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2005年04月17日(日)
寸又峡の吊り橋

あまりにもよい天気なので急遽出掛けることに。
またまた川根方面、温泉込みのドライブです。
一週間ぶりの川根は桜も散り、山は芽吹いた緑に彩られていました。



今日の目的地は先日花見をした場所よりももっと奥、寸又峡です。
“美女づくりの湯”と呼ばれる温泉と奥大井の美しい渓谷で知られる場所。
駐車場に車を止めて温泉街を歩き、とろろ飯と山菜そばを食べたら、
“夢の吊り橋”目指し、プロムナードと名付けられたコースに進みます。
かつて材木を搬出した森林鉄道の跡を利用したこの遊歩道は、
舗装され歩きやすいのですが、まだ新しい地滑りや落石の跡も見られ、 
時々上の方から小石が落ちてきたりと、ちょっと怖い道。



15分ほど山道を歩くと、大間ダム湖が見えてきます。
ここは写真でよく見る場所ですが、加工してるでしょ?と思うほどの湖の色。
これはチンダル現象と言って、水に含まれる微粒子に波長の短い青色光だけが
反射している状態。空が青く見えるのと同じで、水の状態や天候によって色も変わります。
この日は写真で見るのと同じ、鮮やかなエメラルドグリーンでした。



高所恐怖症でもないし、吊り橋くらい平気・・となにも考えずに
渡りはじめたのですが、甘く見すぎていたかも。
10歩ほど進むと、急に風も強くなり、揺れもかなり出てきました。
板の幅は30cmほどしかなく、その左右の隙間から湖面がよく見える〜。
水面までの距離8m。足下に広がる非現実的な水の色にクラクラします。


長さ90mなのに、向こう岸が遠かった!!

無事たどり着いた後は山道をぐるっと回って飛龍橋を通って戻り、
町営露天風呂で汗を流しました。
ぬるめの単純硫黄泉。とろりとしたお湯はかなりお肌がしっとりします。
が、こちらのお風呂はかなり狭く、洗い場も申し訳程度にあるだけ。
10軒以上ある温泉宿ではどこでも立ち寄り湯OKなので、
そちらを利用するのもオススメです。