ウェブ日記
2009年04月20日(月) 日本で英語に不自由している
日本で英語に不自由している

一時帰国してから巷の英語表示に違和感を覚えている (私は豪州に留学していたし、 南アフリカに移住したいので、 当然あちらの英語が私の標準であることに注意)。

例えば、カフェやファーストフードでよく見かける "take out"。 これは"take away"と思うのだが。

エレベーター--いや、これは"lift"でしょう?--に乗ったら 1階(ground floor)が無いのでいつも不安になる。

"Rest room"の表示を見るとレストランと混同しそうになる。

荷台が剥き出しの小さなトラックをたまに道で見かけると、 「バッキー(bakkie)」とつい言ってしまう。

他に「ヴィッツ」を見たらヤリス(Yaris)、 「マーチ」を見たらマイクラ(Micra)、 「フィット」を見たらジャズ(Jazz)とつい言ってしまう --どれも車の名前--。

コーヒーでは日本で一般的なドリップコーヒーをつい フィルターコーヒー(filter coffee)と呼んでしまう。 エスプレッソをたまにショートブラック(short black)、 アメリカーノをたまにロングブラック(long black)と言ってしまう。 カフェオレがカフェラテ--蒸気で泡立てた牛乳を載せたもの--か、 それとも単に牛乳を入れたもの--「フラットホワイト(flat white)」--か いつも分からないでいる。

"Color"や"flavor"の表示を見かけるとoの後にuが無いので落ち着かない。

でも一番困るのは、日本語の文の中に堂々と英単語がそのまま入っているのをよく見るときだ。 私は日本語と英語の両方で表記されていると思ってしまうが、 日本の外ではこれが普通の感じ方である。 このような表記が許されるのは、 その英単語に対する日本語の訳が定まっていない場合のみである。 こんないい加減な表記が巷に溢れているからこちらの国の人の多くは英語ができないのである。


ハッピーパイパー
前の日記次の日記目次 古い日記(2000年9月〜2006年12月)の目次メールホーム