言えなかった言葉


今までありがとう。

きちんとした挨拶っていうのは、結局できなかったから
改めて御礼を言います。

君の第一印象というのは、『弓道部時代の後輩に似ている』でした。
その子は私以上に体育会系で男前を目指していた、シャイな子です。

仕事以外で最初に話をしたのは、確か、4月の第3週の金曜日。
突然、メープルシロップ味ののど飴をくれたよね。
あの時はとてもびっくりしたし、嬉しかったのを覚えています。

軍足を見せてくれたのも、本当に突然だったよね。
「ホッティさん、ホラ見て。私軍足履いてるの」
それから、私の心をがっしりと掴みました。

仕事中は、たまに一言・二言会話をする程度だったのに、
私が済ハンコを探していることを知ったら、
「買ってきてあげるよ」って言ってくれたのは、本当に嬉しかった。
あれを貰ってからは、あの業務をやるのが楽しみだったもの。

今の呼び方で、初めて呼ばれたのは確か5月。
上司の岩手土産を私にもおすそ分けをしてくれた時だと思います。
この頃から、ちょくちょく話す間柄になったよね。
免許証が新しくなったから見せにきてくれたり、
北海道キティを買ってきてくれたり、
皆と過ごして嬉しかったことは沢山覚えています。
ちなみに、うちの姉があれがきっかけでご当地キティを集め始めているよ。

夏の暑気払いで私が指摘するまでは、
外線に出る時はいつも起立で腰に手をあてて言っていたね。
神も徘徊しながら電話に出ていたのに、
それが見られなくなったのはかなり残念でした。

火曜日は軍足の日、水曜日は水色の会を開いたり、
ファミリーやパーティーにまで協力してもらって、
仕事に来ているのに、笑わない日がないくらいに
毎日がとても楽しかったよ。


これから離れ離れになってしまうけど、どうか身体には気をつけて。
たまには弱音を吐いてもいいんだからね。
私で良ければいつでも力になるから。

パーティーも永遠だけど、ファミリーも永遠よ!

私と君が会うのに、口実や理由なんていらないんだから、
変なことは気にしなくていいのよ。

ではまたね!

2004年04月06日(火)