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天気もよかったので、午後から周智郡森町へ足を伸ばし、 町の中心を流れる太田川沿いに2kmほど続く桜並木を歩いてきました。
せっかく森町まで来たので、以前から行ってみたかった友田家住宅へ。 18世紀はじめに建てられたという茅葺き屋根の古い民家は 想像以上の山の中にひっそりと佇んでいました。ここは平家の落人伝説の残る集落なのです。
入り口には見学料200円を徴収する缶が置かれているだけ。 カシャンカシャンとコインを入れていると、ちょうどお隣に住む 所有者(友田さん)のおばさんが出てきて話をしてくれました。
国の重要文化財の指定も受けている友田家住宅ですが、 実は宿泊することができるのです!! しかも一泊一人3000円。 住んでいないと傷むから、とこんな値段で貸してくれるのだそう。 お風呂や洗面所は新しいものが別棟にあります。
台所や竃を使うこともでき、大きな囲炉裏で炭火焼き料理を楽しむ人も多いのだとか。 火を使うなんて、いろいろ心配してしまいますが、 茅葺き屋根を維持するには囲炉裏を使った方がいいのでしょう。 文化財の“保存と公開”という相反する問題をあっさり?クリアしている 貴重な体験型プログラムといえるかも・・。
この日は“古民家に泊まる”というテーマで番組を作っているという テレビ東京のスタッフの方が下見に来ていました。
夏に泊まったら気持ちいいだろうなぁ。 せっかくの大広間、大人数で泊まった方が楽しそう、と合宿計画中。
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