昨日は無事、猫の面もらいに日仏に行ってきました。 じゃなくて、映画を観に行ってきました。 しかし残念ながら、猫の面は、前回上映のときに全部くばってしまった、ということで在庫がなくてもらえず、ちょっとさみしかったです。 上映後わざわざスタッフに「猫のお面残ってたらください」と言いに行ったんですけどダメでした。映画はじまる前に、入口で、通訳の人が袋の中にいっぱいもってるの、見たんだけどなあ・・・
仕方ないので写真だけ撮って帰ってきました。 ←これ。 カイエ・デュ・シネマ週間のポスターに猫の面が貼ってあります。これをかぶってみんな映画観たんだなと思うとちょっと悔しい。 面だけの大きい写真はこちらです。
ちゃんと“OBLIGATOIRE(義務)”って書いてあるじゃないかあ。
話は変わりますが、先日2月28日金曜日に、フランス人俳優ジャック・ヴィルレが亡くなりました。53歳でした。 原因は、まだはっきりわかってないみたいですが、今のところ内出血による死が伝えられています。以前から彼は、アルコールが原因による肝臓の病と、また糖尿病も抱えていたようです。 当日彼は自宅で人と会っていたところ具合が悪くなり、病院に担ぎ込まれそのまま帰らぬ人となってしまいました。
ジャック・ヴィルレと言われてピンと来ない方でも、『奇人たちの晩餐会』の“まぬけ”になった人といえばわかる人も多いのではないでしょうか。彼はこの作品で99年セザール賞最優秀男優賞を受賞しています。 遺作は、フランスにて2005年10月公開予定の『Les Parrains』になるのでしょうか。とにかく残念です。しばらくの間は、彼の顔を見るたびに胸がくいーんくいーんと泣くんだろうなあ。
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