■帰京。着いてすぐに宮藤官九郎の芝居を観にいく。最高に馬鹿馬鹿しいことをひどく真面目に創っていて、好感度抜群。自分たちの面白いことをやっていれば観客が面白いって感じてくれる、そんな幸せな時期を過ごしているのだなあ、と思う。ま、それが同時代の才能なのだが。自分とは全く違う路線のものではあるが、うんうん、わたしもやるぞよ、などと心につぶやきながら、久しぶりに漕ぐ自転車は心地よく。■休みなしで次から次へと続いたものだから、家中に散乱していた幾つもの仕事の、資料だのなんだのを、一気に整理して、物置に片付ける。もう、すーっきり。過去は全部目につくところから消してしまう作業。一日がかりの大仕事だったけれど、休みになったらまずこれをやりたかった。さて。環境は整った。明日は恋人と一日過ごすので、あさってから新しいことの始動だな。