後悔


友達と夜のドライブに行く。

何だか私は思いつめていた。
自分の中の感情がぐちゃぐちゃして、
誰かに聞いてもらいたかった。

君に触れられた手が熱を上げている。
それだけで胸が張り裂けそうになる。

何気ない言葉にも敏感に反応してしまう自分がいる。
それが、最近悩んでいる出来事に拍車をかける。

決定的な一歩を踏み出そうとしない、君の狡さ。
踏み出さない限り、気付かない振りをする、私の狡さ。

普段、笑った顔しか見ていなかった君に、
今日の私の顔は見せるべきではなかった。

2004年05月28日(金)