今月7日から歌舞伎座で上演されている蜷川幸雄演出のシェイクスピアの名作「十二夜」を観てきました。
陽気な喜劇で、「外見と真実」「演技と本心」「妄想の自分と本当の自分との違い」が面白く描かれています。 尾上菊五郎さんと菊之助さんがそれぞれ一人二役で、噂の早替りもお見事でした。言葉は難しい言い回しのところもありましたが、毎週テレビで見ている「義経」で昔言葉の予習(?)ができていたのか、全くわかんないってこともなく最後まで楽しむことが出来ました。
原作がイギリスのお話なので、歌舞伎の役名と原作の役名が似せてあるのが、とてもにくい演出であります。 <役名> <原作の役名> 琵琶姫(ビワヒメ) ヴァイオラ 獅子丸(シシマル) シザーリオ 斯波主膳之助(シバシュゼンノスケ) セバスチャン 織笛姫(オリブエヒメ) オリヴィア 安藤英竹(アンドウエイチク) サー・アンドルー・エーギュチーク(笑)
歌舞伎座の雰囲気も独特で、ちょっとドキドキしてしまいました。
実は菊之助さんは52年生まれで同級生! す、す、すごい。同い年かー! ちょっと菊之助さんにはまってしまいそうです。
そうそう、入り口には菊之助さんのお母上がお見えでございました。
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