世界お遍路 千夜一夜旅日記

2007年07月19日(木) いい体験にしたいって・・・東電社長、マサどんにも怒り

東電社長は、知事に通報の遅れや火事についてのお詫びをいいに県庁に行ったときに「これをいい体験として、安全な原発にしていきたい」ということをいったらしい。
新聞によると。
アホか。
いい体験にしたいって、まだ終わっていないんだよ、余震もあり避難所にいる人が4000人だよ。
バカいってんじゃなああい!!
と朝、新聞読みつつ怒った。
ほえてしまったわ。
社長さん、あんたねえ、刈羽原発のそばに自分の家族住まわせてごらんよ。そういう「まるで完了した」のごときこと、いえるか。
原発に「いい体験」ってないでしょ。
消火までの2時間、原発からの黒い煙りにどんなに不安だったか。
まずは、まずは、ただお詫び・・しかないでしょう。
それを「いい体験にして」って、想像力なさ過ぎ。
消火が遅れたのは、どうやら、原発内の道路が波打ってうまく消火機材が動かせなかったらしいとか。
ホントにこわい話だ。
さすがの柏崎市長さんも、「停止命令」をだした。
この人、原発推進派だったはずだから、胸中複雑でしょ。

今日はいい天気。
昼間、おそい昼ご飯のあとに、被災地のようすが知りたくてテレビをつけたら、実に暑そうであった。
でそのライブ映像のあとに、マサどんが愛子さんと電車乗りで社会勉強だって。
はあ・・、この時期にこれって・・・この映像の組み合わせってどうよ。
アンバランスというか、アサッテではあるが、マサどん親子にむかっ腹立てる流れになっているわ。
あんたら乗っている電車の電気、もしかして新潟発よ、と教えてやりたい気分になった。
阪神大震災の時も周囲の反対を押しきって皇太子と中東にいって、ラクダレースを楽しんでいて震災の心配をしなかった人、阪神大震災の被災地へお見舞いにはいるのを渋ったというウワサがある人だから(マサどんは、わたしは地震研究の現場へ行きたい、なんで被災地にいかねばならないのか、といったといわれている。しかし、さすがに周囲に諫められて、渋々入った、確か高価そうなコートを着て、ポケットに手を突っ込んでぼろぼろの三宮あたりをおもしろくなさげな顔で歩いている写真を見た。要するに、人の不幸や悲惨に興味のない、あわれみとか嘆きとかそういう感情の動きがない人なんだわね。自分さえよければいいお方)、だからこういう時に、取材を連れてこういう露出(社会体験)ができる。
愚かなり。
絶対にこの人に、「皇后陛下」ってヤツになってほしくない。


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