2006年12月16日(土) |
急遽呼ばれたリマスタリング |
早くも師走である。早い早すぎる。今年はけっこう仕事したようなしてないような。
先日、急遽連絡があり、某伝説バンド関連、70年代の名盤2作のマスタリングに立ち会うことに。いろいろめんどくさいので名前は出しません(笑) 呼ばれたスタジオには、70年代から歌謡曲とかボーカルものを得意とするベテランの有名エンジニアの方がいらっしゃって、結果的には職人肌の丁寧な仕事をしていただいたと思う。しかし個人的にはややものたりなかった。 やはりロックは、クリアーであったり聴きやすい音像ではなく、インパクトのあるガツンとしたマスタリングだと思うのだ。特に今回の2作品は、元々の音がパンクっていうか、綺麗でバランスのいいものの対局なわけだから。 いろんなマスタリング、およびリマスタリングに立ち会ったが、俺はレベルを振り切ってしまっても、まずは聴感上の迫力を大切にしたいなと思うのである。
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