“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

“とりあえず”の終着点 - 2005年10月28日(金)

ついに、この日が来てしまった。


もっともっと、出来ることがあったような気もした。だけど、




体はとっくに悲鳴を上げていて、その体の持ち主がそのことに

気付かないでいた。いや、気付かずに済ませやしないかと、

更に自分で自分を追い込んでいた。「まだいける」と。




先日、勤務中の出先でおれは、突然意識を失って倒れたらしい。

そして、呻き声を上げながら体は痙攣し、そのまま救急車で

病院に運ばれた。所謂「典型的な」てんかんの発作である。

自分には全く無縁であるに違いない、そう思っていた病名を

専門の医師からストレートに聞かされても、そんなはずはない、

とにかくおれがそんなもの背負う訳がない・・・そう、これが

もし「はじめての」出来事であるならば、まだそう思える余裕も

あったのかもしれないが、これは実に通算4回目、全く同じ症状

を繰り返していたのだった。



そして今日、ついに会社より「休職」を勧められる。もう、

これ意外に方法はないのかもしれなかった。


“とりあえず”ではあるけれども、ひとつの区切りとして、

もうしばらくは自分を追い込む必要がなくなったのだということ

を思うと、急に肩の力が抜けた気がした。


色々と問題はあって、例えばここ数日起きた発作がまたいつ現れる

かは全く予知すら出来ないことに対する恐怖心や、休職によって

明らかに下がる月収に、過去の負債額が全く追いついていないこと

をどうクリアしていくかなんて全然対処法を考えていない。でも、




繰り返しになるが、とりあえず、ひとつ何かが終わった。




その区切りの一つとして、この日記もしばらく閉じられることに

なるのだった。




いつ更新されるか予想もできないこの日記にお付き合い頂いた

方々、本当にありがとうございました。また会う日まで。




おそらく、しばらく実家でのほほんと過ごすことでしょう・・・


...




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