2009年04月23日(木) |
緑が燃えている。萌えていると書くのが正しいのかもしれないが、そんなやわらかな代物じゃない。緑が燃えている。いたるところで。燃え上がり燃え上がり、空への道を創っている。街路樹の銀杏、モミジフウ、プラタナス、桜、みな、空へ空へと手を伸ばす。光へ光へと手を伸ばす。
アベイ・ドゥ・クリュニーとパスカリの新苗を植える。その隣の、ミミエデンとクリーミーエデンの株が元気が無いのが気にかかる。一本一本の枝を撫で、アブラムシをとり、樹に話しかけてみる。このまままたこの樹も枯れてしまうのだろうか。せっかくここまで育てたのに。祈るような思いで見つめる。
ホワイトクリスマスとマリリン・モンローは今大きな大きな蕾を湛えている。アンバー・メイアンディナは今黒点病と戦っている。 毎日これらの樹を見つめ、毎日これらの樹につくアブラムシや病葉を取り去っても、おいつかない。それが悔しい。 外壁工事で玄関側の朝日しか当たらない場所に移さざるを得なかったこれらの樹たち。みんなみんな、花を咲かせなくてもせめて無事にちょっとでも育ってくれるといい。 |
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