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2009年07月13日(月) 最近の園芸/その他
最近の園芸

購入したもの。 たまたま8日のNHKの番組「ゆうどきネットワーク」を見ていたら、 (5-)アミノレブリン酸入りの肥料が園芸や家庭菜園にとても良いことを知った。 長崎には佐世保しか店頭販売が無いのでネットで注文、 昨日朝到着、早速使い始めた。

5-アミノレブリン酸--ALA--は、葉緑素の原料になる物質だそうで、 これを植物に与えると葉緑体が増え、 日照のいまいちな場所でも植物の栽培が容易になるという。

葉緑素とヘモグロビンは構造が互いに似ているので、 ヒトや動物に与えると貧血が治るのかもしれない。

いずれにしても、効き目があれば嬉しい。

私が世話している植物の出来事をリストアップ。

  • 風蘭交配種ダーウィナラ、Dar. Charm "Blue Moon"は 花芽を出していたが、 10日蕾が花茎から離れ始め、 昨日距が目立ってきた。 この花茎が風等で折れないように、 古い枯れた花茎に軽く縛り付けている。 とにかく、私の持っている蘭の中でこれが一番元気に育っている。
  • 一方ポティナラ、Pot. Memorial Gold "Canary"は 新芽がなかなか伸び始めないと思っていたら、 昨日別の新芽を発見。 この株がどう育つか見当が付かなくなった。
  • フクシアは余計な脇芽や花芽、 花が終わったシュートをこまめに剪定しているうちに、 真夏日にすっかり強くなったように見える。 なかなか枯れた花が落ちなくなった。 株の根元にある古い葉が一部黄変し始めたので、 窒素分の多い観葉植物用の液肥を少し与えた。
  • 文字通り華やかだったけど間伸びしていてみっともなかった ペチュニア・マネーブロウマウンティンの切り戻しを昨日で終える。 花は昨日で無くなって寂しいけど、 新芽が次々吹いているので、 次の開花が楽しみ。
  • 葉挿ししていたレックスベゴニアは今日3枚目の若葉が出たけど、 最初の若葉の縁が一部壊死。 ベゴニアは2切れ葉挿ししているが、 今朝ほとんど葉の腐ったもう一切れからちっちゃな葉が現れる。 喜びよりもうまく育つか心配。 どちらもうまく育って無事鉢上げできれば良いが。
  • 小松菜は本葉3枚が出るまでに育ち、 混み合って来たので間引きが要る。 葉の食害が酷いので、 こまめにパトロールして、 昨日から小さな青虫や「黒い小さな青虫」をのべ20匹ほど発見、捕殺。 被害は減っているように見える。 小松菜の上を蝶が飛んでいるのを一度見かけたので、 これらは蝶の幼虫と思われる。 こいつらの問題点は、 小さいのによく食べること、 葉の裏によくいること--つまり見つけにくい--と 捕まえようとすると地面に落ちやすいこと --これに対しスズメガの幼虫は捕ろうとすると株にしがみ付く--。 小松菜にはこれだけ虫がたかるのに、 スーパーや市場で見かける小松菜に虫食いが見られないのは何故だろう?

追記。 夕方小松菜を間引きして掻き菜を夕餉のお汁にして頂いた。 香りは乏しいし量は少なかったけど、 楽しめた。

その他

1ヶ月ほど前から毎日「静止」ヒンズースクワットをやっていたためか、 今日暑い中長崎の坂道を上っても疲れなかった。 私は歩くのが好きだけど、 歩くだけでは足腰は十分強くならないことを実感した。

「静止」ヒンズースクワットとは、 立って足を肩幅まで開いて、 (腰骨を伸ばしながら)直角になるまで膝を徐々に曲げ、 30秒以上静止してから、直立するまで膝を徐々に伸ばす ちょっとしたトレーニングである。 両手は膝を曲げながら前に出しながら肘を徐々に直角に曲げている。

留学していたときに読み始め、 重苦しい場面が多かったので読むのが捗らなかった、 カズオ・イシグロの"A Pale View of Hills --邦題「女たちの遠い夏」--" を今日午後やっと読了。 登場人物のストーリーが完全に明かされないし、 彼らの人生が互いにオーバーラップされたり、 登場人物のはかない記憶が中心に据えられているので、 現実と幻想の境が曖昧だったりで、 私はこのような作りの物語には慣れていないので、 一度読んだだけの今はまだちゃんとこの物語についてちゃんと紹介できない。 でも、長崎を舞台とした物語の中では私の最もお気に入りになるのではと思う。

この小説を何とか先に読み終えたかったのと、 5月から読書の他にもやりたいことができたので、 他の本を何冊も買って置いたままにしていたけど、 これからは読書にも時間を十分費やすことになるだろう。


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