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2005年07月30日(土)
山口温泉

最近山梨に行ってないねぇ、という会話から急遽山梨へ行くことに。
11:00とかなり遅い出発ですが、意外になんとかなってしまう距離です。

目的地は温泉好きにはよく知られる、甲斐市竜王町の山口温泉。
20年ほど前、山口さんちの葡萄畑に湧いたという温泉です。
住宅街の中の看板を辿ると、古びた民宿といった外観の建物が現れました。
入浴料は500円。休憩用の和室を使う場合は+500円です。


内湯の戸を開けると一瞬硫黄のにおい。煉瓦色のタイルの貼られた
薄暗い内湯にはお湯をペットボトルに何本も汲んでいる人がいました。
私も飲んでみるとかなり金気の強い味。冷ますと飲みやすくなるようです。

毎分686リットル沸き出すお湯はその勢いのまま、浴槽に流れ込んでいます。
うっすら黄緑色で、ところどころ白くなっているのは炭酸泉ならではの泡。
体を沈めるとすぐに細かい気泡が付き、湯から立ち上がっても
しばらく泡が体に残るほどしっかりと炭酸ガスが残っています。
湯温は35度あるかな?というほどのぬるさで、みんな目を閉じてじっくりと浸かっていました。
一時間後、湯から上がり服を着始めるころには評判通り体がポカポカ。



駐車場にはなぜか農協の販売所がありました。(水・土のみ開くようです)
暑い中、おばさんが3人並び、世間話をしながら店番をしています。
ほとんど一袋100円。ここでシシトウやインゲンなどを買いこみ、次へ移動です。

遅い昼食を食べ損ねたまま、フルーツロード(広域農道)経由で
山梨市のほったらかし温泉へ到着しました。
ここは泉質云々ではなく、景色を楽しむための温泉と言っていいでしょう。
笛吹川フルーツ公園内を抜け、突きあたったところにあります。

私が初めて名前を聞いた頃はまだ作りかけで簡素な施設だったはずですが、
(だから“ほったらかし”という名だったはず)
年々整備拡張され、今では多くの人が集まる人気スポットとなっています。
こっちの湯とあっちの湯がありますが、今回は古くからあるこっちの湯の方へ。
広めのあっちの湯の方が人気があるようで、こっちの湯はそう混雑もありませんでした。



基本的に温泉施設内の写真は撮らないことにしているので
この露天風呂のすばらしい眺めは公式ページをどうぞ。
他にも検索すると見事な眺望を見ることができます。