ウェブ日記
2011年12月10日(土) 見積もる
見積もる

最近見積もれないもの2つほどに気付いた。

1つは適正な公務員の数。 よく日本の公務員の数は多すぎると言われる。 一方例えば三橋貴明氏はブログでデータを紹介しながら日本の公務員の数は極端に少ないと主張する。 でも日本の人口当りの公務員の数は何人が最適かは誰も唱えないし私にも今のところ分からない。

私も新規就農者になったので農業にはもちろん関心があるのだが、 そこでも見積もれないものが。 それは(市町村での)適正な耕作地と耕作放棄地の面積。 長崎県は耕作放棄地が都道府県の中でも多く、 イノシシ等がそこで増えて問題になっているけど、 耕作放棄地がどのくらい狭くなれば良いのか誰も言わないし私にも分からない。 一見0がベストに思えるけど、 耕作放棄地の中には日当りやアクセス等が悪い土地もあるので、 そこを無理に現役の農地に戻す理由が無いから。 耕作地については、 例えば都市が近くにある市町村なら野菜の供給のため農地が増えるだろうし、 他の産業が盛んな地域なら農地も少なくなるだろうから、 市町村の面積あるいは人口当りの最適な耕作地の面積は違うだろう。 でも具体的に見積もった例はまだ見たことがない。

私がワイン醸造販売だけで生活できるために必要な農地は何ヘクタールと見積もれるのだけど、 それだけの畑を手に入れるのに何年かかるのだろう… 野生葡萄の育種も考慮するとなかなか見積もれないです。

(12/11加筆)


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