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2002年01月02日(水) |
今日はこんな1日 ●80人の遺書(文藝春秋)・黒猫白猫(クリストリッツァ) |
午前。 配送業者のノックで起きる。母からの荷物。 大晦日からお正月を、風邪でウンウンうなりながら独り過ごす娘を不憫に思い、元旦から料理をして、おせちと共に送ってくれたのだ。 これには泣けた。百万回でも「ありがとう」って云いたかった。 午後。恋人が部屋を訪ねてきてくれる。 母の料理に、ぬる燗の日本酒で、心和むひととき。
日が暮れて。 彼は会社の新年会へ。駅まで見送る。 恋人が帰った後は、いつも彼のいたところだけ、ぽっかりと穴の開いてしまったよう。そこだけ空虚なのだ。だからその足で部屋に帰る気にはなれず、辺りをウロウロ。しかし寒い。本屋が開いていればなあ、とコンビニに入り、幾多の読む気にならない雑誌の中から、文藝春秋を購入。そして、喫茶店が開いていたらなあ、とモスバーガーに入り。
特集の「80人の遺書」というのを読み出したら、やめられなくなってしまい、じっくり全部を読破した時には、もう9時を過ぎていた。
愛しい人との時間のあとで、文藝春秋、しかもファーストフードのコーヒーで、おまけに読むのが他人の遺書ときた。・・・笑えるね、まったく。
部屋に戻ると、すっかり暖かさは消えていて、風呂が沸くまで、久しぶりのチェロタイム。またふりだしに戻っているので、休みに入れば、と、待ってくれているチェロに言い訳をする。
そんなこんなの休日を終え、明日から仕事。
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