世界お遍路 千夜一夜旅日記

2007年02月18日(日) 天津神社

駅発6時42分。直江津で乗り換えて、糸魚川着8時52分。
今日は、諏訪大社の諏訪明神のお母さん設定になっている糸魚川の奴奈川姫(ぬなかわひめ)を祭る奴奈川姫神社と天津神社へ参拝。
ちなみにお父さんは、大国主尊。
出雲からはるばる、姫の美貌のを聞いておいでになったのだそうな。
駅から、10分ほど歩いて市役所の隣の森深いのお社へ。
広い。
それと、なんと拝殿が茅葺きで趣がある。
拝殿に上がって、ゆっくりお参りできるのもいい感じだった。
ちょうど、氏子さんと神主さんがささげモノをしておられた。
社務所で、ご朱印をお願いすると、なんといいですよって、朱印料300円おとりにならない。
あらら。恐縮。
「お参りをちゃんとして下さればいいんですよ」
「はい、おまいりは、たっぷりさせていただきました」
なんだか、おおらかでこういうの、好きだなあ。
まあ、お賽銭を朱印料ほどして、さらにここの4月10日におこなわれる有名な舞楽の絵馬を500円也で購入したから、いいかな。
もともとは、あたし、お守りコレクターなんだけど、時々お守りの代わりに絵馬がいいと絵馬になるのだわ。これがオリジナルだし。
いいお参り、させていただきました。ありがとう。

糸魚川は、フォッサマグナ上にある町。
ヒスイの町でもある。
実は、今日は参拝のあと糸魚川の海岸(ヒスイ海岸といわれている)で、ヒスイ探しをしようと思っていたんだけど、お天気がよくなしで止めた。
代わりに、駅前の「ヒスイ王国館」とかいう壮大な名前の土産物屋さんの1角にあるコーヒーショップの店先で、「薬石」を3コ300円で購入。
水や、花びんにれるといいという石。
これもヒスイ海岸で拾える石で、ネットでは見知っていたが・・お店の人に聞くと、もっとあったかくなってから拾いに来るといいよ、場所まで教えてもらった。
今度は、車でこれるようになりたいな・・・。
10時半過ぎの電車で1駅移動して、姫川沿いにある糸魚川フォッサマグナ温泉ヘ。残念ながら循環だったが、独特の石油臭の塩泉。
源泉は地下1000m位の所からでていて、まさにフォッサマグナの湯、100度くらいあって、いっしょにでてくる天然ガスで、お湯を煮詰めて塩をつくっているんだとか。500円袋を実家と自分用に購入。
施設はそう新しくないんだけど、入湯料1000円ってやや高いと思った。
まあ、たいがいの人は上がって休憩室でごろ寝、またはいるみたいだし、そういう入り方としてはお安いのかもだけど。
姫川はまさに日本を二分する大地溝帯のくぼみに流れる川で、この上流にヒスイやさまざまな鉱物がでるお山がそびえるというわけで。
また、行くよ、春には。

帰りの電車は爆睡状態で夕方四時過ぎに帰宅。
末弟の入浴介助にいったら、甥っ子が、「はい」って「二つのスピカ」の10と11をくれた。
プレゼントだそうな。
ありがとうさん。私の大好きなコミックの新刊である。

ホントは、塾生募集のの広告のことやお便りつくりをしなくてはならないので、今日は家にこもろうか、と思ったんだけど出かけてよかった。
これで切り替えてまたがんばる!


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