ダイドの毎日


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2006年04月01日(土) 大人のキレ方

昨日、友人とメッセをしてるときだった
いきなり不機嫌になってしまった友人
ダイドは焦ってメッセの履歴を確認しまくってみた
その友人は常にクールで、『怒り』と言う感情を見たことがなかった
ダイドは自分の言葉の何が不快にさせたのか
必死に模索したけど、全く思い当たる事がなかった
結局、友人のちょっとしたかん違いで
その場はおさまったが
ダイドは心底どうしていいかわからなくなった
何が原因か自分自身でも理解できず
友人にどんな言葉をかけたらいいかもわからず
本当に焦ったのだ


そんな気分を引きずりながら
今日仕事をしていた時の事

仕事の相方と話をしていたら
相方がいきなりキレた
『じゃ、もうしなくていいよ』とダイド
『じゃ、ホントにもうしませんから!!!!!!』と相方
もちろんダイドは冗談のつもりで言った言葉だが
相方的には気に障る言葉だったんだろうと思う
相方に何を言ってももうきかない状態になったので
ダイドも黙り込んだ
すると今度は相方が
『怒らないでくださいよ〜』
と言い出した
本当はまだムカついていたけど怒りつづけるのも大人気ないと思ったから
機嫌を直したダイド…


その後、お互いに機嫌が戻ったトコロで
『あんたのキレ方は子供だね』とダイドは言った

相方は20歳になったばかりの子なんだけど
一旦機嫌が悪くなると、こっちが何をどう言っても宥めても聞く耳を持たず
突っぱねるだけで会話が成立しなくなると言う
幼い子供の怒り方

ダイドの方はというとこれまた
不機嫌になると、シカトを決めこんで相手が何を言っても気がおさまらず
会話が成り立たなくなるという
幼い子供の怒り方

種類は違うがどちらも子供のキレ方そのモノだったりする

では、大人のキレ方とは?
相方にも聞かれたのでダイドの見地からの意見を言ってみた
『不機嫌になって会話が成立しなくなるのが子供のキレ方。不機嫌になってもなぜ人が怒っているのか説明し、相手の釈明を求め会話が成立するのが大人のキレ方』


怒るのは人間の感情として当然のものである
ただその感情をどう処理していくかが問題なのだ
子供が駄々をこねるように相手の言葉に耳も貸さず
人や物に当り散らすようなのは反抗期だけにしよう
シカトを決めこんで自分の意見に口を噤んでしまうのも
学生時代だけにしよう


オトナと言うのはもちろん相手を許すという寛大な心はもっとも大事だけど
相手の言い分をきちんと聞けるという寛容さも必要だと思う
言葉に耳を貸し、意見を言う余地を与えなければいけない
そして自分が何に対して不快に思ったのか説明できなければいけない
ダイドは昨日の友人とのやりとり思い出し
友人は大人だ…と改めて思った
不機嫌になっても『もういい…』という言葉で
自己完結してしまわない友人を尊敬する
きちんとこっちの言い分を聞く耳も、自分の感情を説明できる言葉も持っている
そんな大人になりたいと齢26歳のダイドは今日も思うのだった


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