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■休暇中の目標は、3つ。 (1)デビュー作品の下書き及び企画書をあげること。 (2)自分のメンテナンスの為の小説を一本書き始めること。 (3)休暇以降の厳しいスケジュールに負けないための肉体づくりをすること。
■近所に新しく出来たスポーツクラブが入会金0円キャンペーンをやってたので、迷わず入会。トレーニングプログラム作成のための筋肉量テストを受けたら、またしても全身アスリートレベルに達している。おっかしいなあ、なんの運動もせず、4時間の長尺の芝居をただただ座って見続けるだけの生活を3ヶ月も続けていたのに……。運動は何もしていませんと言っても、信じてもらえない始末。わたしの身体は特別優秀なんだなあ。旅の仕事で飲み過ぎて、お腹のまわりの贅肉が増えたと悩んでいたのに、体脂肪も標準以下で、逆にもう少し体脂肪を増やしましょうという結果。……うーん。ま、いいや、さらに強くなって、年齢なんて吹き飛ばす仕事のための準備をしよう。
■愛用のPCが、いざ書くべき時に故障。修理に送ってしまったので、外出先用にしていた小さな画面のメビウスで書き始めている。画面におさまる字数が少なくて不便極まりないけれど、言ってしまえば、手書きでだって、書こうと思えば書ける。
HPを作った当初から、扉のページに、アイザック・ディネーセンのことばを掲げている。「希望もなく 絶望もなく わたしは毎日 少しずつ書きます」ということば。これから1ヶ月半、その通りの生活をしていくこうと思っている。
そして。もうひとつ言えば。絶望的に希望して生きていきたい。 サガンは、「あなたは陽気ですか?」と聞かれて、こう答えている。
……ええ、陽気です。わたしはいつもすべてが解決されると思いたいのです。ジャンヌ・ダルクの映画を観るたびに・・・馬鹿みたいですけど・・・わたしはいつも彼女が助かる、助からないはずがないと思うのです。ロミオとジュリエットの場合もそうです。伝言は伝わる、すべてはうまくいく、という気でいつもいます。椿姫を聞いていれば、音楽と一緒に希望みたいなものがふくれあがって、アルマンが遅れずに着くようにと必死になって期待するのです・・・。こういうふうにしてしか人は人生を捉えることができないと思います。つまり、すでに上演されて、結末を知っているオペラ・コミックのようにです。絶望的に期待するわけです。
この、強靱な期待する力、希望する力を、わたしも持って生きていきたい。
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