ウェブ日記
2009年07月19日(日) 最近の園芸--ベゴニアと優先順位--/最近の園芸--その他--
最近の園芸--ベゴニアと優先順位--

このウェブ日記には楽しいまたは興味深いことだけ書きたいけど、 そうでないこともたまには書かないと続けられない気がする。

5日ほど前、 ネットで首都圏のある店にベゴニアを注文した。 ベゴニアは暑さに弱いので、 今の時期東日本から九州まで配送するのは難しい。 でも、先方は親切にも天気予報で涼しい時期を探し、 3日前の夕方急遽苗を発送してくれた。

昨日昼過ぎ予定通りそのベゴニアが届いた。 先述の通りベゴニアは暑さに弱いので、 すぐ開封し十分潅水して休ませねばならない。

荷物を開梱し、早速潅水しようとしたら、 母が何とデジカメを持って来て弱っている苗の画像を撮り始めた。 おまけに電池切れ寸前だったため、撮影に無駄に時間を掛ける。 上手に扱わないと苗がその後元気に育たないかもしれない一番クリティカルな時に、 まるでこの株がやがて死ぬから今撮影するかのような、 縁起でも無い真似をされたのでぶち切れる。 母は「すぐ表情を顔に出す--これは私の欠点--。怖い」等宣う。

私は普段昼間留守にするので宅配便ではこの時間に配送の指定はしない。 そのうえ午前中早く荷物を受け取るためわざわざ配送所へ行こうとした --母にその旨伝えたら荷物の持ち帰りが大変だし荷物の行き違いとかあるから家で待った方が良いと答えた。 幸運にも午前中は日があまり差さなかったのでそうした-- 私がどんな状況だったか全く分かっていないのに呆れた。 まさか空気の読むのが苦手な自分がこの表現を他人に使うとは思ってもいなかった。 昨日飲み過ぎた--夜ベゴニア発送の知らせを貰って喜んだ余り…--ことも災いして、 一日中機嫌も気分も悪かった。

幸運にも、そのベゴニアは十分水--正確には植物活力液HB-101 1000倍釈--を遣って2、3時間で元気になり、 今日もあまりにピンピンしていて梱包されていたとは思えないくらいである。 なので安心、冷静にこの日記を書いている。

このベゴニアは店頭や通販ではまず見かけない稀少なもののうえ、 私が一番欲しかった種類だったので、 苗を「手当て」してすぐネットの店には感謝のメールを送った。

このベゴニアの詳細と他の植物の近況については改めて書く予定。

最近の園芸--その他--

今朝風蘭交配種ダーウィナラ、Dar. Charm "Blue Moon"の蕾1個 --夜までにさらにもう1個--が 青紫に染まる。 無事開花すれば良いが。

シュートが間伸びしまくったのできつく剪定した ペチュニア・マネーブロウマウンティンが再び花を付け始め、 今日3輪開花。 今の時期には花は貴重なのでありがたい。

ポティナラ、Pot. Memorial Gold "Canary"は 思った以上に水が要るようで、 潅水は毎日行った方が新芽の伸びが良いみたい。

小松菜は3日ほど前から虫害が激減、 プランターに蒔いた方は成長が早いので3日くらいおきに間引きしなければならないほどである。 種を蒔いてから19日後の今日、また間引き。

今回購入できたベゴニアはベゴニア・レックス原種である。 30年ほど前、NHK教育テレビの番組「趣味の園芸」テキストで レックスベゴニア--ややこしいが、これは上記レックス原種を親にした交配種で、 レックス原種の血の入っていない根茎性ベゴニアも指すことがある--の特集記事を見て、ずっと欲しいと思っていた。 でも園芸店でも通信販売でも取扱が無かった。 数年後上京して都内の神代植物公園で実物を初めて見ることができ、感激したけど、 もうそのときはあまりに植物を枯らし過ぎたので、 園芸を止める間際だった。 今回の入手は容易とは言えなかったけど、 欲しいと思って30年経って手に入れられたのでやはり嬉しい。 このベゴニアは長さ20 cmほどにもなる、先の尖った楕円の葉を付け、 その色は深緑で、 同じく葉の先端に合わせて尖った銀色の蛇の目模様がある。 葉の裏側や茎は赤っぽく、粗い毛が生えている。 色とりどりで形も様々な葉を付けるレックス交配種に比べると地味ではあるけど、 私はこの原種に何故か見入ってしまう。

憧れのレックス原種を入手して良いことが起こった。 私は日本にずっといるつもりは無いため、 ベゴニアはこれ以上手に入れるつもりは無いけど、 他のベゴニアにも関心が出て来たのだ。 将来落ち着いたら他の根茎性ベゴニア--レックスもこのグループに入る--や 球根性ベゴニアも育てたいな。


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