予告破棄


ある人からメールを頂いた。

向こうは無口で淡白な人なので、メールなんて来ないものかと
思っていたけど、来たときはびっくり。

意外性と嬉しさがこみ上げる。
「余裕ができたら返事を出すよ」なんて言っていたのに、
どう見ても余裕があるとは思えない時期と送信時間で驚いた。

「この前はありがとう。
また元気でやっていますか?」

見事に短い用件だったけど、
小さなつながりを嬉しいと、素直に噛み締めた。

言葉巧みな人のメールは、スマートな安心感を与えてくれる。
言葉少なめな人のメールは、不器用な気持ちが逆に心を癒してくれる。

言葉の力ってすごい。
私も誰かが困ったときに、心に寄り添う言葉をかけられたらいいな。

2004年05月06日(木)