2003年12月28日(日) |
ラーメン紀行(13) |
なんと8ヶ月ぶり(どどーん
ラーメン博物館に帰って参りました。
まるで選挙の遊説みたいです(ちーん
今日も沢山食べるぞー、と意気込むわし。 ヒク周り(ぉぅぃぇ
今回は開場前から並ぶ入れ込みようです。
何故か?
ラ博で一番人気の店を一番に攻めるためです。
一軒目 「すみれ」 すみれは札幌に本店のあるthe北海道と呼んでも過言ではない、正統派の味噌ラーメンが売りです。 開場直後なのに30分待ちでした。 やっとこわしの入る番です。 店内には芳醇な味噌の香りが漂っております。 ちなみに、塩も醤油もあるんですが、わしの見た限り、店内は味噌100%でした。
一軒目と言うことで、味噌チャーシューをチョイス。 程なくしてこんな感じのラーメンが運ばれてきました。 運ばれた瞬間から、湯気が立っていないことに気が付きます。 表面をラードで覆っているため、熱を逃がさないようにしているんだそうです。 個人的に味噌と豚は合うと思ってますので、非常に好ましい感じです。 先ずスープ。 炒めた玉葱とモヤシで甘さを引き出し、味噌にありがちなとんがった味をまろやかにしています。 味噌自体味が強いのですが、ダシ自体の力強さ(多分ガラ+豚骨+魚系)が味噌だけを突出させません。 麺は北海道らしく中太多加水ちぢれ麺。 スープの濃厚さに負けない食べ味が魅力です。 具はチャーシュー2種(輪切りの炙りと角切り)、メンマ、長葱のみじん切りで、前出の炒めた玉葱とモヤシが入っています。
スープ・麺・具材と、トータルな味のバランスは非常に良いです。 最長130分待ちの価値はあると思いますよ。
わしミシュラン 麺☆☆☆☆☆(北海道らしい西山系の中太多加水麺。歯切れもいい) 具☆☆☆☆★(若干野菜が多い方がより良いと思う。今でもバランスは良) 汁☆☆☆☆★(濃い味ながら、呑みきれるすっきりさが有る。高バランス) 他☆☆☆☆☆(塩・醤油もあり。食数限定のチャーハンあり。味卵も美味い) ________________________________
2軒目 「らーはく厨房」 ラーメン博物館が「新しいラーメンの形」を提案する店です。 比較的空いてます。 見た目は「カリスマ美容師」でも働いてるんじゃないか?という感じの真っ白な店内。 何故かスパイシーな香りが店内に漂います。 TVで何度か紹介されて居るんですが、見た目の珍しさで店を選んではイケナイという、典型的なパターンに陥りました(どどーん わしは今回「味噌と伽哩の逢初麺」という謎の料理をチョイスしました。 するとこんなのが出て参りました。 テーブルに食べ方が書いてあり、 1.麺に餡が絡まっています。先ずはスープを全部かけて、麺とスープ本来の味を楽しみましょう。 スープをかけきったところがこんな感じです。 美味そう?(聞くな 麺は蓮根を練り込んだ、ラーメンの麺と言うより、蕎麦に近いテイスト。 スープは、カレー味のみそ汁(ごーん 例えて言うなら、カレーを食べたスプーンであさげを掬って飲んだ味、と言えばわかる人はわかるかも知れない。 餡は「けんちん汁」にとろみをつけた感じ。しかも下手な人が作った「泥臭い」けんちん汁です。 これが口の中で渾然一体となった様は・・・・ はっきり言って良いっすか? 不味い(´¬`)(ちーん もっとシンプルでいいんじゃないかなぁ・・・と思った。 ちなみに、この店は唯一「スイーツ」が有る店です。女性にはそこそこ人気らしいですよ。
わしミシュラン 麺☆ (評価のし辛い味。歯ごたえの良さは、蓮根のおかげだと思う) 具☆☆ (三種の具自体の味は良。如何せんアクセント程度にしかならない) 汁☆☆ (濃い味ながら、呑みきれるすっきりさが有る。高バランス) 他☆☆ (この店は食べ方にこだわっているものが他にもあるらしい) ________________________________
三件目 「魁龍」 お口直しに「どトンコツ」をチョイス。 いつもの如く「チャーシューワンタンメン」を。 とても3杯目とは思えないチョイスですが(ぉ こんな感じのとてつもない濃度を保ったものが出てきます。 前回も紹介してるので細かいことは割愛しますけど、愛すべき一軒です。 何時食べても「ああ、この味この味」と思い返すことが容易な一杯です。 ________________________________
そんなこんなで今年もいっぱいラーメンを食べて参りましたが、これからもこのシリーズだけは長続きしそうです。
では、またお逢いしましょう(´▽`)ゞ
|