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| 2004年06月23日(水) | 診察日 |
YKが「痛み」に対して恐複ﾃ感を持つようになったことを報告した。K�，範辰傾腓Δ海箸如�YKは知らない「過去」を記憶として刷り込み、痛みという存在を知ったらしい。それはとても重要なことだ。今のところ、唯一のリスカ人格である彼女が痛みに対して敏感になれば、その行為をある程度セーブ出来るのではないかと主治医も期待しているようだ。僕たちも。ただ、YKを脅かすことがないように注意しなければならない。それが目的ではない。彼女とも共存出来るようになること、それが唯一無二の目的だ。あと、週末は二泊三日で家に帰れることになった。とても喜ばしい。
| 2004年06月21日(月) | リスタート |
リ・スタートです。なんとか立ち直れました。新しい目標が出来たり、繋いだ手を強く握り直したり。ゆっくり『皆で』生きていくことを改めて考え直さなければ、と思います。
| 2004年06月16日(水) |
また遁走した。もうダメだ。くじけそう。死にたい。
| 2004年06月13日(日) | どうか、最後になるように・・・。 |
ＹＫがまた遁走して、病院から帰ってきたところ、Ｎ看護士さんに「君はいいかもしれないけど周りは迷惑だ（この周りとは他の人格をさしてくれてのことです）僕達もいつまでもかわいそうと言っていられない」と言われ、逆ギレ、隠し持っていたカッターの刃で両手首と首筋に傷を作りました。 その後、Ｋ看護師さんに切った事をえらいこと叱られました。 Ｋ看護師さんは中学生の男のお子さんがいてるのですが、たぶんそのお子さんを叱るのと同じくらいの勢いで叱ってくれて、その時はもうＹＫでなくわたしだったのですが余りの申し訳なさにぼろ泣きしてしまいました。 こんなに怒られたのは入院して初めて、と言うよりも、ここ数年なかった事なのでそれはショックでした。普段優しく他の看護士さんより仲良くしてくれていた人なのでショックも倍増です。 ぼろぼろ泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい。」と繰り返すしかありませんでした。そして泣きながらこの病棟に入院してよかったと心から思いました。ＹＫは多分そう思っていないでしょう。でも、私達の一部が心からそう思えるだけでもそれはいい事なのでしょう。 もう、病院からの遁走も切る事も家族に心配をかける事も終わりにしたい、そう思った一日でした。
