世界お遍路 千夜一夜旅日記

2007年08月06日(月) 菜の花と放射能

今、日本のNPOで、菜の花をチェルノブイリ汚染地域にまいて、放射能除去をする試みが行われようとしているらしい。
菜の花の栄養吸収機能で、地中の放射ぬを吸収し、できた種はバイオ燃料として活用し、汚染されている茎などは、低放射能処理施設に運ぶという。
いいなあ・・・あの黄色くて元気のでる花が、放射能汚染除去に貢献するなんて。そしてまたそこで農業が営めるようになるなんて。
お昼ご飯のあとにひっくり返って読んだ新聞の元気が出る記事だ。
これ、ノーベル平和賞に推薦したいと思うわたし。

今日はヒロシマの日。
みなさん、祈りましたか?
このごろ、寝る前に地球という生命体に祈っている。
「アイしています、どうか、このまま私たちニンゲンをのせていてね。愚かな生きものですが許して下さい。ありがとう」ってね。

8月3週目、マイ夏休みで、韓国に行こうか、出羽三山山登りに行こうか、と思っていたんだけど、何だか出かける気がしなくなった。
地震のせいだ、と思う。
自粛というか、意欲がなくなったというか、まだ余震は絶対にあるから、出かけて帰れないなんてこのなるよりまあここにいた方がいいのかな・・って思っている今日この頃のわたしです。
何となく、不安というか・・・ねえ。
柏崎は、暑くてせつない夏です。
ただ・・・皮肉にもというか、ホテル旅館は工事関係者でにぎわい始めたという。
IAEAが入ったし、壊れた刈羽原発にどんな判断を示すか見守りたい。


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