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2006年01月29日(日)
太閤湯

バンブーで食事をした後、強羅のとある旅館の温泉に入りたかったのですが、
週末のためか、あいにく日帰り入浴は受け付けていませんでした。

そこで以前から気になっていた国道一号沿い、
ひなびた温泉宿の並ぶ湯本〜宮ノ下方面へ向かうことに。
とくにあてもなく、良さそうなところがあれば・・と探していたら
「自噴温泉 太閤湯」の看板を発見。まさに簡素な共同浴場でした。
最近は施設の充実したきれいな日帰り温泉施設には興味がなく、
昔からの湯治場や共同浴場のような場所ばかり行ってしまいます。


場所は富士屋ホテルの向かい側にある骨董屋さんの脇をちょっと下ったところ。
宮ノ下区共同浴場とありますが、お湯は底倉温泉から引いています。
観光客も利用可能ですが、ほとんどが地元の方。
マイ桶を持って来るおじいさんやおばあさんとすれ違いました。

券売機で一人300円の入浴券を購入。休憩室を使いたければ+500円。
浴室は男女それぞれ二箇所ありますが、広さが違うだけでお湯は同じです。
タイル張りのシンプルな浴室には当然シャワーや石けんはなく、
温泉(熱湯)と水の蛇口が浴槽、洗い場にひとつずつあるだけ。
源泉掛け流しのさらっとしたお湯ですが、かなり熱いので、
お客さんが各自、水を加えて湯温を調節しています。
無色透明、ナトリウム塩化物泉で湯上がりにポカポカするお湯です。