2007年09月29日(土) |
ミャンマー長井さんの姿 |
即死といわれている。 でも、報道されている写真の長井さんの腕、確かに筋肉に力が入って「意志」として撮影し続けている。 今朝この写真を見て、不覚にも、なぜかドッと目から「水」が出た。 彼の「戦場カメラマン」としての思いが、即死であっても、カメラを放さないその姿に凝縮されていてせつなくて悲しくて涙が溢れた。
それにしても、ひどいよなあ。野蛮、野蛮だ。 至近距離で、それも丸腰の人を。 この国もかつてのカンボジア同様、「殺人機械」を養成しているようだ。 長井さん、今治の人。そうか、四国の、愛媛の人か・・・だった。 なおさら身近に感じる。 それにしても、こういう方々の家族って、せつないだろうに、胸張り裂けそうであろうに「見事」と思う。
長井さんが所属していたAPF通信社の代表である山路徹さん、お話をきいたことがある。 彼もまた「いつ死ぬか分からない」といいつつ危険な戦場へたびたび足を運んでいる人だ。 彼の話の中で「やばいところにいくときは、すぐに出せるところに100ドルを入れておく」と聞いたのだ。「100ドルをソッコウでわたせれば、命が買えるときがある」と。 今や世界は金で命は買えないところまで来ている気がする。 今回がいい例だ。 長井さん、丸腰の自分が狙われるとは思ってもいなかったろう。 無念であったろう。 心から、ご冥福を祈りたい。
ミャンマー、大勢の人が亡くなった。 カンボジアのようにならぬことを祈りたい。
朝晩は半袖だと寒く感じるようになった。 去年より寒さが早いようだ。
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