、ちょっとオトボケで、小柄なのにすごくパワーのある人だ。
そして年齢が不詳だ（笑）
同じ女性としてすごく魅力的な人だと思う。
私たちが荒れた時には勿論どの看護師さんもゆっくり話を聞いてくれるのだが、今日はMKが一生懸命本体Mちゃんのことを話していた。
いつか書いたかもしれないが、本体Mちゃんは、年齢が4歳のまま何処かで眠っている。
性的悪戯を初めてされたのが4歳だからだ。
「だから私はMちゃんも楽にしてあげたいの、一緒に死にたいの」
とMKが言うと、師長さんはゆっくり首を振って
「それはあまりにも悲しいよ」
と言ってくれた。
「『K田M子さん（本名）』も救われないと」
と。
『私』は普段あまり本名を気にすることがない。
『私たち』という集合体のニックネームのようなものだという感覚があるからだ。
だから、誰が『K田さん』と呼ばれても抵抗なく「はい」と返事が出来るようになっている。
でも、今日は違った。
師長さんに呼ばれた本名が、『自分たちのもの』だという自覚がするりと入り込んできた。
何処かでMちゃんが反応したような気がした。
涙が出てきた。
ウチの師長さんは不思議な人だ。

先日の日記に一部付け加えました。
GW休みは毎年世間的には来ているのですが、私たちにとっては今年が入院して以来初めての「休み」という意味で「入院してから初めてのＧＷ休み」と書きました。実際にはもう3回も来てるんですよ、GWは（涙）
それにしても蒸し暑いですね～！
看護師Kくんと「もう梅雨かい」とか話していました。
今年の夏は暑くなるんですってね。
その分、病棟のクーラーは激しく寒くなるんだろうなあ…またお腹こわすんだろうなあ…（T^T)

2006年05月07日(日)

ＧＷを終えて

今年は、入院してから初めてのＧＷ休みでした（一昨年も去年も病院で過ごしていたので）。４月２８日～５月１日で第一弾、５月３日～５月６日で第二弾の２回に分けてとりました。
心のどこかには「一気に１０連休とりたい！」という思いが確かにありましたが、チリと母の助言によって上記のようになりました。火曜日にＯＴがあったことも、病院に帰ってくるいい口実になりました。
そして、実際後半で一日だけMKが調子を崩して帰ってきたので、今回は８０点というところでしょうか。
でも、本当に楽しく、いい休暇でした。チリ、Ｒちん（従兄弟）、本当に有難う。
来年は、本当は出来れば家で迎えたいところですが、もしまだ入院中なら、次回こそは４月～５月で連休を続けて取れるようになっていたいと思います。

あかり