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2011年12月21日(水) 古川和男氏死去
古川和男氏死去

トリウム熔融塩炉の研究の第一人者である古川和男氏の死去(今月14日)をネットで初めて知った(読売新聞、Biglobe経由)。 急いで産経新聞を見直したけどどこにも訃報が載っていないようだ。 巨大地震以来日本の原子力発電に関する粗野な報道や論議が悔しかったでしょう。 心よりお悔やみ申し上げます。

著書「原発安全革命」を読んだ限り氏は護憲派で(すぐの)核兵器廃絶を望んでいたので私とは反対の立場ではあったけど、 エネルギーと核廃棄物の処分の問題意識は共通していることを本当に幸運と思う。 核に関する正しい認識と、 既存の原発と全く発想の異なるトリウム熔融塩炉の可能性が遍く伝えられますように。


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